本作オリジナルメカニック
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「ゴッドバード (長谷川裕一の漫画)」の記事における「本作オリジナルメカニック」の解説
チヨノフ 35年間の間に建造されたライディーン専用母艦。マグネバードとの合体機能を持っている。名前の元ネタはライディーンと同じように実在した力士。 艦首部にライディーンを格納しており、発進する際には艦全体を90度直立させる必要がある。合体時にはマグネバードの艦首部にドッキングする。この形態時には水平状態のまま、ゴッドバード形態で射出発進する。 月のライディーン 遺跡の壁画でライディーンと対であるかのように描かれた、「太陽のライディーン」(従来のライディーン)と対になる存在とされている黒いライディーン。武器や角などが金色である以外は、全身がすべて漆黒である。また、素体状態の機体色も黒である。 巨大な大剣と盾を装備しており、それらは本来「太陽のライディーン」に装備されるはずの武器であった(現在装備しているゴッドブロックやそれに内蔵されているゴッドゴーガン、ゴッドブレイカーは仮初の物だった)。“太陽のライディーンに授けられし真の剣と盾を守りし者”であり、妖魔帝国の侵攻の際には完成が間に合わなかったライディーン本来の武装を守護し、最悪の事態に想定して建造された。建造された際の状況もあって自律プログラムが太陽のライディーンより改定されており、非常時にはパイロットの意思を越えて攻撃行動に移る事もある。 洸が復活した後、晶がパイロットとなる。晶の念動力のコントロールが不完全であるため、彼女の意思に過剰に反応してしまう。そのため通学の足に使われるなど、晶に半ば私物化されている。第2部序盤で三輪達に奪われてしまい(量産機に追い詰められた状況から、晶の意思を無視してゴッドボイスを使おうとして損壊してしまった)、外部操縦ユニットを取り付けたベロスタンに操られ敵対してしまう。元ネタは超合金 (玩具)のブラックライディーン(リスペクト)。真のライディーンの剣と盾 「太陽のライディーン」本来の武装で完成が間に合わず、ムー帝国の滅亡後神官とその子孫が長い時間をかけて完成させた。 盾は通常形態のほかに翼を模した弓に展開することができ、そこへ剣を矢のようにセットすることで強力なエネルギーを撃ち出すことができる。膨大な量のムートロンエネルギーを内包し、妖魔の力では破壊できない。その反面、一度エネルギーを使い果たすと地球全土のムー文明の遺跡からムートロンのチャージを受ける必要がある。 日食の(エクリプス)ライディーン 「太陽のライディーン」と「月のライディーン」が、ムーの神秘科学の力によって分子レベルで融合した姿。ゴッドバード形態に変形する際は真の剣は衝角に、盾は展開して翼になる。 ザマンダー 第2部に登場。国連軍がライディーンを科学で再現した「擬似ライディーン」。外見や武装はライディーンに似せてあり、ゴッドバード形態に変形しての飛行も可能(しかし、オリジナルとは違い飛行ユニットを兜のように装着している)。4機存在し、洸のコピー人間(後にはコピードロイド)が操縦している。名前の元ネタはライディーンの初期設定の没名称。ザマンダー・キング バラオと化した三輪が無傷の量産機を使って造り出した「魔王の器」。ザマンダーを核に再生したマルスとマグネスVが両手・両脚になっている。 マグネスファイブ 第2部に登場。国連軍が作り上げた、超電磁ロボ能力統合機。外見はコン・バトラーVにもボルテスVにも似ていない中間的デザイン。5台のマシンに分離合体可能で巨大なキャノン砲を腰の左右に装備しているほか、腰の装甲のM字の下にボルテスの天空剣と同じように伸縮変形する大型の接近戦用の剣を持つ。3機が存在し、コピー人間(後にはコピードロイド)が操縦している。名前の元ネタはコン・バトラーVの初期設定の没名称。 マルス 第2部に登場。国連軍が開発した闘将ダイモスの量産型。外見はダイモスに似るが、手の甲に格闘用の爪を持つ。また、全身に迷彩塗装が施されている他、口や鼻の無い表情に乏しいデザイン。5機が存在し、コピー人間(後にはコピードロイド)が操縦している。 ひよこ 第2部に登場。アール博士が開発した脱出ポッドであるが、外装をライディーンに似せた輸送機。見かけによらず高性能で多人数を乗せたまま陸海空の移動が可能な他、人間相手に「殺さない程度」の対人格闘もこなす。 元ネタは本編スピンオフ漫画の『ゴットバードひよこ』より。 アーマードダルタニアス(仮) 第2部に登場。ダルタニアスには搭乗できたが、素人同然の剣人の腕をカバーするための応急処置として超電磁ロボの予備パーツ流用の装甲を装着して防御力を上げている。 最終決戦では小介から聞いた「異世界のダルタニアス」の情報から三つのエンジンのエネルギーを統合する大博打を打った(理論のみで行う上、状況から最大出力で運用せざるを得ないため、最悪の場合暴走して爆発する恐れがあった)。 ガルガンチュワ マークIII 第2部に登場。30余年前の「異星人襲撃頻発機」に開発された国際ロボ軍団の機体。 原型は『コン・バトラーV』第18話に登場するブリテン国が開発した巨大ロボ「ガルガンチュワ」。 国際ロボ軍団 第2部に登場。30余年前の「異星人襲撃頻発機」に各国で開発された機体。開発に難航し、ロールアウトしたのは各戦役終結後だったため、その存在はほとんど知られていなかった。 日本の超電磁ロボには性能では及ばないが、特殊能力でカバーしている。 ガルガンチュワ マークIIIの他にマゴットX(黒い巨体)、シーナック(円盤に手足が付いた機体)、ストームブレイド(ガンマン風)、スイン・01(アステカ風)、ガタフッズ(クワガタの頭)、ズイーク(戦車型)、キング・ハーニー(細身の機体)がいる。 コン・バトラー ゼウス 第2部に登場。強奪したコン・バトラーVを基に開発された機体。ワルキメデスが搭乗する。 外見や性能は同一だが、黒いボディと額のZマーク、両肩の左右5対の超電磁ヨーヨーが特徴。 それぞれの指に10枚の超電磁ヨーヨーを同時に放つオールレンジ攻撃「サテライトスライサー」が必殺技。 量産機から収集したデータを使うことにより1人でオリジナルの性能を引き出すことが可能。 ボルト ウラノス 第2部に登場。強奪したボルテスVを基に開発された機体。スクエアが搭乗する。 外見、性能は同一だが、黒いボディと額の天王星を示すマーク、巨大剣ウラノスハルバートが特徴。 量産機から収集したデータを使うことにより1人でオリジナルの性能を引き出すことが可能。 ダイモス プルートゥ 第2部に登場。強奪したダイモスを基に開発された機体。三輪が搭乗する。 外見、性能は同一だが、黒いボディと口を覆うマスクパーツと額に2対のアンテナがある。 額のアンテナのコントロール波を使うことにより量産機マルスをコントロールすることが可能。 連携攻撃の他にマルスをトランザー形態に変形させ弾丸のように発射する「マーズアタック」という技がある。 量産機から収集したデータを使うことにより格闘技経験のない三輪でもオリジナルの性能を引き出すことが可能。 メガグレイドン 第2部に登場。キャンベル星の巨大母艦。かつての戦闘指揮艦グレイドンの拡大版。地球の状況を見定めるためにキングスカールーク、コブラードIII世と共に地球に飛来した三隻の内の一隻。 キングスカールーク 第2部に登場。ボアザン星の巨大母艦。かつての戦闘指揮艦スカールークの拡大版。ワーバラオの攻撃を受けて3隻中、唯一被害を被っている。 コブラードIII世 第2部に登場。バーム星の巨大母艦。かつての戦闘指揮艦コブラードの同型艦(アイザムが用いた初代。メルビが使用した二代目から見て三代目のコブラード)。 マグマ獣、鎧獣士、メカ戦士 第2部に登場。それぞれキャンベル、ボアザン、バームの母艦に搭載されている。ワーバラオの母艦攻撃を阻むべく立ち塞がるが蹴散らされてしまう。 劇中では名前もなく、どの機体がどの星所属のメカなのかは不明。
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