政治解説委員としてとは? わかりやすく解説

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政治解説委員として

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 13:06 UTC 版)

岩田明子 (ジャーナリスト)」の記事における「政治解説委員として」の解説

2015年5月アメリカから国務長官ジョン・フォーブズ・ケリーが訪ロし、大統領ウラジーミル・プーチン外相セルゲイ・ラブロフと8時間渡り会談した際、日本側は事前に情報得ておらず、事後会談詳細入手することができず、蚊帳の外だったと解説した天皇退位問題について、憲法皇室典範規定踏まえて一代限って退位認め場合どのような要件付すのか、また前例として後世に残るため、後世耐えうる規範性担保が必要と指摘した北朝鮮対する「対話」か「圧力」かめぐり、日ロ間で溝がある中、ウラジオストク開催され日ロ首脳会談で、安倍晋三当時内閣総理大臣)「が「圧力をかけるには石油供給停止必要だ」と協力求めたに対してプーチンは「石油禁輸には賛成できない北朝鮮国民の生活を破壊し暴発許しかねないシンゾウ考え方理解するが、話し合いによって平和的に解決するか道はない。取り返しつかないことになってならない」と応じたことに触れ北朝鮮対す日本とロシアの溝は埋まったとは言えないと解説した2017年10月号の文藝春秋において「安倍総理驕りの証明』」と題する記事寄稿し安倍政権失速理由分析し、その失速原因は「驕り」にあると指摘し、以下の解説行った戦後70年談話安全保障法制成立目指していた2015年安倍政権天王山としていたと指摘し戦後70年談話安全保障法制という天王山乗り切りウイング広げ支持率回復した成功体験が、「驕り」へと繋がっていったとした。その「驕り」が発現し始めたのは2015年10月内閣改造であり、第三次改造安倍内閣では、自派閥から閣僚を4人起用し、3人は専門分野でない閣僚起用であり「適材適所」のスタイル崩れた解説した2016年通常国会での施政方針演説驕り」が鮮明になったとし、その理由に、従前施政方針演説では、「建設的な議論」を呼びかけていたのに対し挑発的な文言並べていたことを挙げたまた、2016年8月内閣改造では、「適材適所」を捨て派閥力学重視する姿勢拍車かかったとし、閣僚起用あり方について見解述べた外交に対しても、安倍掲げた地球儀俯瞰外交」について、日本各国との個別の関係を強化し国際世論主導権を握ることが目的であったにもかかわらず、ただ強固な日米同盟演出するだけになっているとし、何のための「地球儀俯瞰外交」だったのかと解説した2017年7月NHK世論調査において、安倍内閣支持しない理由として、「首相人柄信用できないから」の選択肢トップだったことに触れ内閣改造などの政治的なテクニックでは、局面打開できない、また自らの問題忘却彼方に追いやる政治手法では、国民信頼回復することは難しいと解説した

※この「政治解説委員として」の解説は、「岩田明子 (ジャーナリスト)」の解説の一部です。
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