語源・歴史とは? わかりやすく解説

語源・歴史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/09/14 01:45 UTC 版)

ダ・カーポ (演奏記号)」の記事における「語源・歴史」の解説

イタリア語capo は英語の head相当し、体の一部としての「頭」を意味するほか、物事の「冒頭」「はじめ」を表す。また、da は英語の from に相当する前置詞で、これらを合わせると、da capo = from head、すなわち「頭から」という意味になる。Da Capo とは楽譜先頭戻って演奏することをイタリア語指示したのであるバロック音楽では多用されたが、古典派の時代から徐々に楽譜の一区間そのまま繰り返すことよりも、変奏や展開を盛り込んだ多様な音楽変化進展をより求めようになったため、同じ楽句繰り返して使用するためのこの記号用いられることは次第少なくなっていったロマン派以降は更に用いられることが減ったが、ポピュラー音楽においては現在でもよく使われる一般的な記号である。

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語源・歴史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/08 05:55 UTC 版)

ダル・セーニョ」の記事における「語源・歴史」の解説

イタリア語dalda + il結合したもので英語の from + the に相当するまた、segno は英語の sign (印)を意味する。これらを合わせると、dal segno = from the sign、すなわち「印から」という意味になる。Dal Segno とは目印箇所から演奏することをイタリア語指示したのであるクラシック音楽においては古典派音楽時代から徐々に楽譜の一区間そのまま繰り返すことを嫌い、音楽進展をより求めようになったため、この記号用いられることは少なくなった。ロマン派以降現代まで多に見かけるとがないのであるが、ポピュラー音楽においては現在でもよく用いられる一般的な記号である。

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語源・歴史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 08:45 UTC 版)

ビーズ」の記事における「語源・歴史」の解説

ヨーロッパキリスト教圏ロザリオ使用される数珠玉について、アングロサクソン語のbiddan(祈る)、bede祈る人)から変化して呼ばれるようになったのが語源という説がある。 装身などに用いる穴の空いた自体それ以前から、世界各地にあった古代インダス文明では、紅玉髄ビーズ製造盛んに行われビーズはじめとしてメソポタミアにも輸出された。高い加工技術要するマイクロビーズ作られていた。また、古代エジプトでは先王朝時代紀元前5500年頃)には自然石穴を開けて紐でつないだ装飾品があったことが数多く埋葬例からわかっている。当初自然石そのまま穿孔して使用していたが、次第に石を研磨して成形するようになった。さらに王朝時代成立前紀元前4500年頃にはファイアンス呼ばれる石英粉で様々な形ビーズ作るようになった奴隷貿易の際に貿易品としてアフリカ大陸渡ったビーズトレードビーズ英語版)と呼ばれる1900年代初頭までに作られビーズは、アンティークビーズビンテージビーズ呼ばれるガラス加工技術が現在と異なり、独特の風合いのあるビーズ生産された。また、プラスチックルーサイト)の加工技術確立され時期にも当たるため、現在の感覚ではキッチュ見えデザインプラスチックビーズ大量に生産された。 日本では大正時代末に婦人雑誌などで紹介され流行した1926年出版された『ビーズ手芸全書』が日本初本格的な参考書である。 21世紀に入ってからの流行推移としては、スワロフスキー全盛期経て、現在はビンテージビーズなどのヨーロッパビーズ天然石ビーズが、現代工業生産されたものと違いひと粒ずつが個性持っているとして人気集めている。

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語源・歴史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 16:14 UTC 版)

ヒューマニズム」の記事における「語源・歴史」の解説

「フマニタス(羅: humanitas)」という概念は、既に古代ローマ時代にあり、ローマ市民が学ぶべき教養として理解されていた。これが中世においては大学教授される自由七科教養学科)へと受け継がれた。こうした古典研究は、特に14世紀後半以降フマニタス研究 (Studia humanitatis) と呼ばれ、その研究者人文主義者ユマニストヒューマニスト)と呼ばれ始めた14世紀イタリアペトラルカ以降古典古代ギリシア・ローマ)への関心が高まるルネサンス期になると、スコラ学的なアリストテレス哲学に基づく論理体系に対してキリスト教以前古代ギリシア・ローマ詩歌歴史修辞学中に倫理源泉を見いだそうとする動き生じた。この点で、カトリック対す人間中心主義とも言われるが、論理体系視座において新たな姿勢打ち出しただけで、キリスト教そのもの否定したわけではないし、必ずしもカトリックとの対立伴ったわけでもなかった。古典研究根ざした教養ある人士生き方生活様式人文主義者ユマニスト)の身上とされた。

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