風間 仁(かざま じん)[Jin Kazama]
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「鉄拳の登場人物」の記事における「風間 仁(かざま じん)[Jin Kazama]」の解説
キャッチコピー:運命の稲妻 格闘スタイル:三島流喧嘩空手改・母から教わった風間流護身術・自己流(鉄拳3、鉄拳TT)、空手(鉄拳4以降) 国籍:日本 登場:鉄拳3以降全作、パチスロ鉄拳R、X、パチンコCR鉄拳、パチスロ鉄拳2nd、パチスロ鉄拳3rd 声:千葉一伸 / ダレン・ダニエルズ(鉄拳 BLOOD VENGEANCE(英語版))/ ブラッド・スウェイル(ストリートファイター X 鉄拳(英語版)) 鉄拳シリーズの『鉄拳3』以降の主人公。『鉄拳7』では主人公ではないがメインストーリーである「The Mishima Saga」にも登場している。 デビルの力を持つ三島一八と、デビルの力を浄化する力を持つ風間準の間に生まれた。一八と違いデビルと完全に融合していない。 第2回大会の後、屋久島の自然の中で母と共に育つ。格闘術は母から護身術程度にしか教わっていなかったため、闘神に襲われた際は母を守ることができなかった。これをきっかけに自分の祖父に当たる三島平八に師事し、闘神を倒すべく鉄拳大会に参加(『鉄拳3』)。大会決勝で現れた闘神を倒すが、直後に平八の裏切りにより致命傷を負わされたことがきっかけでデビル化し、彼らをなぎ倒して行方をくらます。それ以降自らに眠るデビルと三島の血も三島家の格闘スタイルも全てを憎悪するようになり、忌まわしい過去と決別するために三島の技を捨て去り、オーストラリア・ブリスベンで正統派空手道の修行を重ね、三島家の悪しき血を滅ぼすために大会に参加(『鉄拳4』)。大会後に一八と平八を倒し、去ったが、デビル因子の影響により自我崩壊の危機に陥り、もう正気でいられる時間は長くないと悟り、全ての元凶を絶つため再び大会に参加した(『鉄拳5』)。その第5回大会で曽祖父の三島仁八を倒し、三島財閥の頭首となる。その後、鉄拳衆を使って世界中で戦争を起こし、世界を混沌の渦に巻き込む。しかし三島財閥に対抗する勢力が現れ、その先鋒が一八が操るG社であると情報をつかみ、自らの首に報奨金がかかるのを見計らったかのように第6回大会の開催を発表する。戦争を起こした理由は一八と仁の接触により復活したアザゼルを倒し世界を滅亡から救うためにあり、そのためには負のエネルギーを溜め精神体の状態のアザゼルを実体化させる必要があった。最後はアザゼルと共に消滅することを望み相打ちとなり、砂漠に埋もれていたところをレイヴン率いる諜報機関に見つかり回収される(『鉄拳6』)。その後、公には「失踪」したとされ、三島財閥頭首には平八が出戻る形で再三返り咲くこととなった。国連本部へとヘリで護送される途中、デビル化して逃走。放浪の末、中東のとある街で国連軍の追跡部隊に捕縛されかけたところをラースに助けられ、彼とその後援者であるリーの手で、ヴァイオレットシステムズ社の一施設に昏睡状態のまま匿われる。その後、ニーナ率いる鉄拳衆の急襲部隊の攻撃を受けて攫われかけるも、ラース、アリサ、リーらの尽力で阻止され、その後は別の施設へと移される。そして平八の死後、一八率いるG社の脅威がさらに広がりつつある中で意識を取り戻し、罪の償いのためにも一八をこの手で殺すことを誓う(『鉄拳7』)。 年齢は初登場の『鉄拳3』で19歳。『鉄拳4』〜『鉄拳7』で21歳。血液型はAB型。身長180cm、体重75kg。風間飛鳥とは従兄妹同士だが面識はない模様。『鉄拳6』以降、風間飛鳥の方は仁が親戚であると知っている。 『鉄拳3』と『鉄拳TT』では、「父である一八と母である準の技プラスα」というキャラクターだったが、『鉄拳4』より格闘スタイルが変更されてからは一八との差別化が図られた。これは、いわゆるコンパチキャラクターの排除が目的で行われたものである。この格闘スタイル変更により三島流喧嘩空手と風間流護身術の各固有技が大幅に削除され、オリジナルの新技に置き換えられた。 初登場の『鉄拳3』から『鉄拳5』までの仁のエンディングが続編につながっているため、『鉄拳3』以降は主人公として扱われている。 三島家に対する強い憎しみと復讐心ゆえ、手段を選ばない冷酷な一面も垣間見せるが、『鉄拳4』ではファランの挑戦を受けても「理由がない」と言って戦おうとしないなど、根は好戦的ではない(最終的に戦うことになった)。 『鉄拳 BLOOD VENGEANCE』ではキーパーソンである神谷真と旧知の間柄。デビル化した一八を、自身もデビル化し倒す。京都城の霊力を自身のものとした平八には苦戦するが、アリサの協力もあり勝利し、シャオユウが自分を倒しに来るのを待っていると告げ去る。最後はThe king of iron fist tournamentを開催した。ゲームとは時系列が異なり19歳で、シャオユウとの年齢差も異なる。 漫画版でも三島財閥当主として登場しているが、ゲームと違って言葉遣いが乱暴であり、性格も違っている(ただし終盤にかなりの原作寄り修正が入った)。準の死亡(もしくは失踪)から頭首就任までが3年、就学中となっている。 実写映画版では主人公として登場する。映画版ではデビルの血、因子などは存在せず、育ちの環境、流派も違うため、ゲームとは完全に別物のキャラクターである。 『NAMCO x CAPCOM』、『PROJECT X ZONE』、『ストリートファイター X 鉄拳』、パチスロ鉄拳シリーズにも出演。パチスロ版では3人の主役のうちの一人として登場する。2ndで主役を一八に奪われる(仁はあくまでやられ役として登場)が、3rdで主役に返り咲いた。パチンコ版にも登場し、デビルの姿も披露している。 『鉄拳7』ではタイムリリースキャラクターとして登場。
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