徐福とは? わかりやすく解説

じょ‐ふく【徐福】


じょふく 【徐福】

秦の始皇帝の命で、東海三神山不死仙薬求めたという伝説上の人物日本来て熊野または富士山住んだとの話もある。徐市

徐福

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/16 12:30 UTC 版)

徐 福(じょ ふく、拼音: Xú Fú生没年不詳)は、方士[注 1]国の琅邪郡(現在の山東省臨沂市周辺)の出身。本来の表記は徐巿[注 2](じょふつ)[1]。日本に渡来したという伝説があるが虚構として知られている。しかし、この伝説が日本に伝わって徐福の渡来という多くの創作が作られた。


注釈

  1. ^ 方術に秀でた者・学者。
  2. ^ 巿(ふつ)は「」と「」から成り、(いち)は「」+「」から成る別の字である。
  3. ^ 慈渓市は寧波市の中にある県級市である。

出典

  1. ^ a b 「徐福」 - ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典、2014年、Britannica Japan。
  2. ^ a b 宮崎正勝『海からの世界史』角川学芸出版〈角川選書 383〉、2005年9月、68頁。ISBN 4-04-703383-9 
  3. ^ a b 原田実『トンデモ日本史の真相 と学会的偽史学講義』文芸社、2007年6月、102-107頁。ISBN 978-4-286-02751-7 
  4. ^ 前田豊『消された古代東ヤマト 蓬莱の国東三河と徐福』彩流社、2003年2月、103頁。ISBN 4-88202-790-9 
  5. ^ https://www.toutiao.com/article/6496075295513117197/?wid=1680187279640
  6. ^ https://www.163.com/dy/article/G19GR09V0519MVFT.html
  7. ^ 新井白石『同文通考』勉誠社、1979年、125頁。 
  8. ^ 荻生徂徠『南留別志』。 
  9. ^ たき火の煙で「徐福」弔う 八女で「童男山ふすべ」 児童が紙芝居」『西日本新聞』。2021年1月22日閲覧。
  10. ^ 丹後建国1300年記念事業実行委員会『丹後王国ものがたり 丹後は日本のふるさと』2013年、50頁
  11. ^ 『北佐久口碑伝説集佐久編限定復刻版』長野県佐久市教育委員会、全434中27P、昭和53年11月15日発行
  12. ^ 荒井保男医のことば:その百二十四:徐福」(PDF)『新薬と治療』第52巻第3号、山之内製薬、2002年3月、46-48頁、ISSN 0559-8664 
  13. ^ 『日本に生きる徐福の伝承』山本紀綱 1979 謙光社
  14. ^ 山本紀綱『徐福渡来伝説考』謙光社、1975;『日本に生きる徐福の伝承』』謙光社1979
  15. ^ 宮城谷昌光ほか『異色中国短篇傑作大全』講談社〈講談社文庫〉、2001年、146頁。ISBN 4-06-264970-5 
  16. ^ 日前首相羽田愛穿中山装”. 中国国際放送 (2007年11月20日). 2018年4月19日閲覧。
  17. ^ 鳥居貞儀・徐福友好塾『徐福さん 伝承地に見る徐福像と徐福伝説』ネスト企画、2005年12月、171頁。 


「徐福」の続きの解説一覧

徐福(シューフゥ/じょふく)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 16:26 UTC 版)

地獄楽」の記事における「徐福(シューフゥ/じょふく)」の解説

不老不死研究する伝説方士天仙達は宗師と呼ぶ。

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徐福

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 07:37 UTC 版)

ZOMBIE-LOAN」の記事における「徐福」の解説

老爺」をトップ据え中国の裏社会牛耳る大陸マフィア。本来は魔に通じ魔を操り伏せる古来よりその技を武器生き抜いて来た道士集団中でも「董奉」の名を継ぐ者は「老爺」の右腕として徐福の中核担っている現在の末端は術の使えないチンピラ成り下がっているが、幹部の者達の能力依然として強大数百年の悲願である「尸解の法」を完成させるために、彼岸人との接触図っていた。 老爺(ラオイエ) 徐福の龍頭300歳を越す老人18世紀阿片での組織拡大狙って上海訪れた際、日本から来た外商の娘であり、思徒の母・千鶴道ならぬ思い抱き求婚するも、彼女は既に婚約者がいたため断られてしまう。そのこと逆恨みして千鶴婚約者一族惨殺したが、千鶴はそのショック自害したために反魂の術で彼女をらせた。その後自分不死になることを望み未完成の「尸解の法」を自身施した結局、術は成功した副作用として肉体急激に老いていったため、以後は思徒の血を摂取することで老化一時的に抑えていた。 暦の「死者の舌」を喰らい、自分朽ち果てた躯を捨て不死である思徒の躯に乗り移ろうとしたが、董奉の裏切りに遭い死亡。 董奉(トウホウ) 声 - 増谷康紀 身長182cm 体重70kg 血液型AB型 誕生日2月27日 徐福の道士。「董奉」とは代々思徒の調伏担ってきた役職で、本名別にあるらしい道士らしく屍を縛り使い魔使役する術を持つ。愛妻家子煩悩であり、自分そっくりな双子息子がいる。思徒の部屋にある置物悪戯書きをするなど子供っぽい面がある。思徒に対してサド・マゾどちらの面も発揮しており、思徒を虐めることを楽しんでいる反面、思徒に罵られることに心地良さ感じている。喰えない性格だが、そんな彼も紅棍には手を焼かされていた様子。 かつて先代の董奉であった父親を徐福の命により殺害している。実は当時、思徒をみすみす日本逃した先代の董奉に対し老爺がその忠誠心疑い始めていたために「董奉の忠誠心」を示す必要があったための所業であり、両者(董奉とその父)同意の上でのことであった代々「董奉」を縛り付け、また父の間接的な仇でもある老爺対し復讐誓っており、より深い絶望彼に味わわせてから葬ろうと画策していた。そのため老爺忠実な部下あるかのように振舞い思徒の身体を彼が乗っ取ることにも進んで協力していたが、最終的に裏切り彼を刺殺した。 老爺殺害した際に、老爺から彼と「董奉」の血の盟約に因る呪いを受ける。本来なら彼の息子達親族にもその死に至る呪いは及ぶ筈であったが、彼岸人取引をして呪い自分のみに留まるよう謀っていた。息子達が徐福に縛られない人生送れるようにと願ってのことであったその後は妻や息子達紅棍にも死期迫った自分近付かないよう命じ、思徒に好きに生きなさい」という言葉を残して姿を消した。しかし紅棍はそんな董奉を気遣い彼の居場所を思徒に教える。訪ねて来た思徒に再会した董奉は、思徒の頼み彼に自分本当の名前」を明かし安らかに逝去した。 紅棍ホングン) 徐福の一員。「紅棍」とは徐福における武術専門役職で、本名別にあるらしい(しかし彼の場合物心付いた時には既に孤児だったため、名付けられる前に捨てられたとも考えられる)。ヌンチャク武器としている。ナリ悪く董奉曰く「まるで下っ端チンピラ」。強引で軽い性格。紙クズ同然に扱われてきた自分達の命に対し後生大事扱われてきたにもかかわらず日本脱走した思徒のことを贅沢者と嫌っている。元は老爺食されるために徐福に集められ孤児一人だったが、彼の中に武術素質見た董奉の父親により助けられ、董奉とは兄弟のように育てられた。董奉には憎まれ口を叩くが、彼のことを密かに慕っている面もある。董奉に彼の息子達の子守りをいつも任されている。 四位ツ原にて暦を攫う意外と情に厚い面もあり、同じ親を持つ誼と言って捕われていた知佳修司逃すために兎子に助力し、思徒と暦の現状伝えた。また董奉の死期が迫ると、妻と息子達託される。董奉に「思徒に自分居場所教えるな」と命じられていたが、彼のことを想ってか思徒にそれを教えた。だが本当は、自分が董奉の下に駆けつけたくて堪らなかった様子であった

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徐福

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こううんりゅうすい〈徐福〉」の記事における「徐福」の解説

始皇帝の命を受け、3,000人の童男童女技術者伴い日本に渡る。程なく始皇帝訃報を受け、現地の民と共に生きる道選び予知能力を持つ女性ヒミ結ばれるが、不老不死求める夢が再燃し一人蓬莱の地に赴き、2500年生きたという仙人から不老不死の法を授かる

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徐福

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項羽と劉邦 (横山光輝の漫画)」の記事における「徐福」の解説

宗無忌の家に滞在中、始皇帝召しだされて東海不老長寿求めて出航する。しかしそれきり消息を絶ってしまう。

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