霊界と現界との関係とは? わかりやすく解説

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霊界と現界との関係

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/20 07:29 UTC 版)

日月神示」の記事における「霊界と現界との関係」の解説

日月神示には霊界についての記述多く見られるが、特に「二日んの巻」(ジシンの巻)や「龍音之巻」は、ほとんどがこれらについての記述である。そのなかでも、我々が住んでいるこの現界と関係が深いと思われるもので主なものを以下に箇条書きで記す。 広く霊界といって神界幽界大別され神界天国と霊国に分けられ幽界それぞれ陽界と陰界分けられる天国には天人が、霊国には天使住み幽界陽界には陽霊人が、陰界には陰霊人が住んでいる。 幽界人間界現界)と最も深い関係にあり、初期神懸かり殆んどはこの幽界からの感応よるものであるから注意が必要である。 幽界は本来は無いものであるが、人間地獄想念生み出したのである。 高度の霊がただちに肉体人に感応することはなく、それぞれの段階経て感応するのであることを忘れてならない。 参1 目に見えぬ所からの通信高度のものほど肉体的に感応弱くなり、暗示的なものになる下級霊は現実界紙一重の所に住んでいるため、その感応極めて強く人間の目にはいかにももっともらしく映るのでこれも注意が必要である。 高度なものはその人間の心(精神に応じてそれと同一波長神霊伝達され、その神霊感応によって表現される下級霊が懸かった霊媒態度所作動作言動高ぶったり、威張ったり、命令したり、断言したり、高度の神名名乗ったりするものであるがこれらは良く見極めれば判る。 特別の使命を持つ天使は、最下級の霊界まで降って来て人間特別な通信をしたり、指示したりすることがある。また天使の霊が母体母胎)に宿り人間として生まれて来ることもある。末世にはこの種の降誕人が沢山ある。 特別の使命を持つ天使は別として、人間以外の霊で人間憑依するのは、日本を例にとれば神、天狗仙人などが大部分である。 先祖霊化けて何かを企てる動物霊が多いから注意要する動物霊祖先のことを知っているのは、その憑依対象となる人間肉体霊(その人間の想念考えていること)の知っていることを、直ち知り得るからである。 動物霊人間言葉を使うのは不可解に思えるが、それは例えれば、他人の家入り込んでそこにある道具類そのまま使うのと同じ道理である。動物霊でも他の霊でも人間感応したならば、ある程度その人間の持つ言葉使いこなせる。日本人感応すれば日本語を、米国人ならば英語を語ることが出来る。 基本的に下級霊や動物霊人間感応はするが肉体内部までは入り込めない。しかし、感応の度が強ければ入った同様に見え場合がある。 例外として人間の魂と動物の魂が入れ替わっていることもある。こうした場合肉体入り込んだ考えて良い例えばそれがなら様相露呈するから、すぐ判る悪行積んだ霊などの場合は、その時時代合わせて化けているので見破ることがなかなか難しい。 人間霊の場合でも或種の霊は、自分自身が高度な神界住んでいると誤信しているものがいるが、こうした霊が感応した場合自信をもって断言する場合が多い。人間知らぬ世界のことを自信以って強く告げてくるので、判別は困難で多く場合審神者参ってしまう。 仙人というのはどんなに高度に見えるものでも、幽界属す。なぜなら、仙人界には戒律があるからである。神界には戒律はない。真の宗教戒律はないのである戒律がある宗教亡びる。しかし、神界にも仙人的な存在はある。 竜体(竜神思われる)を持つ霊は神界にも幽界にもある。竜体だからといってそれらが全て神界属すると思うのは誤りである。 先祖霊が出る場合は、何か頼みたいことがある場合が多い。浄化した高級霊ともなれば、人間肉体判るような感応ほとんどない先祖現界住んでいる肉体人を土台として修業するのであるまた、同様に霊界に於ける自分先祖との交流交渉は深いものであるその先祖は神界属す場合幽界属す場合とがある。神界属するものは正流を通じて幽界属す場合は外流を通じて肉体人の子孫にそれぞれ感応して来る。 下級霊や動物霊場合は「酔いどれ」のように箸にも棒にもかからないことを言ってくる。霊の要求だからといってそのまま受け入れるのではなく、よく判断した上で処理しなければならない。 霊眼で見たり霊耳で聞いたりすることは間違いが多い。霊耳は耳をふさいでも内から聞こえてくる。また、霊人と語るのは非常に危険である。 参2 物を見るのは額で見ることが重要である。額の目に見の誤りはなく、額の判断間違いはない。また、正神からの感応は額から入り顔面全体に及び、やがては身体全身及んでいくものである逆に、悪の霊が懸かった場合肉体背後や首すじなどから感応し、肉体の「みぞおち」あたりに集まり、そこで頑張るものである。 霊覚者や行者の中には奇跡的なことや非常識な行動をする者がよくいて、一般人はそれに騙されることがよくある。これらは、いずれも下級霊の仕業である。 正神には奇跡はない。高級霊は態度が立派である。 どんな下級であってもその霊馬鹿にてはならない馬鹿にする反射的に審神者馬鹿にして始末に負えないことになるので思慮が必要である。特にその霊病気関連をもっている場合は微妙である。霊には常に愛を持って接し柔らかく持ち掛け良い方向導いて行こうとする努力が大切である。霊の邪道要求受けて一時的に病気治すと、それに倍になってぶり返すのである悪霊自身自身を悪だとは思っていない。 霊的良識神示神典類によって、また体験によって養われるさらには高度の科学書参考になる。 人間界現界)のことを良く知っている霊は人間界去って間もない霊か地上世界長く住んでいた動物霊か、人間憑依していた霊である。 神の守護というのは人間からは全然判らないのである判る様な守護は低い神や悪神守護である。悪神でも大将ともなればその守護人間には判らない日本には日本守護の神、中国には中国の、外国には外国それぞれの守護の神がいる。 今の人間は9分9厘は幽界との繋がりを持つから、よくよく自分自身を審神し反省する必要がある霊媒通じてこの世呼びかける霊の9分9厘は邪霊である。今後は更に激しくなる。 少しでも、怪しいと思った場合はそれが神の言葉でも裏表見境もなく闇雲に信じてならない例え神の言葉でも自分で一応考えて、審神することが重要である。 悪神が懸かった時は自分では偉い神様乗り移った信じ込む場合が多い。それは自分天狗のような高慢な心が原因である。 我は「天照大御神」などと名乗る霊にろくなものはいない。こうした霊に憑かれた人間は例外なく大言壮語するものであり、眉唾ものである。 幽界霊も時によっては正しく善なることを言うが、それはただ言うだけである。例えるなら悪人口先だけで善を語るようなものである良い言葉ならば、たとえ悪神語ってもいいのでは?とも思えるが、それは理屈である。真の善言真言は心、言葉行ない一致しているから直ちに力を持つが、それらが一致していないと力は出ないのである言葉の上のみ同一であっても例えば、同じ「はい」という返事でも喜びの時と不満の時とでは違うように、偽りの言葉落ち着いて聞けば判るのであるその人間の心に相応した神しか拝めない。悪い心で拝めば、どんなに立派な神前でも悪神感応する逆に悪神拝んで正しい愛や喜びがあり、善い念が通じるならば悪神引っ込んでそれぞれの善い神が現れる。 2重3重人格というのは2重3重の憑き物転換よるものであり、群集心理とはその時一時的な憑依霊達の仕業である。また、流行病のほとんどが邪霊集団作用仕業よるものである。 霊人には何でも判っているとか神懸り世界のことが何でも分かると思うのは大きな間違いである。 人は死ぬ時の想念そのまま続くので、その想念応じた世界に住むことになるのであるこの世天国として暮らしていた人は天国へ、地獄感じて生きていた人は自ら地獄的な想念作り出してそのような世界に住むことになる。 神界より真っ直ぐに感応する想念が正流である。幽界からや幽界経て流れてくる想念が外流である。 神的自分が本守護神であり、霊的自分が正守護神である。また、幽界自分が副守護神である。本守護神大神歓喜である。 偶然の真理覚ることが大切である。この世に偶然というものは、ひとつも存在しない。高い所(神界天界)から来るから人間には偶然や奇跡と見えるのである。神からの現われであり、その手順が現界人間には全く分からないためにそう見えるだけである。これが判れば大安心、立命である。 人間肉体は最底部をなすものであるから、肉体的動き以前において必ず霊的動き有るまた、肉体的に小さな行為であつても霊的に大きな意味や働きをしている場合が多い。 天界起こった出来事は必ず現界にも起こる。しかし、その時現界状況にもある程度左右され早くなったり逆に遅くなったりする場合がある。また、時によっては順序が違う場合もある。 天人天使行為人間にうつるのであるが、逆に人間の自由や能力如何によっての行為天界霊界反映する日本外国では土地が違うように天界へのうつり方も違うのである悪いこと天災戦争世の中騒動混乱など)を待つ心は魔の心である。いつどこにそれらが来たり、起ったりするのかと待ち望んでいるような心は悪魔使われているのである

※この「霊界と現界との関係」の解説は、「日月神示」の解説の一部です。
「霊界と現界との関係」を含む「日月神示」の記事については、「日月神示」の概要を参照ください。

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