水戸教導航空通信師団とは? わかりやすく解説

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陸軍航空通信学校

(水戸教導航空通信師団 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/11 13:31 UTC 版)

陸軍航空通信学校(りくぐんこうくうつうしんがっこう)は、日本陸軍軍学校のひとつ。主として航空通信に関する教育と研究等を行った。1940年昭和15年)8月、水戸陸軍飛行学校内で開設され、同年10月近隣の新築施設に移転した。移転後の学校本部および本校は茨城県東茨城郡(現在の水戸市住吉町)に置かれ、兵庫県加古郡の加古川教育隊など各地に教育隊があった。




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水戸教導航空通信師団

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陸軍航空通信学校」の記事における「水戸教導航空通信師団」の解説

太平洋戦争戦況悪化し、すでに陸軍航空関係諸学校の多く教育および研究平行し戦力となるように1944年昭和19年6月から教導飛行師団等に軍隊化されていた。 1945年昭和20年4月末、軍令陸乙第15号により陸軍航空通信学校航空総軍隷属する水戸教導航空通信師団に改編され、同時に陸軍航空通信学校加古川教育隊ほか複数教育隊同じく航空総軍隷下加古川教導航空通信団改編された。水戸教導航空通信師団の任務主として将校下士官教育であり、加古川教導航空通信団少年飛行兵等の教育が主であったそのほか陸軍航空通信学校電波兵器係の人員と資材抽出して陸軍電波兵器練習部第1教育隊長岡教育隊跡地編成された。 水戸教導航空通信師団の編制中将(または少将)を師団長として、司令部、2個教導航空通信隊、1個教導飛行隊、1個教導整備隊である。同師団の編制表による被教育者は、少佐または大尉からなる甲種学生尉官からなる乙種学生同じく丙種学生整備学生暗号学生と、下士官学生とされた。学生定員数は将校570名、下士官550名である。加古川教導航空通信団編制少将団長として、司令部、1個教導整備隊、4個教育隊である。団司令部および第1教育隊加古川教導整備隊および第2教育隊尾上第3教育隊神野、第4教育隊菊池置かれた。4個教育隊をあわせ定員7050名の教育計画し、各教育隊では特別幹部候補生少年飛行兵少年飛行兵となる生徒対す教育行った同年8月御前会議ポツダム宣言受諾最終決定され8月15日正午より太平洋戦争終戦に関する玉音放送が行われた。8月17日早朝、水戸教導航空通信師団の将校ら約390名がそれぞれ武器携行し鉄道東京向かい同日午後に上野恩賜公園内の美術学校集結した将校らはそのまま美術学校19日まで占拠したため、東部軍管区司令官田中静壱大将宮城事件のような事態になることを危惧し軍管区参謀らを上野派遣し説得させることにした。その過程美術学校占拠していた将校のうち少尉1名が激昂して拳銃発砲し説得努めていた少佐死亡したが、発砲した少尉占拠側の将校により斬られ死亡したこれを契機として状況終息向かい上野集結した将校らは翻意して20日水戸帰還事件首謀者数名その後自決した同月中に師団逐次復員行った

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水戸教導航空通信師団

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陸軍航空通信学校」の記事における「水戸教導航空通信師団」の解説

教導航空通信師団編成により、それまで校長師団長となった。ただし通常の師団長が天皇より直接辞令を受ける親補職であるのに対し、水戸教導航空通信師団長は親補職ではなかった。 田中友道 中将1945年5月3日 -

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