政治記者時代とは? わかりやすく解説

政治記者時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 13:38 UTC 版)

渡邉恒雄」の記事における「政治記者時代」の解説

読売新聞社次席入社(その年の首席は、後に作家となる三好徹)。また、東京新聞採用試験にも合格している。「朝日新聞社入社したかったが採用試験不採用になった」と週刊朝日インタビュー答えている。「中央公論」の入社試験不合格となっており「頭が良すぎて採用されなかった」とは本人談である。なお、中央公論に関して渡邉読売新聞社長時代に買収している。 『週刊読売』(後の『読売ウイークリー』)記者経て政治部記者となる。『週刊読売』の記者時代鳩山一郎脳出血倒れたときに、鳩山邸(現:鳩山会館)で張り込みをしていた。 慌ただしい気配したため渡邉屋敷の中を覗いたところ、大きな連れた秘書石橋義夫渡邉追い出された。その後屋敷出てきた大野伴睦に「誰が倒れたのですか」と質問した無視され次に現れ政治評論家岩淵辰雄にも「(自分は)鳩山家の者ではない」と言われ鳩山倒れた確証得られなかった。結局デスクから「死んだのでないのなら放っておけばいい。そろそろ帰ってこい」と指示されと言う警視庁出身社長正力松太郎眼鏡かなって自民党党人派大物大野伴睦番記者になった以後保守政界と強い繋がりを持つようになり、大野事務所行き交う札束攻勢目の当たりにする渡邉対す大野信頼篤く渡邉大野依頼受けて自民党総裁衆議院議長ポスト獲得交渉代行自民党政治家ゴーストライターとして、週刊誌論説執筆まで引き受ける。児玉誉士夫懇意になり、児玉指令のもとに九頭竜ダム建設補償問題日韓国交正常化交渉の場でも暗躍したとされている。 また鳩山一郎次の自民党総裁総理大臣狙っていた正力松太郎が、中曽根康弘参謀格自分派閥結成して総裁選出馬準備進めていた際、正力から中曽根との連絡役を命じられ付き合い始まり大野死後中曽根親密になった中曽根とは1957年昭和32年)の自民党総裁選最中出会った渡邉は、初入閣を望む中曽根副総裁大野伴睦との仲を取り持った大野造船疑獄の際に、自らを追及した中曽根快く思っていなかったが、渡邉執り成しによって態度変え入閣確約した1982年昭和57年)の自民党総裁選時には渡邉中曽根擁立のため、田中角栄秘書早坂茂三引き合わせ働きかけた。早坂と、中曽根秘書小林克己渡邉と同じ元日共産党員だった。1966年昭和41年)の大手町にある国有地払い下げ問題でも、大きな役割果たしている。 なお、政治記者としてよりは、若いころからジャーナリストとして多く著作知られる存在だったが、魚住昭は「戦後現れ組織ジャーナリスト中でも、彼はテクニックにおいては高の人でしょう」と評している。

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政治記者時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 14:39 UTC 版)

島桂次」の記事における「政治記者時代」の解説

1960年、島はフランクリン・ルーズベルトの例にならって党首演説会テレビでやろうと発案、その企画実現奔走した当時立会い演説会一般的であったマスコミ嫌いで知られ池田勇人首相懇意だった関係で「これから政治家マスコミ顔を出して直接国民と話さなければ駄目ですよ」と何とか説得。これにより民社党委員長西尾末広日本社会党委員長浅沼稲次郎も出ざるを得なくなり、三党による党首立会演説会実現した。 これが1960年昭和35年10月12日日比谷公会堂起きた有名な浅沼稲次郎暗殺事件があった立会演説会である。当日の島は官邸記者クラブ招待川崎球場日本シリーズ観戦していて事件ラジオ知り慌てて総理大臣官邸に着くと池田から「お前がよけいなことを企画するから、えらいことが起こったんだぞ」と怒鳴り散らされたという。NHK浅沼刺殺瞬間直後テレビニュース放送した。これは一国公党党首公衆面前暗殺され、その映像全国に伝わるというテレビ報道にとってひとつのエポックとなった宏池会番記者長らくしてた事もあり、田中角栄始めとする政治家親交深め自由民主党と強いパイプ築き、「自民党代理店」と呼ばれた

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