Firefox 3.6
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「Mozilla Firefoxのバージョンの変遷」の記事における「Firefox 3.6」の解説
コードネームはNamoroka(マダガスカルにあるナモロカ国立公園に由来)。2010年1月21日に公開され、2012年4月23日をもってサポートが終了した。 第三者により公開されているプラグインのアップデートの確認が可能になった。簡単にテーマ変更できる軽量テーマのPersonasのサポート。旧バージョンでも動作はしていたが、このバージョンよりWindows 7を正式にサポートした。HTML5やCSS3などの仕様への対応も行われ、HTML5 File APIなどに新しく対応した。また、Mozillaも中心となって開発したダウンロード型のウェブ用フォントWeb Open Font Formatに対応した。 Lorentz コードネーム Lorentz(インドネシアのロレンツ国立公園に由来)と呼ぶFirefox 3.7が計画された。コードネーム Electrolysisと呼ぶプラグインのプロセス分離 (Out-of-Process plug-ins; OOPP)、続いてコンテンツ処理とユーザーインターフェイスのプロセス分離、その後にブラウザ タブのプロセス分離などが検討された。 後に計画は後退し、OOPPを除くすべての計画は白紙となり、成果を組み入れるタイミングは曲折があったものの、最終的に大幅な変更が必要であったMac OS X用を除き、Firefox 3.6.4で組み込まれた。Mac OS X版でのOOPP実装と、それ以外の計画は次のメジャーアップデートに持ち越された。 バージョンリリース日 (PDT/PST)備考3.6 Alpha 1 2009年8月7日 3.6 Beta 1 2009年10月30日 初の Beta リリース。リリースまでに5つのベータ版、2つのリリース候補版がリリースされた。 3.6 2010年1月21日 初版。脆弱性の修正、安定性の向上 3.6.2 2010年3月22日 脆弱性の修正、安定性の向上 3.6.3 2010年4月1日 脆弱性の修正 3.6.4 2010年6月22日 脆弱性の修正、安定性の向上プラグインのプロセス分離機能の追加(Windows 版と Linux 版のみ) 3.6.6 2010年6月26日 プラグインのクラッシュ防止機能の修正、プラグイン終了前の応答待ち時間の延長 3.6.7 2010年7月20日 脆弱性の修正、安定性の向上 3.6.8 2010年7月23日 脆弱性の修正、安定性の向上 3.6.9 2010年9月7日 脆弱性の修正、安定性の向上HTTP レスポンス ヘッダー X-FRAME-OPTIONS に対応 3.6.10 2010年9月15日 安定性の向上 3.6.11 2010年10月19日 脆弱性の修正、安定性の向上 3.6.12 2010年10月27日 脆弱性の修正 3.6.13 2010年12月9日 脆弱性の修正、安定性の向上 3.6.14 2011年3月1日 脆弱性の修正、安定性の向上 3.6.15 2011年3月4日 バージョン 3.6.14 で幾つかの Java アプレットの読み込みができない問題の修正 3.6.16 2011年3月22日 不正な SSL 証明書をブラックリストに追加 3.6.17 2011年4月28日 脆弱性の修正、安定性の向上 3.6.18 2011年6月21日 脆弱性の修正、安定性の向上 3.6.19 2011年7月11日 安定性の向上 3.6.20 2011年8月16日 脆弱性の修正 3.6.21 2011年8月30日 DigiNotar社のルート証明書を無効化 3.6.22 2011年9月6日 証明書の信頼例外を削除 3.6.23 2011年9月27日 脆弱性の修正、安定性の向上 3.6.24 2011年11月8日 脆弱性の修正、安定性の向上 3.6.25 2011年12月20日 脆弱性の修正 3.6.26 2012年1月31日 脆弱性の修正 3.6.27 2012年2月16日 脆弱性の修正 3.6.28 2012年3月13日 脆弱性の修正、安定性の向上
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Firefox 36
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2015年2月24日にリリースされ、Firefox 37 のリリースをもってサポートが終了した。 新規タブページでピン止めしたタイルを Firefox Sync で同期できるようになった HTTP/2 をサポート ウズベク語 [uz] がロケールに追加された -remote オプションが削除された 安全ではない RC4 暗号を受け付けなくなった 長さが 1024 bit の RSA暗号鍵を段階的に廃止することとなった 終了時に動作を停止した場合、プログラムを終了させる前にクラッシュレポータを表示させるようになった アドオンの互換性を損なう変更が行われた ECMAScript 6 のデータ型である Symbol をサポート CSS の unicode-range が実装された CSSOM-View のスクロールが実装された object-fit と object-position が実装された CSS の isolation属性が実装された CSS3 の will-change 属性が実装された 'const' の意味が ECMAScript 6 の仕様を満たすように変更された ECMAScript 6 の generator のパフォーマンスが改善 デバッガで Eval sources を利用できるようになった DOM Promise を調査できるようになった インスペクタ:HTML ツリー上での貼り付け方式が増えた CSS のグラデーションの計算がアルファ乗算済みの色空間上で行われるようになった Facebook や Google から意図せずログアウトされる不具合を修正 バージョンリリース日 (PDT/PST)備考Nightly 36.0a1 2014年10月14日 最初の Nightly リリース Developer Edition 36.0a2 2014年12月5日 最初の Developer Edition リリース 36.0 Beta 1 2015年1月15日 最初の Beta リリース、その後 Beta 10および リリース候補版までリリースされた 36.0 2015年2月24日 正式版 リリース 36.0.1 2015年3月5日 名前解決を行う際に問い合わせ種別 ANY を利用しなくなった。EMET に起因して起動時にクラッシュことがある不具合を修正。Firefox を再起動するまで Hello が利用できなくなることがある不具合を修正。印刷設定が保存されないことがある不具合を修正。Hello の連絡先タブが表示されない場合がある不具合を修正。ホスト名にアンダースコア ("_") が含まれている場合、正しく処理が行われない場合があった不具合を修正。Canvas2d 利用時に WebGL が非常に多くのメモリを消費する場合があった不具合を修正。削除された -remote オプションが利用できるようになった。起動時にクラッシュする場合がある不具合を修正 36.0.3 2015年3月20日 HP Zero Day Initiative's Pwn2Own contestにおいて明らかにされた脆弱性の修正 36.0.4 2015年3月21日 HP Zero Day Initiative's Pwn2Own contestにおいて明らかにされた脆弱性の修正
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