緑肥作物
植物体を腐らせずに、そのまま土壌中にすき込んで分解させ、直接または間接的に作物に養分を供給することを目的に作付ける作物。北海道では、えん麦、アブラナ科のキカラシ、ひまわり、青刈りとうもろこし等が緑肥作物として作付けされている。緑肥作物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 16:05 UTC 版)
緑肥として栽培される例として、次の植物がある。マメ科(Fabaceae)、イネ科(Poaceae)の植物が多く見受けられるが、雑草を利用することもある。 マメ科 ウマゴヤシ(Medicago polymorpha)、 ムラサキウマゴヤシ(アルファルファ)(Medicago sativa)もこの仲間。 エビスグサ(決明子、ハブ茶の原料) クロタラリア(Crotalaria) - ピロリジジンアルカロイドのモノクロタリンによる毒性(肝毒性、発がん性)を有し、山羊、牛、馬、豚及家禽に中毒する。 クローバー(Trifolium) セスバニア(ツノクサネム属)(Sesbania) ダイズ(Glycine max) ヘアリーベッチ(Vicia villosa) ベニバナツメクサ(Trifolium incarnatum) ヤハズエンドウ(Vicia sativa subsp. nigra) レンゲソウ(Astragalus sinicus) ルピナス(Lupinus) イネ科 エンバク(Avena sativa) トウモロコシ(Zea mays) ナギナタガヤ ライ麦(Secale cereale) ソルゴー その他 ヒマワリ(Helianthus annuus) マリーゴールド(Tagetes) シロカラシ
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