ケイヨシピンク【ケイヨシピンク】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7424号 |
登録年月日 | 1999年 9月 6日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ケイヨシピンク よみ:ケイヨシピンク |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 吉田弘司 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ルイミレッド」の枝変わりであり,花序のタイプは散房花序,花は明赤紫色で丸弁,カップ咲,無香の小輪となる鉢物及び花壇向きの品種である。樹形は半直立性,株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形,長さはやや短,基部の幅は狭,色は紅紫,数は枝基部及び枝中央部はかなり多,花柄は無である。小葉全体の形は卵形,小葉の枚数は少,本葉の長さはやや短,幅はかなり狭である。新葉の色は緑褐,光沢は中,本葉の色は緑,光沢は中,厚さは厚,硬さはやや軟である。花序のタイプは散房花序,蕾の形はつぼ形である。花形はカップ咲,花径は小,高さは低,花弁表面の色は明赤紫(JHS カラーチャート9506),裏面の色は鮮紫ピンク(同9505)である。花色の移行性は無,花弁のタイプは丸弁,全体の形は狭楕円形,厚さは薄,硬さは軟,数は40~59,一茎の花数は11~20,花の香りは無である。枝の長さはかなり短,太さは細,新しょうの色及び開花枝の色は緑褐,開花時期は中である。「ルイミレッド」と比較して,とげの数が枝基部及び枝中央部で多いこと,花弁表側の色が明赤紫であること,花弁全体の形が狭楕円形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成7年に育成者の農場(埼玉県鴻巣市)において,「ルイミレッド」の枝変わりを発見,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,その特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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