白滝学園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/16 23:51 UTC 版)
高原陣 (たかはら じん) 声:矢尾一樹 主人公。右投げ右打ち。六番(一年)または五番(二年)ピッチャー。コントロールが苦手な豪腕投手。 天才を自称するお調子者の不良少年。単純で直情的で喧嘩っ早いが、女の子には優しい「スケベ」な性格。群れることを好まない反面、一度認めた「仲間」のためなら自己犠牲も厭わない、真っ向勝負を好む、過去の栄光をひけらかさない、喧嘩で得物は使わない、など男気に溢れる面も持つ。非常に負けず嫌いで、敵が強いほど闘争心を燃やし、底力を発揮する。勝負事に関しては、周囲の人間を惹きつける天性のカリスマを持つ。 野球のルールをよく知らないド素人で、また当初は野球をなめきっていたが、偶然出会った司学園の神堂との一対一の勝負で完敗したことから、持ち前の闘争心に火が付き、徐々に野球にのめり込むようになる。 リーゼントに長ランと言う、古典的な不良スタイル(ちなみに白滝学園の制服はブレザー)。私服はジーンズに黒いタンクトップが多い。 体格はどちらかと言うと小柄だが、かなりの豪腕で、逆腕の左腕だけのバッティングでスコアボード直撃のホームランを打てる。また、ライトに就いた際、俊足の末吉を好返球によりホーム手前で刺したこともある。だが、連載初期は強肩に対して足腰がかなり弱く、剛速球を投げると同時にその勢いで前転していた。 元暴走族で、中学生七人で結成した伝説の暴走族「銀狼(二代目)」のリーダーだった。走りの速さはもちろん、たった七人で百人二百人の暴走族を潰すなど、数多くの伝説を残している。喧嘩の際は武器を使わず、右拳と頭突きを得意とする。 現在は、バイク屋に下宿しているのをいいことに、毎日売り物のバイクを無断拝借して通学している。が、思わぬハプニングでバイクを壊してしまうことも少なくない。ノーヘル主義。 「東京の隣の県」祭中学の出身で、母親は健在だが、どういう経緯で東京の白滝学園に通うことになったのかは不明。 中森瑠衣 (なかもり るい) 声:林原めぐみ 陣が下宿しているバイク屋「中森モータース」の娘で、陣の同級生。 おかっぱ頭の美少女。気が強く口うるさいが、根は世話好きで優しい。野球バカな父親の影響か、野球にもそこそこ詳しい。最終話では野球部のマネージャーに。 桐山大介 (きりやま だいすけ) 声:山寺宏一 左投げ左打ち。四番ピッチャー(陣の登板時はキャッチャー)。変化球投手で、決め球はフォーク。しかし、直球も145キロを超えるほど速い。バッティングでも一年の夏の大会ではホームランに加えて打率も四割を超す、また秋季大会では選抜出場を決定させるサヨナラホームランも放つ。 一年のときからエースで四番を張る、白滝学園野球部期待の星。生真面目で自負心が強く、入学式当日に怪我させられたことから、陣に強い対抗心を持つ。しかし司学園の神堂との対決を通じ、陣の実力を徐々に認めるようになっていく。 陣の登板時は、陣の球を捕球できる部員がいないためキャッチャーを務めるが、そのリードにも高い評価を受けている。なお、初めてキャッチャーを務めた時は予め桐山自身に対しての告知などはなく、陣の登板と同時にいきなり難波よりキャッチャーミットを手渡され、守備に就くことになる。二年の夏の甲子園では、肘を痛めたため、初戦の先頭バッターを打ち取ったのみで、それ以降はキャッチャーを務めることになる。 水上 (みなかみ) 右投げ右打ち。八番ライト。後にキャプテン。陣より一学年上。 メガネとたらこ唇が特徴。プレッシャーに弱い。 富岡 (とみおか) 白滝学園の野球部顧問兼監督。 常に冷静沈着で表情を崩さない。陣を野球に引き込むためには手段を選ばない、自分のチームの実力を冷静に分析するなど、知略家の面が見て取れる。 難波 (なんば) 声:屋良有作 陣に野球をさせるために富岡が招いた、陣専属コーチ。 オールバックにサングラス、咥えタバコに縦縞スーツと、如何にもヤクザ然としているが、「スッポンの難波」と呼ばれるれっきとした刑事。 コーチとしてはかなりのスパルタで、陣の足腰を鍛えるため、陣をバイクに紐で繋いで走らせたり、水を入れたドラム缶を背負わせて歩かせたりしている。「俺がコーチをするからには大投手になるか、途中で潰れるかだ」と宣言している。 陣の右拳をマトモに受けても倒れなかった、初めての人物。 白滝学園の卒業生で野球部OB。在学中は四番ピッチャー。過去最強の成績を残したが、難波のワンマンチームだったため、難波が肩を壊すと同時にチームが敗退したことを悔やんでいる。 朋子 (ともこ) 瑠衣の友人で、ポニーテールのメガネっ娘。桜工業の五十嵐のファン。最終話では瑠衣と共に、野球部のマネージャーに。 満 (みつる) 白滝学園不良三人組の太った男。三人組の中で唯一、陣と違うクラス。マッドピエロ登場と同時に出番がなくなる。 工藤昭夫 (くどう あきお) 白滝学園不良三人組のチンピラ風の男。陣と同じクラス。マッドピエロ登場と同時に出番がなくなる。 佐野純一 (さの じゅんいち) 白滝学園不良三人組の眉が太いイケメン男。陣と同じクラス。マッドピエロ登場と同時に出番がなくなる。 真咲実 (まさき みのる) 陣のクラスの担任で、教師生活八年の青春系教師。陣を「元気があるいい子」と評する、どこまでも好意的で前向きな性格。
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古川 (ふるかわ) 富岡の要請を受け、九月から監督に就任した。 常に笑顔の穏やかな老爺だが、難波いわく「タヌキじじい」。
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