ケイミベア【ケイミベア】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8912号 |
登録年月日 | 2001年 3月 19日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ケイミベア よみ:ケイミベア |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 齋藤實 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「サバベアー」の枝変わりであり、花序のタイプは散房花序、花は明橙色で丸弁、カップ咲、かなり弱香の中輪となる花壇向きの品種である。樹形はつる性、株立はやや叢生、樹高は極高である。とげの形は下部えぐれ形、長さ及び基部の幅は中、色は紅紫、数は枝基部はやや多、枝中央部はかなり少、花柄は無である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数は中、本葉の長さはやや長、幅は狭である。新葉の色は緑褐、光沢は中、本葉の色は緑、光沢及び厚さは中、硬さはやや硬である。花序のタイプは散房花序、蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲、花径及び高さは中、花弁表面の色は明橙(JHS カラーチャート1304)、裏面の色は浅橙(同1303)である。花色の移行性は有、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さはやや薄、硬さは中、数は30~34、一茎の花数は2~5、花の香りはかなり弱である。枝の長さは短、太さはやや細、新しょうの色は紅紫、開花枝の色は緑褐、開花時期は中である。「サバベアー」と比較して、樹形がつる性であること、本葉が長いこと、「ジャックタン」と比較して、花弁表面の色が明橙であること、花弁裏面の色が浅橙であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に育成者の温室(千葉県印旛郡富里町)において、「サバベアー」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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