東部軍管区_(日本軍)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 東部軍管区_(日本軍)の意味・解説 

東部軍管区 (日本軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 02:12 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
東部軍管区司令部が置かれた第一生命館(戦後撮影)

東部軍管区(とうぶぐんかんく)は、大日本帝国陸軍軍管区のひとつ。

概要

1940年(昭和15年)8月に発足した東部軍の管轄区域であり、東部軍司令部が軍管区内の軍隊を指揮・統率した。

1945年(昭和20年)2月11日[注釈 1]第12方面軍の編成により東部軍が廃止され、その後は第12方面軍司令部が東部軍管区司令部を兼ね軍政を統轄した。

司令部人事

  • 氏名、就任日の順に表示した。退任日は特に記していない物は全て後任者の就任日がそれに当る。
  • 東部軍管区司令官は第12方面軍司令官が兼ねた。
  • 第12方面軍司令官、参謀長及び参謀副長を兼任した者は、役職を表示する場合、『第12方面軍司令官兼東部軍管区司令官』となり、第12方面軍が本職の扱いであった。

歴代司令官

歴代参謀長

歴代参謀副長

  • 高嶋辰彦 少将:1945年2月1日[1] - 3月1日[3](兼第12方面軍参謀副長)
  • 山崎正男 少将:1945年3月1日[3] - 8月5日(兼第12方面軍参謀副長)
  • 吉野弘之 少将:1945年6月1日 - 8月6日
  • 小沼治夫 少将:1945年8月5日 - 11月1日(兼第12方面軍参謀副長)
  • 小野打寛 少将:1945年9月10日 -

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 紀元節に合わせて指揮権発動の日付を決定した。
  2. ^ 宮城事件を収拾後、司令官自室にて拳銃自決。

出典

参考文献

  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「東部軍管区_(日本軍)」の関連用語

東部軍管区_(日本軍)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



東部軍管区_(日本軍)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの東部軍管区 (日本軍) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS