第二十七駆逐隊とは? わかりやすく解説

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第二十七駆逐隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/17 02:34 UTC 版)

白露 (白露型駆逐艦)」の記事における「第二十七駆逐隊」の解説

白露」の修理中も戦局動いていた。7月12日コロンバンガラ島沖海戦参加した第二水雷戦隊司令部は、司令官伊崎俊二少将及び司令部要員ごと旗艦神通と共に沈没した。そこで日本海軍消耗していた第四水雷戦隊解隊し、同隊戦力司令部そのまま第二水雷戦隊転用した。これにより第27駆逐隊第二水雷戦隊所属となる。また「時雨」が『呉の雪風佐世保時雨』と謳われるようになったのもこの時期である。だが7月20日、第27僚艦夕暮」が米軍機空襲を受け沈没7月24日27僚艦有明」が座礁後に空襲を受け沈没10月15日附で第27駆逐隊から除籍され、同隊は「時雨白露」の2隻になってしまった。同時期、第2駆逐隊も「夕立村雨」を喪失して春雨五月雨」の2隻体制となっており、7月1日附同隊解隊その後、「五月雨」は10月1日附、「春雨」は11月30日附で第27駆逐隊編入された。ここに第27駆逐隊白露型4隻(白露時雨五月雨春雨)で行動することとなった詳細は「ブーゲンビル島沖海戦」を参照 修理完成後の「白露」は再びソロモン諸島方面進出、「時雨五月雨」と合流した11月2日第27駆逐隊第三水雷戦隊司令官伊集院松治少将旗艦川内」)の直率で米軍巡洋艦部隊交戦するブーゲンビル島沖海戦)。本海戦で「白露」は0052至近弾により舵故障、そのため「五月雨」と衝突して損傷し、「白露」は最大速力16ノット、「五月雨」は20ノットになったラバウル帰投後、「時雨白露」は第五戦隊妙高羽黒)を護衛して内地帰投佐世保工廠修理行った1944年昭和19年1月以降船団護衛等に従事2月には大和型戦艦武蔵」の護衛複数回にわたって行う。2月10日トラック14日横須賀武蔵軽巡大淀白露初春満潮玉波)。24日横須賀29日パラオ武蔵白露満潮藤波)。24日悪天候の中で白露一番砲塔照準口が破損修理中の少尉候補生1名が波浪さらわれ行方不明となった3月29日連合艦隊司令部パラオ大空襲回避するため主力艦パラオから脱出させた(海軍乙事件)。「武蔵愛宕鳥海高雄春雨白露満潮藤波浦風磯風谷風浜風」は外洋へ出る。ところが「武蔵」は米潜水艦タニー」に襲撃され魚雷1本命中により小破連合艦隊司令部は「武蔵」の直衛を第17駆逐隊浦風磯風谷風浜風)から「白露藤波満潮」に入れ替え、「武蔵」を含む4隻を呉へ回航させた(4月3日着)。 詳細は「渾作戦」を参照 5月下旬より第27駆逐隊白露時雨五月雨春雨)はビアク島への輸送作戦渾作戦)に加わる。6月2日第一次渾作戦では戦艦扶桑」、重巡洋艦青葉羽黒妙高」等と出撃したが、米軍出現情報によりソロン入港した6月7日ビアク島増援のため第二次渾作戦従事陸軍部隊載せた駆逐艦6隻(敷波浦波時雨白露五月雨春雨)とソロン出発するが、第27駆逐隊司令艦「春雨」が米軍爆撃機攻撃沈没駆逐隊司令白濱七大佐が戦死した。「白露」も機銃掃射を受け4名戦死、5名の重傷者を出した戦闘終了後僚艦と共に春雨乗組員救助する8日ビアク島北西巡洋艦3隻・駆逐艦14隻(日本側は戦艦1巡洋艦3、駆逐艦8と誤認)で編成された米艦隊交戦する。「時雨五月雨」等が小破し、増援作戦中止された。「白露」は魚雷8本を発射した戦果はなく。第27駆逐隊は米艦隊砲撃振り切って退避成功した

※この「第二十七駆逐隊」の解説は、「白露 (白露型駆逐艦)」の解説の一部です。
「第二十七駆逐隊」を含む「白露 (白露型駆逐艦)」の記事については、「白露 (白露型駆逐艦)」の概要を参照ください。

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