Firefox 31 (ESR)
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「Mozilla Firefoxのバージョンの変遷」の記事における「Firefox 31 (ESR)」の解説
2014年7月22日にリリースされ、Firefox 32 のリリースをもってサポートが終了した。法人向け延長サポート版 (ESR) は54週間にわたりサポートされ、Firefox 40のリリースをもって終了した。 新しく開いたタブに検索欄が追加された mozilla::pkix が標準の証明書検証器となった ダウンロードされたファイル中のマルウェアがブロックされるようになった OpenType MATH table の一部分が実装された Windows: アプリケーションが設定されていない場合、Firefox が ogg ファイルがの再生および pdf ファイルの表示を行うようになった capability.policy.* を利用してサイト特有の許可設定を行う CAPS が削除された。checkloaduri は唯一の例外として、以前と同様、file:// URL からのロードの許可のために利用できる 日本語ロケール:検索エンジンに Bing が追加された WebVTT が実装され、利用できるようになった CSS variables が実装された 開発ツール:アドオンデバッガが利用できるようになった 開発ツール:Canvas デバッガが利用できるようになった Array.prototype.fill() が利用できるようになった Object.setPrototypeOf() が利用できるようになった CSP 1.1 の nonce-source と hash-source が標準で利用できるようになった 開発ツール:カラーピッカーにスポイトが追加された 開発ツール:表示されているボックスモデル中の数値を編集できるようになった 開発ツール:エディタにさまざまな機能が追加された 開発ツール:コンソールにスタックトレースが表示できるようになった 開発ツール:cURL 形式でコピーできるようになった 開発ツール:コンソールにログをスタイル付きで出力できるようになった navigator.sendBeacon が標準で利用できるようになった onbeforeunload イベントで生成されたダイアログが、ブラウザの他の部分へのアクセスをブロックしなくなった 部分的に選択されたリンクテキストを利用したコンテキストメニューからの検索に関する不具合を修正 バージョンリリース日 (PDT/PST)備考Nightly 31.0a1 2014年3月18日 最初のNightly アルファ版 リリース Aurora 31.0a2 2014年5月2日 最初の Aurora リリース 31.0 Beta 1 2014年6月12日 最初の Beta リリース、その後 Beta 9および リリース候補版までリリースされた 31.0ESR 31.0 2014年7月22日 正式版 リリース ESR 31.1.0 2014年9月2日 脆弱性の修正 ESR 31.1.1 2014年9月24日 脆弱性の修正 ESR 31.2.0 2014年10月14日 mozilla::pkix の無効な証明書に関する不具合を修正。p < q の場合、RSA 秘密鍵のインポートに失敗する不具合を修正。脆弱性の修正 ESR 31.3.0 2014年12月1日 @ JS::Handle::operator JSObject* const&() が起動時にクラッシュする不具合を修正。アドオンマネージャが断続的に mochitest(ブラウザテストの一種)に失敗する不具合を修正。Yosemite 上で mochitest を実行すると、Bad CPU type in executable と出力されテストに失敗する不具合を修正。Mac OS 10.10 で nsChildView.mm のビルドに失敗する不具合を修正。いくつかの x86 CPU で CPU の機能を誤って検出することがある不具合を修正。Yosemite 上のビルドエラーを修正。XMLHttpRequest.send({}) が送信されてしまう不具合を修正。脆弱性の修正 ESR 31.4.0 2015年1月13日 脆弱性の修正 ESR 31.5.0 2015年2月24日 脆弱性の修正 ESR 31.5.2 2015年3月20日 HP Zero Day Initiative's Pwn2Own contestにおいて明らかにされた脆弱性の修正 ESR 31.5.3 2015年3月21日 HP Zero Day Initiative's Pwn2Own contestにおいて明らかにされた脆弱性の修正 ESR 31.6.0 2015年3月31日 脆弱性の修正 ESR 31.7.0 2015年5月12日 脆弱性の修正 ESR 31.8.0 2015年7月2日 脆弱性の修正
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