男気ジャンケンシリーズ
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「とんねるずのみなさんのおかげでしたのコーナー一覧」の記事における「男気ジャンケンシリーズ」の解説
2011年9月8日より放送開始。当初は「前略、道の駅より」というタイトルで行われ、その後「男気ジャンケン 大人買いの旅」に改題。とんねるずを含む男性タレント達で日本各地(改題前は道の駅限定)に行き、商品を大量購入(通称「男気買い」)を行い、地域経済の活性化を促すロケコーナー。 コーナー進行は「男気司会(メンバー兼任)」として主に矢作が担当。「男気大好きアシスタント」として、本田朋子(フリー後も継続して出演)。 主な男気メンバー(参加者)として、とんねるず、日村、有吉、小木、哀川翔、清原和博(休業前まで)、小川直也、秋山成勲、佐々木健介、篠原信一、宇梶剛士、RED RICEなどがレギュラーとして参戦。その他にも、ドラマや映画などの宣伝で出演するゲストが参戦する。 コーナーに使用されている楽曲は、タイトルの元ネタとなっている一世風靡セピアの「前略、道の上より」や、コーナーテーマソングとなっている湘南乃風の「覇王樹」など。 ルール 商品を購入する際は「男気ジャンケン」を行い、最後まで勝ち残った1人がその商品を全て自腹で購入し男気を見せる。これを繰り返し、1回の放送にて男気ジャンケンにより一番多く払った人がチャンピオンとなる。また、メンバーが関東出身・関西出身等で分かれている場合は各軍団の合計支払額でも勝負を行う。ただし、この方法では決着が非常につきづらいため、北海道大会からは基本的に「グループ戦」(参加者を数グループに分かれ予選を行い、各グループ勝者が決勝戦を行う)、「トーナメント戦」(くじ引きで決まったトーナメント通りに1対1の勝負で勝ち進んでいく)、「勝ち抜き戦(参加者を半々に分け1対1でジャンケンし、勝てば残り、負けた方は次の人へ交代。相手のアンカーを倒した際の勝者が支払。)」が行われる。また、全員一斉ジャンケンの場合は「あいこの際、1人だけの手の人がいた場合、決着が着かなかった責任を取り支払」というルールが追加された。なお、商品をもの凄く欲しいという場合には、ジャンケンせずに商品を購入する事や、限られた人数で短期決戦を行うこともある。 参加者は黒のプラスチック製男気バッジを付けるが、チャンピオンは優勝1回につき1個の金の男気バッジを付けることができる。出演者間では優勝経験者を「幹部」と呼び、3回優勝すると「大幹部」としてチャンピオンリングが贈呈される。また、FNS27時間テレビスペシャルではスペシャルバージョンの白銀の男気バッジが贈られた。あくまでも「男気を見せる企画」のため、ジャンケンで勝って購入出来る場合は喜び、負けた場合は悔しがらなければならないが、「道の駅」では購入する商品は大量の飲食品や土産物、その道の駅で全く人気の無い商品や長年売れ残っている商品など、普通に考えれば自腹を切って購入したくないものばかりだった。「大人買いの旅」では自由に商品を選べるなどある程度購買意欲が増すものが商品となっている。なお、この企画で購入した大量の商品の一部は、抽選に当たった視聴者へのプレゼントとされる。 熊本大会より、新ルールとして「男気タイム」が導入された。通常は男気のない言動をとってもケツバットは執行されないが、太鼓の音がした時点で男気タイム開始となり、男気のない言動をとるとケツバットが執行される。もう一度太鼓の音がするとそこで男気タイムは解除される。これを利用して、一旦は商品をいらないと言って次の店に行こうとしたところで男気タイムとなり、戻って賞品を購入しようとするやりとりが恒例となっている。なお、このルールが導入されたのは出演者がケツバットの執行を恐れて口数が少なくなった為であるが、男気タイム外でもアシスタントへの度の過ぎた暴言があるとケツバットが執行されたことがある。 京都大会より、メンバーがそれぞれ値段を気にせず好きな物をセレクトし、その総額をジャンケンで支払うコーナーが導入された。当初は本田アナは除外されていたが、軽井沢大会以後は「フリーになってたくさん入るようになった」ということで、本田アナの分が料金に入っている場合は本田アナも男気ジャンケンに加わってもらうことになった。 ケツバット 道中で男気がない言動を行った場合、男気注入としてケツバットが執行される。主に、「ジャンケンに勝った際に落ちこむ、涙目になる、逃げる」「ジャンケンに負けて喜ぶ」「言い訳をする、商品やほかの出演者に暴言を吐く」「自分勝手な行動をする」などが挙げられる。また、番宣を行った場合もケツバットとなっていたが、その後は「1万円の男気払いにつき宣伝タイム1秒」となった。当初は執行人がいたが、現在は清原・新庄など野球経験者が担当している。また、本田及び女性陣に対しては小木や日村が行う。2012年の27時間テレビでは「ケツバットでは生温い」という事で、ケツバットに代わって一部商品の強制購入が義務づけられる上、その分はランキングから除外。2015年の27時間テレビは会話中に茶々を入れ過ぎた場合、所持金から石橋が雑にいくらかを抜き取るという罰となった。 また、ケツバットやビンタで吹っ飛ばされた際や他の出演者によって押された際に商品を破損した場合は弁償となり、支払総額にはカウントされない。 『FNS27時間テレビ』では当コーナーが過去2回行われており、2012年7月21日に放送された『FNS27時間テレビ2012』ではコーナー初の生放送で行われた。2015年7月26日に放送された『FNS27時間テレビ2015』では逆バージョンの特別編として「女気ジャンケン」が行われた。 2017年6月15日の放送ではリニューアルとして「ジェントルジャンケン 全国商店街活性化の旅」を始動。全国の商店街にメンバーが出向き、店の商品を「ジェントル買い」していくという趣向で、アミダやジェントルウォッチ(体内時計)などジャンケン以外の方法でも支払者を決めていく方式がとられたが、同年9月21日の放送では視聴者から「何か、ちょっとしっくりと来ない…」という意見が多く寄せられたことにより「男気ジャンケン・最終章」というコーナータイトルに変更と共に元のコーナーに戻った。 2018年3月での番組終了に合わせて、同年3月1日の放送では「男気ジャンケン最終章」と題したコーナーの最終回が放送された。レギュラーメンバーにゲストの小栗旬・綾野剛を加えた出演者で行われた。また、このコーナーでの支払総額が4000万円以上であることも発表された。 前身企画は、2008年7月17日放送の「男の歩き方」で、とんねるず、勝俣、石原良純、ゴルゴ松本、遠藤章造をメンバーに、伊豆修善寺を舞台に行われた。ここでのルールは、旅行にかかった飲食代、娯楽費、宿泊代等を全員分払う。自腹はジャンケンで負け残った人、男らしくない発言をした場合は千円の罰金を支払う、というルールだった。
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