山海経とは? わかりやすく解説

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山海経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/02 23:53 UTC 版)

山海経』(せんがいきょう、山海經、拼音: Shān Hǎi Jīng)は、中国大陸で書かれた地理書戦国時代から朝・代(前4世紀 - 3世紀頃)にかけて徐々に付加執筆されて成立したものと考えられており、最古の地理書(地誌)とされる。


注釈

  1. ^ 四川大学の教授だった蒙文通の研究によれば、山海経のうち最も古い部分は地方と地方について書かれた大荒経であり、その成立は西周時代後期にさかのぼる[1]。次いで同じ地域を扱った海内経の一篇が書かれたと見られている。
  2. ^ 五蔵(ごぞう)とは「東・西・南・北・中」を示している。

出典

  1. ^ a b c 徐朝龍 1998, pp. 2–7.
  2. ^ 袁珂 著、鈴木博 訳『中国の神話伝説』上、青土社1993年 359頁
  3. ^ a b c d e 日本古典文学大辞典編集委員会 『日本古典文学大辞典第3巻』岩波書店、1984年4月、632頁。 
  4. ^ 小川琢治 1928, p. 131.
  5. ^ 小川琢治 1928, p. 161.
  6. ^ 小川琢治 1928, p. 95.
  7. ^ 小川琢治 1928, p. 85.
  8. ^ 荒俣宏『アラマタ図像学1 「怪物」』小学館小学館文庫) 1999年 98-113頁
  9. ^ 伊藤清司「大陸を跋扈する怪鳥奇獣たち」 別冊太陽『日本の妖怪』平凡社 1987年 139-141頁
  10. ^ 伊藤清司 監修・解説、磯部祥子 翻刻『怪奇鳥獣図巻:大陸からやってきた異形の鬼神たち』工作舎 2001年 ISBN 4-87502-345-6 同絵巻の全図全文を収録する
  11. ^ サントリー美術館 『動物表現の系譜』図録 1998年 119頁 静嘉堂文庫所蔵。同絵巻の全図(白黒図版)を収録する(96頁)
  12. ^ 『あの世・妖怪 信州異界万華鏡』長野市立博物館 2003年 32-33頁


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