第五世界(異世界)人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/22 16:04 UTC 版)
「真実の魔法少女」の記事における「第五世界(異世界)人」の解説
ペルシア・ベル・フェルナンド 本作の事件の首謀者と思われている人物。フェルナンド家の十六代目当主。33歳。魔道士としては最高位である王室魔道士長を務める。魔道士長になる前は、後に女王となる第二王女の世話係だった。 情報操作魔法の随一の使い手で、情報戦に長ける。女王さえ全容を知らない諜報チーム「ペルシア特殊工作隊(通称:ペルシア隊)」を保有する。その実績は他国への抑止力となるほど。 一見すると酷く冷徹に見えるが、少なくとも描かれる限りはそこまで冷徹ではない様子で、むしろ若干軽いとすらいえる。レミーがとてもお気に入りで、彼女の父親に会うたびに自分にくれと言っている他、冗談でバイセクシャルのロリコンだとも言っている。 加点項目など詳細は不明だが、誰かしら二人と自己診断のポイントを競っている様子。 アレクシアなる人物の導きで今回の計画を企てたようで、「鍵」なる存在を見極めるために行動していた。総一郎が鍵であると確信したためか、自身の役割は終了したとして「彼」を帝国に保護してもらおうと考えている。また、総一郎が何となく名乗った「クロス」というコードネームを聞いたときは酷く狼狽しており、あろうことか彼の「ペルシア隊のクロス」という嘘を全面的に肯定している。 レミーア・ロク・ロクク ペルシアの指示でダイヤとパールの正体を見極めるために派遣されたスパイの一人で、コードネームは「アロク」。「いえあ」とガッツポーズをとる癖がある。 ポルトが強いと認めるダイヤとパールの正体を見破れなかったことで弱いと思われていたが、10代の魔道士では最強クラス。剣豪として名を馳せる父親に最も近いとされる。一方でメンタル面が未熟であり、集中力を切らすと脆く、アウトローな戦いに対しては対応できない。 戦闘能力こそ高いが、マイペース&単純で考えることを苦手とする力押しタイプ。しかし、会話における力押しっぷりはペルシアさえ舌を巻くほどで、気を抜けば一瞬にして自分のペースに巻き込んでしまうため、論破が極めて困難。 潜伏先で気を許せ、かつイケメンで優しいクロス、即ち総一郎に惚れ込んでおり、王室魔道士(要はロイヤルクロス)への昇格さえ放棄してランチパーティの約束を優先しようとするほど。総一郎からペルシア隊でないことを明かされるも、個人として愛していると食い下がるが、それが彼のトラウマを決定的に抉ることになってしまった。 「ローラ」という姉がおり、その人物はペルシアに誰かしらの近況報告を行っていた。この時ペルシアは総一郎の映像を見ているが、少なくともその誰かしら=総一郎であるとは明言されていない。また、総一郎の姉になりすましていた女性の顔はレミーの姉妹として挙げられた人物の一人と同じである。 ヴィンセント・ギル・ロクク レミーの父親。ロクク家の三十代目当主。38歳。ペルシアより前の王室魔道士長で、「鬼」と呼ばれていたらしい。ペルシアとは少なくとも18年前からの付き合いである。イタリア半島に例えられるもみあげが特徴的。 子煩悩であり、レミーが命令を無視して帰還を遅らせた理由が男だと知るや、殺さんばかりの勢いで突撃しようとした他、彼女の居場所を聞き出すために土下座を繰り出した。 女王・ペルシアの二人からからかわれたりしている。 サリーサラ・シュヴァイゼン シュヴァニカの女王。正式な肩書は西アトロテス大連合国第十五代国王。35歳。 非常にフランクな性格で、公務外では楽だからという理由で安物のジャージを堂々と着こなす。レミーが幼い時、彼女を誘拐したいというペルシアに許可を出すなど、面白ければそれでいいという気質がある。 ペルシアとヴィンセントの二人とは、流石に敬語を使われているが友人のような関係。 ムスタングとの冷戦関係については、ムスタング皇帝が武力解決を望んでいるのに対し、彼女は冷戦の風化を狙っているらしい。 リネアルル・パラゾット ムスタング帝国総合情報管理局局長を務める女性。17歳。白髪で、目の下のクマが凄い。王室魔道士長のヒロアに好意を抱いている。 詳細は不明であるが、過去に国家反逆罪の主犯として逮捕されたことがあるらしいが、詳細は不明。 総一郎の要請で聖きゅりてぃ強化のために連絡を取ったことで登場。当初は「仕事が遅い」と言っているも同然の態度に訝しむも、その理由は正当なものとして要請を受け入れる。その間の会話でポルトが何か隠し事をしているらしいことを知って探りを入れ、通信後に総一郎の写真を凝視した際に「知ってはいけないこと」を知ってしまう(この時に見ていたのは、18年前のチェス世界大会の資料)。そのタイミングで、ポルトの共犯者であるヒロアにそれ以上踏み込まないように脅迫されてしまう。しかし、どちらかというと好意を抱いているヒロアに脅された=嫌われたことの方がショックであるらしい。 ヒロア・ニールセント 第ムスタング帝国王室魔道士長を務める男性。32歳。肩にかかる程度の長さのくせっ毛。 ポルト・ペルシアとともに、何らかの計画を推進する共謀者。彼の役割は、計画終盤に帝国側の調査活動終了時にポルト達を功労者として本土に招くことの模様。また、ポルトの要請でリネの対応も請け負ったが、あまりそういうことはしたくない様子。ちなみに、リネの好意には全く気付いていない。
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