7700系とは? わかりやすく解説

7700系 モハ7700形(7701・7702・7703)クハ7900形(7901・7902・7903)

東京急行電鉄7700系は昭和37年アメリカバット社との技術提携により誕生した日本初オールステンレス7000系昭和62年車体・台車更新冷房化VVVFインバータ装置改造施した車両です。7000系自体昭和41年までに合計134両が製造され東急線の主力車両として活躍し東急イメージアップ大きく貢献しました。しかし、大型20m車の登場と共に主役の座を譲り昭和62年からは7700系への改造同時に廃車始まり弘南鉄道福島交通秩父鉄道北陸鉄道水間鉄道などの中小各社譲渡され活躍続け一方東急でも平成12年3月まで活躍しました以後7000系改造車である7700系は、多摩川・池上線活躍続けてます。なお、十鉄譲渡された7700系は平成12年8月目蒲線目黒・多摩川線への運転系統変更に伴い余剰となった車両で、7700系として初の地方譲渡となりました譲渡当たって運賃箱・運賃表などワンマン設備設置車椅子スペース新設などの改造東横車輌製造の手によって施されています。
モハ7700形クハ7900形
長さ18000mm長さ18000mm
高さ4000mm高さ3880mm
2800mm2800mm
自重34.2t自重29.8t
定員122人(座席44人)定員120人(座席48人)
主電動機TKM-86A 170kw×4制御装置総括制御
駆動方式平行カルダンタワミ板継手駆動方式なし
制御装置ATR-H4170-RG617A 可変電圧可変周波数パルス変調方式制御装置なし
ブレーキ装置電気指令式電磁直通ブレーキ及び保安ブレーキブレーキ装置電気指令式電磁直通ブレーキ及び保安ブレーキ
台車形式TS-832台車形式TS-835
製造所東急車輛製造製造所東急車輛製造
製造年 モハ7701 昭和41年2月
モハ7702 昭和37年7月
モハ7703 昭和38年8月
製造年 クハ7901 昭和41年2月
クハ7902 昭和37年7月
クハ7903 昭和38年8月
改造年月 モハ7701 昭和62年
モハ7702 昭和63年
モハ7703 平成2年
改造年月 クハ7901 昭和62年
クハ7902 昭和63年
クハ7903 平成2年
所有者 東京急行電鉄
デハ7704→モハ7701
デハ7709→モハ7702
デハ7711→モハ7703
所有者 東京急行電鉄
クハ7904→クハ7901
クハ7909→クハ7902
クハ7911→クハ7903
十鉄営業開始平成14年9月22日十鉄営業開始平成14年9月22日

7700系

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 10:40 UTC 版)

北陸鉄道8000系電車」の記事における「7700系」の解説

もとは京王3000系11編成両端クハで、車体外観8900番台とほぼ同一である。また、分散型冷房装置搭載する車両であること、電動車に際して連結寄り冷房装置を1基撤去し空いたスペースパンタグラフ新設したこと、ワンマン運転関連機器新規搭載したこと等も8000系と同様であった石川線架線電圧は600Vであることから、主要機器そのまま移設搭載した8000系とは異なり電装品はそのほとんどが換装され、7000系と同様1M1T編成化された。制御器はCS20A型、主電動機日立製作所製HS836Frb(MT54)型、台車モハ7700形住友金属工業製FS342型、クハ7710形はDT21T型といずれも西武鉄道および東日本旅客鉄道JR東日本)からの廃車発生品で揃えられ、7000系との仕様統一図られた。ただし補助電源静止形インバータ新製され、クハ7710形に搭載されている。また、新設されパンタグラフ台座通常形状のものとされ、8000系のような背高形状はなっていない。 車体関連では8000系8903編成同様に正面窓下通風口廃止されたことに加え8000系では前照灯周りクリーム色塗りわけられていたが、本系列ではオレンジ一色とされたこと、正面排雪器が7000系同一形状のものとされたことが主な相違点である。その他、種車製造年次の相違から、客用扉窓の支持方法8900番台のHゴムタイプに対し本系列では押さえタイプとなっている。なお、半自動扉扱い車外スイッチ本系列では各車の運転室直後の扉に設置されている。 本系列は2007年平成19年2月より営業運転開始し7000系と共通運用で使用されている。 2019年平成31年2月6日より、シングルアームパンタグラフ更新されている。 シングルアームパンタグラフ 7701のFS342台車 7711のDT21T台車

※この「7700系」の解説は、「北陸鉄道8000系電車」の解説の一部です。
「7700系」を含む「北陸鉄道8000系電車」の記事については、「北陸鉄道8000系電車」の概要を参照ください。


7700系

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 06:05 UTC 版)

シマノ・デュラエース」の記事における「7700系」の解説

リア9段変速となった。7400系デュラエースでは軽量化より剛性優先されていたが、7700系は軽量化と高剛性両立させることを目指し開発された。その一部として、ホローテッククランクが開発された。 2000年行われたマイナーチェンジで、製品ラインナップ中に完組ホイール等が追加された。 従来製品ネジ類はほぼ全てクロムめっきだったのに対し、7700系では軽合金化・SUS化・ニッケルめっき施工など、材質表面処理変えることによって防錆性を向上させている。 鏡面仕上げ追究してロゴ25付加したジュラルミンケース入り25th Anniversary modelSHIMANOロゴ入りPro Specモデル限定発売されたのもこのモデルである。 また、メーカーオリジナルオプションとして、チェーンリング固定ボルトのカラータイプが発売された。

※この「7700系」の解説は、「シマノ・デュラエース」の解説の一部です。
「7700系」を含む「シマノ・デュラエース」の記事については、「シマノ・デュラエース」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「7700系」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「7700系」の関連用語

7700系のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



7700系のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
十和田観光電鉄十和田観光電鉄
Copyright (C) 2024 十和田観光電鉄 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの北陸鉄道8000系電車 (改訂履歴)、シマノ・デュラエース (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS