東部防衛司令部とは? わかりやすく解説

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東部防衛司令部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/05 23:33 UTC 版)

東部防衛司令部(とうぶぼうえいしれいぶ)は、1935年から1940年まで、東北・関東・中部地方の一部の防空のために東京に設けられた日本陸軍の組織である。1937年までは防衛計画を策定するだけで、1937年からは防空の指揮と、首都周辺の警備を任務とした。1940年に東部軍司令部に改組して廃止された。


  1. ^ 『官報』第2866号、1936年(昭和11年)7月22日「東京警備司令部東部防衛司令部移転」。国立国会図書館デジタルコレクションを閲覧。
  2. ^ 『官報』第2952号、1938年(昭和11年)11月2日「東京警備司令部東部防衛司令部移転」。
  3. ^ 『永存書類』乙集・第2類・第6冊、昭和14年、「東部防衛司令部建物寄附受理に関する件」、アジア歴史資料センター、Ref. C01002270600。
  4. ^ 衛戍司令官とは、軍隊の衛戍地(駐屯地)において警備の指揮権を持つ司令官。指揮系統が異なる部隊が同じ衛戍地にいる場合があるため、衛戍司令官を定めておいた。
  5. ^ 『官報』第3275号(昭和12年12月1日)
  6. ^ 勝田茂『防護団員必携 : 案』、1935年、国立国会図書館デジタルコレクションを閲覧。東部防衛司令部監修『改訂防護団員必携草案』、軍人会館出版部、1937年、アジア歴史資料センター、Ref. C15120165900。
  7. ^ 「昭和12年度関東防空演習及防空訓練規約」。陸軍省大日記『永存書類』(昭和12年乙第3類第2冊)、「昭和12年度関東防空演習に関する件」」に収録。アジア歴史資料センター、Ref. C01002237800。リンク先の10コマめ。
  8. ^ 『警保局長決裁書類』(昭和14年)、「警防団教育訓練要望の件」。アジア歴史資料センター、Ref. M00000000000016732。
  9. ^ 『防空法関係書類綴』第1巻、「昭和11年度東部防空統制管区統制計画書別冊/第3.東部防空統制管区防空監視隊服務規定」、アジア歴史資料センター、Ref. C13070864300。
  10. ^ 『密大日記』第12冊(昭和14年)「国民防空の防空計画設定要領送付の件」。
  11. ^ 警備情勢に関する件」、アジア歴史資料センター、Ref. C04120251500。
  12. ^ 『密大日記』(第4冊、昭和13年)「昭和13年度前半期思想情勢の件」(内容なし)、アジア歴史資料センター、Ref. C01004438700。
  13. ^ 『密大日記』(第4冊、昭和14年)「昭和13年後半期思想情勢の件」、アジア歴史資料センター、Ref. C01004596200
  14. ^ 『密大日記』(第4冊、昭和4年)「昭和14年前半期思想情勢の件」、アジア歴史資料センター、Ref. C01004598300。
  15. ^ 『官報』第4055号(昭和15年7月13日)
  16. ^ 司令官・参謀長等の職名は、『官報』第2519号(昭和10年5月29日)の防衛司令部令。人数は『密大日記』昭和10年7冊の内第1号、「昭和10年軍備改編要領同細則の件」、アジア歴史資料センター、Ref. C01004045000。リンク先の78コマめ。同表に見える「ケ」は兼任者を表す。
  17. ^ a b 『官報』第2575号(昭和10年8月2日)の任官記事、左ページ最下段の右端。
  18. ^ 陸軍現役将校同相当官実役停年名簿』(昭和11年9月1日調)、国立国会図書館デジタルコレクション。
  19. ^ 陸軍現役将校同相当官実役停年名簿 昭和11年9月1日調』、国立国会図書館デジタルコレクション。
  20. ^ 『職員録』(昭和11年7月1日現在)145頁、「東部防衛司令部」。
  21. ^ 陸軍現役将校同相当官実役停年名簿 昭和11年9月1日調」、国立国会図書館デジタルコレクション。
  22. ^ 陸軍現役将校同相当官実役停年名簿 昭和11年9月1日調」、国立国会図書館デジタルコレクション。
  23. ^ 陸軍現役将校同相当官実役停年名簿 昭和11年9月1日調」、国立国会図書館デジタルコレクション。
  24. ^ 『職員録』(昭和12年1月1日現在)67頁、「東部防衛司令部」。
  25. ^ 『職員録』(昭和12年7月1日現在)111頁、「東部防衛司令部」。
  26. ^ 『職員録』(昭和13年7月1日現在)119頁、「東部防衛司令部」。
  27. ^ 『職員録』(昭和14年1月20日現在)47頁、「東部防衛司令部」。
  28. ^ 『職員録』(昭和14年7月1日現在)127頁、「東部防衛司令部」。
  29. ^ 『職員録』(昭和15年2月1日現在)52頁、「東部防衛司令部」。


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