没となった企画とは? わかりやすく解説

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没となった企画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 18:16 UTC 版)

押井守」の記事における「没となった企画」の解説

シャーロック・ホームズ 登場人物という設定だが、宮崎駿『名探偵ホームズ』より前に企画されていた。ただ、ここでの本筋ギャグ度合い大きいという。押井は絵コンテ担当パイロットフィルム制作された。 フルムーン伝説 インドラ 英名「THE FULLMOON TRADITION INDRA」。キャラクターデザイン高田明美美術監督中村光毅小説版執筆鳥海永行。押井は企画原案絵コンテ・演出としての参加だった。世界展開予定していたがイタリアとの制作方針合わずやむなく中止に。その後鳥海小説としてまとめた。 アンカー 企画監修脚本宮崎駿平凡な浪人生謎の少女守って東京冒険するというストーリー。「アニメージュ誌上対談宮崎夢枕獏企画持ちかけている。その後1987年頃、押井はジブリからの誘い乗り東京を謎に溢れた暗号化した街として再構成するアイデア考えプロットまで作ったが、宮崎所有山荘行われた高畑勲鈴木敏夫当時高校生だった宮崎吾郎同席)も交えた企画会議席上高畑宮崎物語の展開仕方大口になってしまい、結局その段階でお流れになったと押井は回想している。映画『紅い眼鏡』公開された際、宮崎劇場パンフレット寄稿したエッセイでも、この顛末触れている。 墨攻 酒見健一歴史小説アニメ映画化スタジオジブリからの誘いだが、話が食い違い流れる。のちに中国実写化されている。 突撃!アイアンポーク 原作企画・監修宮崎駿『宮崎駿の雑想ノート』6「多砲塔出番」を原作とし、押井は監督として参加してOVA化する予定だったが、諸事情により中止に。 押井版ルパン三世 詳細は「押井版ルパン三世」を参照 押井版銀河英雄伝説 キャラクターから艦までデザイン変更してもよいという条件で2〜3ヶ月付き合った結局断っている。 押井版鉄人28号 劇場アニメ化として企画。「戦争兵器として作られ28号が、平和の祭典である1964年東京オリンピックの開会式上空を飛ぶ」というエンディング予定していたという。また原作メカ造形気に入ったこともあり、白紙になって企画再開機会窺っていた。後に舞台化として結実最後の立喰い -LAST TACHIGUI HERO- TV番組ソリトン』にゲスト出演した際に公表当初は『トワイライトQ』の一作品になるはずであったスクランブル1987 これも『トワイライトQ』の一作品として企画した連続ドラマ版『御先祖様万々歳脚本じんのひろあき 押井版強殖装甲ガイバー実写映画台湾にあるオープンセット使用して撮影する計画だったが、結局流れてしまい落とし前として『ケルベロス-地獄の番犬』制作されることになる。後に別スタッフにより実現。 D 共同脚本伊藤和典造形品田冬樹コンセプトは「第二次東京大空襲」だった。 樋口真嗣曰く巨大怪獣もの」だという。大筋は「『地球抗がん剤』たる翼竜大群人間を『がん細胞』と見なし襲ってきて、自衛隊新兵器がそれを撃墜する」というもの。樋口によると「とある怪獣映画因縁感じる」とのこと。この企画流れたことで落とし前として「5千万円の予算を出すから好きな映画撮ってもいい」という条件『トーキング・ヘッド』制作されることになる。 OVA版『犬狼伝説』 押井は脚本絵コンテまで手掛け別の若手スタッフ演出手掛ける6巻OVAシリーズ予定だった。後に『人狼 JIN-ROH』原型となったガメラ2 レギオン襲来自衛隊シーン監督してほしい」と金子修介からオファーがあり押井も乗り気だったものの、スケジュール合わず断念NEXT未来は誰のために 樋口曰く巨大スーパーヒーロー物」。バンダイビジュアル渡辺繁企画立案し成田亨ヒーロー初期デザイン担当した企画『攻殻機動隊』制作大詰め迎える頃から存在しており、「地球防衛軍」を引用したパイロットフィルム制作されるほどなく白紙になった。この時培った草案大半は『ガルム戦記』〜『GARM WARS The Last Druid』に活かされる音楽川井憲次脚本伊藤和典特撮監督樋口真嗣メカニックデザイン前田真宏。 押井版南総里見八犬伝 『イノセンス』企画立案時、同時に候補として挙がっていた。 パリ、ジュテーム 監督一人として参加する予定であった流れてしまい、後にその時設定され舞台プロット一部変更して、『Je t'aime』が制作された。 エルの乱 鏖殺の島 監督深作健太西成暴動モデルとした内容で、押井は原作・脚本担当構想膨らみ予算超過したため、企画凍結状態に。 009 RE:CYBORG 神山健治が、押井が監督することを想定して脚本執筆したが、押井自身その内容消極的であり、独自の企画として「サイボーグ9人のうち、何人かを選抜してあとは全部死んでるところから始める」原案用意したが、原作者サイドからの理解得られず、結局神山自身脚本監督する形で収まった2012年公開。 押井版オクジャ/okja キャラクターデザイン西尾鉄也実写版監督したポン・ジュノから直々にアニメ版オファーがあり、「人間動物とどう関わればいいのか、関わるとはどういうことなのか」というテーマ共感しオファー快諾した全編作画のみで制作しNetflix配信される予定だったが、流れてしまった。 押井版Fallout12話のアニメ化企画を押井自ら提出していた。

※この「没となった企画」の解説は、「押井守」の解説の一部です。
「没となった企画」を含む「押井守」の記事については、「押井守」の概要を参照ください。

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