ケイリネア【ケイリネア】(観賞樹)
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登録番号 | 第14264号 |
登録年月日 | 2006年 3月 24日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ケイリネア よみ:ケイリネア |
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品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 武内俊介 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「インタープリンス」に「タンパーフリー」を交配して育成されたものであり、花の着き方はスプレータイプ、花は淡紫ピンク色で半剣弁、カップ咲、香りは中の小輪となる切花向きの品種である。生育習性は叢生、樹高は中、花の着き方はスプレータイプである。新梢のアントシアニン着色の程度は中、とげの有無は有、下側の形は平、色は緑褐、長いとげの数はやや少である。葉の長さは中、幅は狭、緑の色合いはやや淡、表面の光沢は弱、先端小葉の形は卵形、葉身長はやや短、葉身幅はやや狭、基部の形は円形、先端の形は鋭形である。花蕾縦断面の形は円形、花形Ⅰは八重、花形Ⅱはカップ咲、多芯の有無は無、花弁枚数はやや少、花径は小、上から見た形は円形、上部側面の形はやや凸、香りは中である。花弁の長さはかなり短、幅はかなり狭、表面中央部及び縁部の色は淡紫ピンク(JHS カラーチャート9702)、基部の目の有無は有、目の大きさはかなり小、目の色は鮮紫ピンク(同9705)、模様の有無は無、裏面中央部及び縁部の色は淡紫ピンク(同9702)、模様の有無は無である。花色の移行性は無、花弁の縁の反転は中、波打ちは弱、タイプは半剣弁、全体の形は円形である。開花始めの時期は中、開花習性は四季咲である。「ケイスピミ」と比較して、新梢のアントシアニン着色の程度が強いこと、花弁のタイプが半剣弁であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に出願者の温室(千葉県佐原市)において、「インタープリンス」に「タンパーフリー」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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