舞洲ベースボールスタジアム
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舞洲ベースボールスタジアム(まいしまベースボールスタジアム)は、大阪府大阪市此花区の舞洲スポーツアイランド内にある野球場で、1996年4月に開場。大阪シティ信用金庫が命名権を取得した2017年6月15日からは、大阪シティ信用金庫スタジアム(おおさかシティしんようきんこスタジアム)という呼称を用いている[1]。以下の本文中には便宜上、大阪シティ信用金庫が命名権を取得するまでの舞洲ベースボールスタジアムを「舞洲スタジアム」、命名権取得後の同スタジアムを「シティ信金スタジアム」と略記する。
- 1 舞洲ベースボールスタジアムとは
- 2 舞洲ベースボールスタジアムの概要
舞洲バファローズスタジアム (杉本商事バファローズスタジアム舞洲)
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「舞洲ベースボールスタジアム」の記事における「舞洲バファローズスタジアム (杉本商事バファローズスタジアム舞洲)」の解説
両翼:100m、中堅:122m 内野:黒土、外野:天然芝 収容人員:500人(ベンチ席、ネット裏のみ) スコアボード:LED式フルカラー電光掲示板(フリーボード型) 照明設備:なし 三塁側の場外に駐車場、左翼の場外に「青濤館」と室内練習場が隣接する球場で、プレイグラウンドの広さは舞洲スタジアムと共通。ナイター照明設備がないため、試合や練習での使用は日中に限られる。 その一方で、開場と同時に、一塁側ベンチとブルペンの間に「ファンサービスゾーン」(縦約5m×横約20m)が設けられた。NPB球団の本拠地では一・二軍を通じて初めての施設で、オリックスの主催試合で使用する場合には、選手とファンによるハイタッチなどのイベントを毎試合実施している。ただし、公認野球規則などの規定との兼ね合いで、観客席には使用できない。また、ネット裏にあるスタンドには、屋根が一切設けられていない。 左中間のラバーフェンスの後方には、スコアボードと同じ高さの支柱を立てたうえで、黒色の網をバックスクリーン代わりに張っている。球場が大阪湾の近くにある関係で、日本の球場で広く用いられている壁状のバックスクリーンでは強風で倒れる可能性があることを踏まえた措置だが、2019年シーズンまでは全幅が狭く目の粗い網が用いられていた。このため、試合中に大阪湾の方向から西日が差すと、左中間方向の飛球が見にくくなっていた。また、サイドスロー投手の投球をバッターボックスから眺めた場合に、当該投手の利き腕が布の端からはみ出しているように見えることも指摘されていた。同年12月の改修工事では、支柱を増やすとともに、従来に比べて全幅の広い網を三重に巻いた状態で支柱に張ることによって、以上の問題の解消を図っている。 なお、球場の外周には、完成の当初から選手用の走路が設けられている。もっとも、2018年シーズンまでは球場と走路を隔てるフェンスが低く、打撃練習中や試合中に打球が走路へ飛び込んでいた。走路にいる選手やコーチを打球が直撃する事態にも至ったことから、オリックスの二軍が宮崎春季キャンプで大阪を離れていた2019年2月に、本格的な改修工事を実施。走路の頭上や球場周辺にネットを張ったほか、一・三塁側ベンチの前に敷設されている人工芝のスペースを拡大することによって、安全性とプレーの快適さの向上を図った。 2020年シーズンには、新型コロナウイルスへの感染拡大を防ぐ目的で、オリックス二軍の主催全試合で当球場を使用。6月26日 - 28日のホーム開幕カード(広島東洋カープとの3連戦)のみ無観客試合として開催した後に、7月12日の対福岡ソフトバンクホークス戦から、条件付きで観客の入場を認めている。
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