沙頭角支線(廃線)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/07 18:17 UTC 版)
粉嶺(Fanling) - 洪嶺(Hung Ling) - 禾坑(Wo Hang) - 石涌凹(Shek Chung Au) - 沙頭角(Sha Tau Kok) 1912年開通、1928年廃止。九広鉄路 (英段)は当初軌間610mmの軽便鉄道として着工されたが、工事途中で標準軌(1435mm)に変更された。このため不要となった軽便鉄道用の資材や車両を転用して建設されたのが、沙頭角支線だった。旅客列車は全線11.67kmを55分かけて走り、かつ客車には屋根がないトロッコのような台車が使用されていた。このため、1927年に並行する道路が開通すると乗客が激減し、翌年廃止された。
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