日本平動物園とは? わかりやすく解説

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にほんだいら‐どうぶつえん〔ニホンだひらドウブツヱン〕【日本平動物園】

読み方:にほんだいらどうぶつえん

静岡市駿河区にある動物園昭和44年1969開園園内展望広場からは、駿河湾静岡市内を一望できる静岡市立日本平動物園


日本平動物園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/19 01:49 UTC 版)

日本平動物園
Shizuoka Municipal Nihondraira Zoo
施設情報
正式名称 静岡市立日本平動物園
所有者 静岡市
管理運営 静岡市
開園 1969年8月1日
所在地

422-8005
静岡県静岡市駿河区池田1767番地の6

日本平動物園 (静岡県)
日本平動物園 (日本)
位置 北緯34度58分47.8秒 東経138度26分22.0秒 / 北緯34.979944度 東経138.439444度 / 34.979944; 138.439444座標: 北緯34度58分47.8秒 東経138度26分22.0秒 / 北緯34.979944度 東経138.439444度 / 34.979944; 138.439444
テンプレートを表示
日本一長いローラースライダー
アメリカ合衆国ネブラスカ州オマハ市から静岡市に贈られた陶製のタヌキ像

日本平動物園(にほんだいらどうぶつえん、: Shizuoka Municipal Nihondaira Zoo)は、静岡県静岡市駿河区池田にある静岡市が運営する動物園[1]

概要

開園時間は9:00~16:30(16:00までは入園可能)。料金は、大人(高校生以上)610円、小・中学生150円(静岡市内に居住、又は通学する小・中学生は証明提示で無料)、未就学児無料となっている。休園日は毎週月曜日(祝日、振替の時は翌日)と12月29日~翌年1月1日となっている。日本一長いローラースライダーが設置されている(大人 200円、子供 100円)。ホームページでは飼育日記を掲載している。施設の老朽化が進んでいることから、2013年春、全面リニューアルオープンした。

2005年に直立することが話題になった、レッサーパンダの「風太」の生まれた動物園である。

敷地に隣接して静岡市有形文化財旧エンバーソン邸が建っており、駐車場は共通。見学して動物園に再入場することもできる。

歴史

主な施設

レッサーパンダ館・ビジターセンター
屋外放飼場と屋内放飼場を2つずつ備え、隣接する繁殖棟とあわせ、血統管理園として繁殖に取り組めるようになっている。様々な角度から観察でき、レッサーパンダが客の頭上を渡る空中回廊なども用意されている。
ビジターセンターでは同園の歴史年表や繁殖賞、過去の飼育動物を中心とした骨格標本や剥製が展示されている他、企画展が催される。
猛獣館299
リニューアル第1弾として開館した猛獣舎。1階は北極圏の生態系の展示としてゴマフアザラシホッキョクグマを展示。2、3階では開園時からのコンセプトとしての比較展示を行いライオンアムールトラジャガーピューマといったネコ科の猛獣を立体的に観察できる。
フライングメガドーム
園内に2つある池のうち、下の池をすっぽりケージで囲った、国内最大級のフライングケージ。中に入って飛び交う鳥を直に観察できる。また、元々この池にあったサル島がメガドーム完成後も残され、リニューアル前と違わずここでジェフロイクモザルが飼育されている。
オランウータン館
2つの屋外放飼場と1つの屋内展示室を備える。
草食獣舎
バーバリシープ舎、アクシスジカ舎、ワラビー舎を統合したもの。完成にあわせオグロワラビーがベネットアカクビワラビーに交代している。
夜行性動物館 熱帯鳥類館
1983年開館。斜面に造られており、1階が夜行性動物館、2階が熱帯鳥類館になっているが、出入口はそれぞれ異なる。
夜行性動物館は昼夜逆転させた14の展示室を備えルーセットオオコウモリレッサースローロリスハリネズミフタユビナマケモノフェネックフクロウツチブタスローロリスオオコノハズクアムールヤマネコハクビシンアオバズクが展示飼育されている。毎日午後2時半ごろに明かりがつけられ、館内は昼間の状態となる。
熱帯鳥類館はオニオオハシサイチョウワライカワセミなどの熱帯鳥類の個別展示飼育室が6室、通り抜けのできる展示室にカンムリシロムクなどの熱帯の小鳥が放されたジャングル展示室、ソリハシセイタカシギなど干潟の鳥の展示室、メジロなど日本の野鳥を展示する大部屋が2つと計9展示室がある。天窓が多く設けられ、天然光のもと、植物がよく育つようにしてある。
ふしぎな森の城
オートチェアに乗っていく、お城の意匠を持った旧爬虫類館を改修したもの。外観はそのままに、館内ではきぐるみを着て動物の気分で遊べるコーナーや飼育員の仕事を紹介するリトルバックヤードが設けられている。
爬虫類館
生息環境ごとにクチヒロカイマンアルダブラゾウガメなど様々な爬虫類が飼育されている。薄暗い旧館と比べ格段に明るくなった他、リクガメの動き回る回廊や、観客の頭上にオオアナコンダのプールを設置するなど様々な仕掛けがある。またオオサンショウウオをはじめとし、日本産小型両性爬虫類のコーナーも設けられている。
ペンギン館
フンボルトペンギンが泳ぐ水中の姿を眺める事ができる。

主な飼育動物

過去の飼育動物

脚注

  1. ^ 静岡市立日本平動物園条例” (2003年4月1日). 2008年4月8日閲覧。[リンク切れ]
  2. ^ 日本平動物園 当園について” (2007年11月19日). 2008年4月8日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ 友好の証し タヌキ像設置 静岡市とオマハ交流50周年. 静岡新聞. 2015年10月30日. 2016年3月7日閲覧.
  4. ^ 日本平動物園「シャンティ」天国へ 人気のアジアゾウ、献花台設置”. 静岡新聞. 2022年9月17日閲覧。
  5. ^ 駐車場を予約制にした結果…GWの来園者数が激減 静岡市の日本平動物園”. テレビ静岡 (2025年5月9日). 2025年5月9日閲覧。

注釈

  1. ^ 国内唯一の飼育個体。

関連項目

外部リンク




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