制御機能
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「ISO/IEC 2022」の記事における「制御機能」の解説
表2 ISO/IEC 2022 の制御機能 (抜粋)制御文字またはエスケープシーケンス説明略号 指示01/11 02/01 I Ft C0への制御機能集合の指示 (呼び出しを含む) CZD 01/11 02/02 I Ft C1への制御機能集合の指示 (呼び出しを含む) C1D 01/11 02/08 I Ft G0への94文字集合の指示 GZD4 01/11 02/09 I Ft G1への94文字集合の指示 G1D4 01/11 02/10 I Ft G2への94文字集合の指示 G2D4 01/11 02/11 I Ft G3への94文字集合の指示 G3D4 01/11 02/13 I Ft G1への96文字集合の指示 G1D6 01/11 02/14 I Ft G2への96文字集合の指示 G2D6 01/11 02/15 I Ft G3への96文字集合の指示 G3D6 01/11 02/04 02/08 Ft G0への94n文字集合の指示 GZDM4 01/11 02/04 02/09 Ft G1への94n文字集合の指示 G1DM4 01/11 02/04 02/10 Ft G2への94n文字集合の指示 G2DM4 01/11 02/04 02/11 Ft G3への94n文字集合の指示 G3DM4 01/11 02/04 02/13 Ft G1への96n文字集合の指示 G1DM6 01/11 02/04 02/14 Ft G2への96n文字集合の指示 G2DM6 01/11 02/04 02/15 Ft G3への96n文字集合の指示 G3DM6 01/11 02/05 I Ft 他の符号化システムの指示 DOCS 01/11 02/06 F 文字集合の改訂番号の識別 IRR 呼び出し (シフト)00/15 GL領域へのG0の呼び出し SI 00/15 GL領域へのG0の呼び出し LS0 00/14 GL領域へのG1の呼び出し SO 00/14 GL領域へのG1の呼び出し LS1 01/11 06/14 GL領域へのG2の呼び出し LS2 01/11 06/15 GL領域へのG3の呼び出し LS3 01/11 07/14 GR領域へのG1の呼び出し LS1R 01/11 07/13 GR領域へのG2の呼び出し LS2R 01/11 07/12 GR領域へのG3の呼び出し LS3R 01/11 04/14または08/14 GL領域またはGR領域へのG2の1文字限りの呼び出し (シングルシフト) SS2 01/11 04/15または08/15 GL領域またはGR領域へのG3の1文字限りの呼び出し (シングルシフト) SS3 アナウンス01/11 02/00 F アナウンス機能 ACS JIS X 0202:1998 および JIS X 0211-1994 を元に作成。 符号表上の文字の位置を行と列で示す。たとえば 01/11 (ESCAPE) は16進数値では 1B にあたる。また、Ft または I Ft は、ISOの文字集合国際登録簿への登録によって割り当てられたエスケープシーケンスの終端バイト (および第2中間バイト) を表す。 a ただし、Ftバイト が 04/00、04/01、04/02 の場合は 02/08 を省略する。これは具体的には、JISC C 6226-1978 (JIS X 0208 の第一次規格)、GB 2312-80、JIS C 6226-1983 (同第二次規格) の文字集合を指示する場合である。 b Fバイトで、直後の指示機能で指示される文字集合の改訂番号を識別する。 c 7ビット符号でのみ用いる。 d 8ビット符号でのみ用いる。 e 7ビット符号ではエスケープシーケンスを使う。8ビット符号ではC1制御文字を使うこともできる。 f Fバイトによって、利用する機能を指定する。 複数の文字集合を表現するために、ISO/IEC 2022の文字符号化方式は、符号の性質や扱う文字集合を指定するための制御機能を含んでいる。制御機能の表現には、7ビット符号ではC0制御文字のほか、ESCAPE制御文字(01/11。十六進数の1B、十進数の27)で始まる2バイトないし4バイトからなるエスケープシーケンスを用いる。8ビット符号ではさらに、C1 制御文字も用いる。この文字符号化方式では、データの正しい解釈が最後に出現した制御機能に依存するため、データを先頭から順番に処理する必要がある。#表2に、ISO/IEC 2022 の制御機能の一部を示す。
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