SHIBUYAの住民たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/11 08:17 UTC 版)
「アイドル天使ようこそようこ」の記事における「SHIBUYAの住民たち」の解説
おもさん 声 - 緒方賢一 ようことサキが居候しているおもちゃ倉庫の管理人。「おもさん」は愛称で本名は不明。とても温厚な子供好きの老齢のおもちゃ職人。久美子も幼い頃にSHIBUYAに迷い込んだ際、彼に出会って助けられている。古くなったおもちゃを新品のように修理するのはお手の物で、おもちゃを見ただけで持ち主がどれだけ幸せかを感じ取ることが出来る。おもちゃの修理の他に自家製アイスクリームを作るのも趣味で、常日頃からみんなが心から幸せになれる美味しいアイスクリームを作るために日々研究している。倉庫の前にアイスクリームショップを開店させるのが夢であり、第20話「夏、私、元気です」で新作のアイスクリームの製造に成功したことで念願のアイスクリームショップ開店の夢を実現させた。 徳大寺 豊(とくだいじ ゆたか) 声 - 松本保典 日本を代表する大財閥「徳大寺コンツェルン」の御曹司で16歳の次男坊。速水亮とは友人で高級車(ポルシェ・964らしきオープンカー)に乗り、常に隣に美女を侍らせている。家の力に頼りがちで何でもお金で解決するタイプだが、ようことサキを陰ながら見守る「あしながおじさん」的な人物でもある。松雄と言う兄がいる。 速水 亮(はやみ りょう) 声 - 関俊彦 「徳大寺コンツェルン」と双璧を成す大財閥「速水財閥」の御曹司で16歳。ようこやサキをSHIBUYAのバー「arisu」に誘った人物。徳大寺豊とは友人の間柄だが、常に一人で行動する孤高なタイプで外国製の高級バイクを乗り回している。豊と同じくようことサキを陰ながら見守っている。喧嘩も強く、ようこサキが暴走族の集団に襲われそうになった時に助けている。濤子と言う姉がいる。 渋谷 長五郎(しぶや ちょうごろう) 声 - 西村知道 SHIBUYAの治安維持や活性を目的とする「SHIBUYA活性会」の会長を務め、治安と平和を守るために子分の安、全、第一を引き連れて毎日のように街を練り歩いている。通称は「渋長」。登録番号は「893」。巨体でドスの効いた野太い声、顔面に深い傷を持ち、強面かつ凶悪面のため、一見怖そうな人物だが、性格は明るくひょうきん。また、正義感が強くて人情味溢れる性格のため人気や人望が厚く、ようこやサキ達SHIBUYA住民や子分からも大変慕われている。ユーモア感もあり、ようこに「ヨッキュン」と言う愛称を付けたのも彼である。SHIBUYAにやって来たようことサキを一目見て気に入り、以降は2人の大きな支えになっている。SHIBUYA生まれ、SHIBUYA育ちの生粋のSHIBUYA住人で、戦争で実の母親と生き別れた過去を持つ。第23話「戦争は知らない」では、戦時中の幼い頃に東京大空襲に遭って空襲から逃げている際にはぐれて生き別れになってしまった母親の真理亜(声 - 麻生美代子)と45年ぶりの再開を果たし、その際に本名が「マコト」であることが明かされている。 安(ヤス) 声 - 山口勝平 全(ゼン) 声 - 小野健一 第一 声 - 山寺宏一 3人とも「SHIBUYA活性会」の会員で親分の渋長とともにSHIBUYAの平和を守っている。3人合わせると「安全第一」になる。 作(さく) 声 - 小野健一 SHIBUYAに住む名ピアニスト・作曲家。普段はバー「arisu」でピアノを引いている。無類の酒好きで、酒を飲んで酔わないと曲が作れない。また、無添加・無農薬の自然栽培のトマトやそのトマトを使ったトマトジュースが大好物で朝の体操の後に欠かさず飲むのを日課としている。普段はのほほんとしているが、良質な曲を作曲する作曲家で芸術家思考が強く、曲に対するプライドが非常に高い。故にプロダクションに所属するアイドル歌手を快く思わず「ビニールハウスの即席トマト」と軽蔑して毛嫌いしており、気に入った歌手にしか曲を作らないためか滅多に曲を作らず「作曲家の化石」と呼ばれている。最初にようこと出会った時は良好な関係だったが、原田の説明でプロダクションに入っていることを知るやいなや激怒し一時は険悪な関係になった。しかし、代々木公園でリチャード(声 - 沢木郁也)が演奏する曲をようこが歌い、全ての生き物に心が通じるようこの歌声を偶然聞いた事でようこに対する印象を改め、曲を提供した。 蔵人(クロード) 声 - 山寺宏一 フランス人画家の祖父を家系に持つクオーターで、インディーズバンド「メガフォース」のボーカルを務める青年。表向きはSHIBUYAのライブハウスでバンド活動をする傍ら、かつて祖父が描いた「赤い顔の女」の贋作を強欲な資産家の宝田(声 - 飯塚昭三)が手に入れて悪用しようとしていることを知り、それを阻止するため裏では祖父の贋作を宝田から盗み出すための泥棒をしている。盗みに失敗して宝田の屋敷から逃走する最中にようこと出会い、共感を受けたようこと仲間たちの協力を経て宝田にトラップを仕掛け、手薄になった宝田の屋敷にようこと共に再度忍び込む。当初は祖父の描いた贋作のみを盗む予定であったが、ようこの機転で監視カメラの映像を遮る事ができ、本物の「赤い顔の女」も手に入れることに成功した。なお、彼の持ち歌である「クレッセント・ハーツ」は山寺ではなく戸張寛之が歌っている。
※この「SHIBUYAの住民たち」の解説は、「アイドル天使ようこそようこ」の解説の一部です。
「SHIBUYAの住民たち」を含む「アイドル天使ようこそようこ」の記事については、「アイドル天使ようこそようこ」の概要を参照ください。
- SHIBUYAの住民たちのページへのリンク