8900番台(コキ8900-コキ8939)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 08:22 UTC 版)
「国鉄コキ5500形貨車」の記事における「8900番台(コキ8900-コキ8939)」の解説
1970年(昭和45年)汽車製造にて製作の、本形式の最終グループである。後期型を基本に、10 t (20 ft) コンテナを積載可能とした車両である。緊締装置は車体前後に 10 t 用を合計2組、車体中央に 5 t 用を1組装備する。同様の目的で製作されたコキ19000形と異なり床面高さを下げていないため、コンテナの積載位置は前から「10 t - 5 t - 10 t」の組合せに限られる。 隅田川 - 西岡山間の「山陽ライナー」に運用する目的で製作され、海上コンテナ専用コンテナ車コキ1000形との併結で運用されたが、翌1971年(昭和46年)のコキ50000系投入に伴い、5 t (12 ft) コンテナ4個積に改造され一般の用途に転用された。
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