民間資本参加
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2012年3月 - マニラとインドネシアの人気観光地との間の直行便を再確立し、バリに就航。 4月 - サンミゲル社(SMC)が5億USドルでPALホールディングスの49%を取得し、PALおよびPAL Expressの経営管理を行う。SMC社長ラモン・S・アンがPALの社長兼最高執行責任者(COO)に就任。ルシオ・タンは会長に留任。 6月 - 3機目のボーイング777納入が完了 8月 - エアバスのジェット機54機、総額70億USドル以上の確定注文に署名。フィリピンの航空業界史上最大規模の契約となる。1か月後にはエアバス10機を追加発注。 9月 - サービスの革新を発表。新機材の導入に加えて、新規就航都市、刷新された機内食メニュー、ガソリンスタンド内に設置する航空券の予約と購入が可能なセルフサービス機およびPAL発券オフィス、機内エンターテインメントへのApple iPadの導入を公表。 10月 - 業務の最前線で使用するコンピューターシステムの統合とアップデートを行う。ワンストップの新しい購入方法を提供。ウェブサイト、コールセンター、発券オフィス、旅行会社などさまざまな場面で予約・購入が可能になり利便性が向上。 10月 - フィリピン国内線で全面的にPALとPAL Expressのコードシェア開始。PAL Expressの国内線ネットワーク拡大に伴い、PALも国内線9か所に乗り入れ。現在、双方の航空会社が互いの航空券を販売可能。PAL Expressは格安航空会社としてのポジションを維持しながら、顧客サービスの向上を図る。PALは引き続きニノイ・アキノ国際空港ターミナル2、PAL Expressはターミナル3を使用。 11月 - 4機目となるボーイングB777-300ERの納入が完了。 11月 - ボーイング777-300ERでカナダ・トロントへ初のノンストップ便を就航し、北米東海岸への直行便を15年ぶりに再開。 2013年3月15日 - 過去にPAL Expressと改名したAirphil Expressは、PAL創立72周年記念日にフィリピン航空の「sunriser」の機体デザインとロゴを採用することを決定。2つの航空会社は独立した企業でありながら、乗客にシームレスなフルサービスを提供できるようサービス基準と展開するプロダクトを調整。 4月26日 - 保有機材の近代化を利用する積極的なネットワーク拡充プログラムに基づいて、2013年中に11本の新規路線を運航する計画があると発表。新路線はクアラルンプール、ダーウィン、ブリスベン、パース、広州、アブダビ、ドバイ、リヤド、ダンマーム、ジェッダ。 5月1日 - バタネス州バスコに週3便を開設し、PALは15年ぶりにフィリピン最北の県への運航を再開。運航航空会社はPALエクスプレス、使用機材はボンバルディアQ400のターボプロップ機。 5月2日 - 7年ぶりにクアラルンプール線を再開。エアバスA319で週4便を運航。 年6月1日 - オーストラリアの3都市をカバーする2つの路線を開設。マニラ − ダーウィン − ブリスベンを週3便、マニラ − ダーウィン − パースを週4便運航。どちらの路線にもエアバスA320を投入。PALにとって、ダーウィン、パースは今回が初の乗り入れとなる。ブリスベンは2010年10月以来。 7月9日 - マニラ−バンクーバー間のボーイング777-300ERを対象に、機内で携帯電話およびWi-Fiインターネットが使える今までにない新サービス「PAL iN AiR」の提供を開始。このような最先端のサービスを提供する航空会社はフィリピン初。世界でもあまり先例がない。フライト中を通して、地上と遜色のない接続環境で通話、SMS、ツイート、Eメール、ネットサーフィンが可能。 7月16日 - 中国6つめのゲートウェイとなる広州に就航し、エアバスA320で週4便を運航。南部の産業都市への路線が復活するのは、1985年4月以来初めて。 8月7日 - 12か月前に発注した64機のエアバス機のうち、PAL初のA321-200がドイツから到着。今後6年間にわたり納品され、これを筆頭に保有機材の入れ替えが行われる。 9月3日 - 6月2日の就航からわずか3か月、ダーウィン経由パース行きの週4便が運休に。ダーウィン経由ブリスベン行きには影響なし。 10月1日 - アラブ首長国連邦の首都アブダビに就航し、週5便を運航。2年半ぶりに中東路線再開となる。それから1か月後の2013年11月6日、PAL Expressがアラブ首長国連邦の商業都市ドバイに就航し、週5便を運航。同社初の長距離路線となる。どちらの路線にも最新のエアバスA330-300 HGWを投入。 11月4日 - 15年ぶりにヨーロッパ線を再開。ロンドンヒースロー空港に就航し、ノンストップ便週5便を運航。新路線の就航は、フィリピンの航空会社によるヨーロッパ大陸への乗り入れを欧州連合が制限するブラックリストからPALが削除されてからわずか4か月後。他のすべてのローカル航空会社はまだブラックリストに残っている。 11月11日 - 超巨大台風ヨランダ(国際名:ハイエン)がタクロバン市内とその周辺に甚大な被害をもたらした3日後、医師、捜索救助チーム、数キログラムの医薬品、緊急物資を乗せた特別人道サービスとしてPAL Express(2P)5971便がタクロバンに到着。台風後、タクロバンに到着した 最初の民間航空機となった。セブ行きのフライトでは、ボンバルディアQ400のターボプロップ機が75名の避難者を輸送。フィリピン航空の慈善部門PAL財団は、次の4週間の間にタクロバンへの救援物資200トン以上を輸送。 12月1日 - 2年9か月ぶりにサウジアラビア路線を再開。この日からリヤドに週4便を運航。12月3日からはダンマームに週3便を運航。どちらの路線にも最新のエアバスA330-300 HGWを投入
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