8912号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 00:23 UTC 版)
2万人の「妹達」の中で最初に「外部研修」に出された個体。本人の番号は作中には出ていないが、彼女の1つ前の8911号までが屋内での「実験」で一方通行に殺害された事を布束が話していた事から彼女が8912号である事が分かる。研究室の屋内から屋上に出る前に布束からミルクティーをもらい、テスタメントで知った味との違いに興味を持つ。そしてミルクティーを飲んだ後、布束と共にエレベーターで屋上に上がる。そして眩しい太陽、その暖かさ、優しく吹き抜ける風、研究施設の外の空気を初めて感じ、「世界とは、こんなにも眩しいものだったのですね。」と言い、布束に大きな衝撃を与える。そして彼女のその言葉で布束はクローンである「妹達」を単なる「作り物」とは思えなくなり、布束はその後、実験の妨害をするようになった。
※この「8912号」の解説は、「妹達」の解説の一部です。
「8912号」を含む「妹達」の記事については、「妹達」の概要を参照ください。
- 8912号のページへのリンク