飼料作物とは? わかりやすく解説

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しりょう‐さくもつ〔シレウ‐〕【飼料作物】

読み方:しりょうさくもつ

家畜飼料とするために栽培される作物燕麦(えんばく)・ビートなど。


飼料作物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/05 08:36 UTC 版)

牧草地で育っている牧草
飼料作物を馬で運ぶ人

飼料作物(しりょうさくもつ、: forage crop)とは、家畜飼料となる作物。草食性家畜にエサとして与えるために栽培される作物。

単位面積あたりの収量が多いもの、栽培日数が短いものが選ばれる傾向がある。たとえばとうもろこし大豆、青刈作物、牧草など。

米国

アメリカ合衆国で生産は、飼料専用の作物が2019年では8320万トン。そのうち4230万トンはムラサキウマゴヤシ(alfalfa)とそれの混合(alfalfa mixtures)。トウモロコシは、2019年で1億3300万トン。[1]

日本

日本は世界と比較すると牧畜は(北海道を除いて)不振状態。飼料作物の使用量も少ない。おまけにその生産もさらに少量で、日本は飼料穀物のほとんどを輸入に依存している[2]。近年で言うと、毎年約1200万トンを輸入[2]。2017年時点の輸入量を作物の種類別に見ると、とうもろこし1072万トン、大麦97万トン、小麦40万トン、こうりゃん37万トンといった状況[2]

主な輸入元[3]は、米国ブラジルオーストラリアアルゼンチン[2]。日本では飼料でトウモロコシを使用する割合が高いので、特に米国、ブラジルからの輸入量が大きい[2]

日本では北海道を除いて飼料作物の栽培は少量であり、耕地面積も狭い。そんな日本の飼料作物としては、牧草類ではイタリアンライグラスチモシーなど。青刈り類ではアルファルファトウモロコシソルガムなど[4]

脚注




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