6・7次車(3828 - 3848編成)
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「京成3700形電車」の記事における「6・7次車(3828 - 3848編成)」の解説
2000年(平成12年)1月に落成した3828編成と同年2月に落成した3838編成は、ともに6次車としてこれまでにないマイナーチェンジを行った。本形式としては初の6両固定編成で落成し、千葉線や千原線での運用も可能になった。 5次車までの車両との相違点は下記の通りである。 前部標識灯を左右上部に配置し、急行灯は後部標識灯と縦並びにして腰部左右に配置。 正面運行番号表示器をマグサイン方式からLED方式に変更。 踏切事故対策として運転台・車掌台骨組みの強化。 連結部に転落防止幌を設置したのに伴い、妻窓を廃止。 戸閉装置(ドアエンジン)に「戸閉力弱め制御機能」(閉扉後6秒間は戸閉め押さえ力を弱め、旅客の戸挟み逸走事故を防止する機能。開放スイッチ装備)付きのものを新規採用。このため、それまでの1 - 5次車とは扉開閉の動作音も異なる。 側扉窓の押さえ金具を、車内側平滑化のため内ばめから外ばめに変更し戸袋巻き込み事故防止を図り、合わせて扉からの隙間風防止のために戸袋内に隙間風防止ゴムを取り付け。 座席端の袖仕切りを大型仕切り板化。車椅子スペース横の座席下に暖房器を増設。 室内の座席はオレンジ色模様入りの硬調個別シートから、1999年(平成11年)11月以降出場した3500形更新車で実績のあるラベンダー模様入りの軟調個別シートに変更した。 連結面貫通扉の窓が大型化され、乗務員仕切り扉と共に化粧板仕上げになった。 車両機器面では主制御器、主電動機は大きな変更はされていないが、以下の点で変更がある。 台車は1 - 5次車を基本としながら、泥除けを車体側に移設して側梁の簡素化、さらにユニットブレーキの採用で軽量化したFS-547A・FS-047A形となった。 基礎ブレーキをユニットブレーキに変更(前述)。車輪の滑走を防止するため、回生ブレーキ機能を持たない付随車に滑走防止制御装置を新設した。 パンタグラフは下枠交差式から3500形更新車で実績のあるシングルアーム式に変更。 補助電源装置をIGBT素子を使用した静止形インバータ(SIV)(東芝製・INV-094-P0形・容量150kVA・三相交流440V出力)に変更した。 冷房装置は補助電源装置の変更に伴い、インバータ制御式から、三相交流440Vを電源とする稼働率制御方式(ON/OFF制御式)に変更した。また、装置は能力を20,000kcal/hに高めたCU-717形・RPU-6016形に変更し、1両あたり46.5 kW(40,000kcal/h)に増強した。 空気圧縮機は補助電源装置の変更に伴い、駆動方式を直流600V電源によるインバータ方式から、三相交流440V電源による接触器方式とした。 2001年(平成13年)1月に6次車とほぼ同仕様で7次車の3848編成が8両固定編成で落成した。これにより、2001年春をもってリース車以外の3150形が全廃された。 前部標識灯や後部標識灯の意匠が変更された6次車(3828編成)(2013年6月4日 京成小岩駅) 7次車(3848編成)(2021年3月23日 宗吾参道駅 - 京成酒々井駅間)
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6・7次車
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0系16 - 20次車置き換え用として、6次車として1989年4月から9月にかけて5編成80両(G16 - G20編成)が、7次車として1989年7月から1990年3月にかけて11編成176両(G21 - G31編成)が落成した。 普通車座席に足掛けとバケット形状の座席が採用され、カフェテリア通路部分のポールの本数が5本から4本に減らされている。また、東海道区間のATき電化への準備としてパンタカバー設置と特高圧引き通し準備工事が施された。
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