戦前の優等列車の設定とは? わかりやすく解説

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戦前の優等列車の設定

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 02:57 UTC 版)

東北本線優等列車沿革」の記事における「戦前の優等列車の設定」の解説

1891年明治24年9月1日 日本鉄道東北本線上野 - 青森間約740kmを全通させる。直通列車1往復所要時間26時間半強で運行開始1901年明治34年上野 - 青森直通列車所要時間最速21時間50分に短縮1906年明治39年4月 上野 - 青森間に同線初の急行801・802列車海岸線(現・常磐線経由設定下り上野1145分青森着が翌朝7時上り青森1940分で上野着が翌日15時13分。 1906年明治39年11月 日本鉄道鉄道国有法によって国有化される1908年明治41年5月 1等2等食堂車寝台車連結した上野 - 青森東北本線経由急行201・202列車新設上野 - 青森急行海岸線経由801・802列車合わせて2往復となる。青森では青森 - 函館航路所要時間4時間)および青森 - 室蘭航路所要時間12時間)の連絡船接続201・202列車停車駅主要駅発着時刻を以下に示す。停車駅上野 - 赤羽 - 浦和 - 大宮 - 久喜 - 古河 - 小山 - 宇都宮 - 宝積寺 - 氏家 - 西那須野 - 黒磯 - 白河 - 矢吹 - 須賀川 - 郡山 - 本宮 - 二本松 - 福島 - 長岡(現・伊達)- 桑折 - 白石 - 大河原 - 岩沼 - 仙台 - 岩切 - 松島 - 小牛田 - 石越 - 一ノ関 - 水沢 - 黒澤尻(現・北上) - 花巻 - 盛岡 - 沼宮内(現・いわて沼宮内) - 中山(現・奥中山高原) - 一戸 - 三戸 - 尻内(現・八戸) - 古間木(現・三沢) - 野辺地 - 小湊 - 浅虫(現・浅虫温泉) - 青森 201列車上野7時25分浦和8時→宇都宮10時5分→福島14時50分→仙台17時15分盛岡2154分→青森3時40202列車青森2時20分→仙台12時35分→上野2240同年12月 急行201・202列車の運行区間上野 - 仙台間に短縮代替上級客車連結した普通列車1往復上野 - 青森間に新設1909年明治42年4月 上野 - 仙台急行201・202列車の運行区間上野 - 青森間に延長。各列車の発着時刻を以下に示す。201列車上野12時40分→青森翌9時35202列車青森1820分→上野15時15分 801列車海岸線経由):上野23時青森1910802列車海岸線経由):青森9時→上野翌5時45分 1910年明治43年9月 新橋 - 神戸急行列車2等寝台車を連結開始。これにより従来寝台車1等寝台車となったため上野 - 青森間に連結されていた寝台車1等寝台車となる。 1911年明治44年5月 ダイヤ改正東北本線経由201・202列車15 - 25運転時間短縮常磐線経由801・802列車逆に延長となった201列車上野12時30分→青森翌9時 202列車青森18時50分上野15時30801列車上野23時青森1925802列車青森9時35分→上野6時15分 同年12月 ダイヤ改正冬期における運転時間余裕設定したため各列車とも所要時間延長となる。201列車上野12時30分→青森10時10202列車青森17時50分→上野15時30801列車上野2220分→青森1925802列車青森9時10分→上野6時15分 1912年明治45年5月 ダイヤ改正201列車上野9時30分→青森翌5時50202列車青森16時上野12時05801列車上野2230分→青森18時30分 802列車青森1時→上野2005同年12月 ダイヤ改正所要時間20時間以内となる。201列車上野15時30分→青森1115分 202列車青森18時→上野14時 801列車上野2230分→青森18802列車青森11時→上野6時15分 1913年大正2年12月 ダイヤ改正201・202列車普通列車となり、代替203204列車急行となる。203列車上野23時青森1805204列車青森15時30分→上野翌8時551917年大正6年6月 ダイヤ改正東北本線経由常磐線経由とも所要時間が同じ17時となった203列車上野13時→青森6時 204列車青森23時30分→上野16時30801列車上野2230分→青森15時30802列車青森13時→上野6時 1926年大正15年8月 ダイヤ改正列車番号再編により東北本線100番台常磐線200番台としたことから201・202列車103104列車に、801・802列車201・202列車それぞれ変更同時に103104列車1等寝台車連結廃止食堂車洋食堂車から和食堂車に変更103列車上野13時→青森6時25104列車青森23時上野15時50201列車上野2230分→青森16時25202列車青森13時40分上野翌8時 1929年昭和4年9月 ダイヤ改正急行103104列車103列車上野14時青森6時20104列車青森23時上野15時 201列車上野2230分→青森16時10202列車青森1330分→上野7時 1930年昭和5年10月 ダイヤ改正103列車上野14時30分→青森6時20分、104列車青森23時上野14時30分と所要時間15時間台になった1934年昭和9年12月 大幅なダイヤ改正により以下の変更実施急行列車所要時間12 - 13時間台と大幅に短縮103列車上野10時青森23時104列車青森6時上野1905201列車上野19時→青森7時45分 202列車青森22時→上野10時25上野 - 青森間に準急101102列車新設する1937年昭和12年7月 常磐線経由上野 - 青森不定期急行列車1201・1202列車新設する1940年昭和15年10月 ダイヤ改正常磐線経由急行202列車所要時間を5分短縮不定期急行列車1201・1202列車定期列車化し207208列車変更上野 - 青森直通列車急行3往復準急1往復普通列車4往復運行された。 1942年昭和17年12月 ダイヤ改正青函連絡船夜行便廃止により接続する202列車青森発を繰上げ1943年昭和18年2月 103104列車仙台以北および常磐線経由普通列車205206列車廃止1943年昭和18年10月決戦ダイヤ」と呼ばれたダイヤ改正で以下の変更実施103104列車準急101102列車統合する形で再び上野 - 青森間の運行となり急行101102列車列車番号変更急行207208列車廃止201・202列車普通列車格下げ203204列車普通列車から急行列車格上げ1944年昭和19年4月 戦局悪化に伴い全国的に特急1等客車食堂車寝台車廃止となり以下の変更実施急行101102列車運休急行203204列車および普通201・202列車優等客車連結中止普通列車103・104・105106107・108列車のみの運行となる。 同年12月 急行203204列車運休となる。

※この「戦前の優等列車の設定」の解説は、「東北本線優等列車沿革」の解説の一部です。
「戦前の優等列車の設定」を含む「東北本線優等列車沿革」の記事については、「東北本線優等列車沿革」の概要を参照ください。

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