小田原急行鉄道201形電車とは? わかりやすく解説

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小田原急行鉄道201形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 21:53 UTC 版)

小田原急行鉄道201形電車(おだわらきゅうこうてつどう201がたでんしゃ)は、かつて小田原急行鉄道(当時)・東京急行電鉄大東急)・小田急電鉄で使用されていた電車である。


注釈

  1. ^ 乗務員室扉は現在の一般的な電車と異なり、蝶番が車体端側ではなく、車体中央側に設けられていた
  2. ^ 端子電圧750V時定格出力93.3kW/750rpm。WH社製WH-556-J6(端子電圧750V時定格出力74.6kW、定格回転数985rpm)が基本となったされるが、特性が全く異なっており、構造を参考にした程度の類似性でしかない。なお、このMB-146系電動機は、小田急以外では南海電気鉄道が戦前の南海鉄道時代からモハ12011251形などに大量採用し、戦後には運輸省規格型電車用125馬力級規格型電動機の一つとして選定され、従来採用実績のなかった各社にも大量供給された。
  3. ^ 1934年3月までは経堂にも停車していた。
  4. ^ 上りは日曜日運転の急行19:30小田原発 - 21:03新宿着が設定されていた。
  5. ^ 台車をモニ1形のKS-30-Lと交換した際に発生したKS-31-Lは1941年に導入された601形のクハ601、603(後のクハ1650形1651、1653)に転用されている。
  6. ^ 6月にはデハ1602・1604とデハ1603・1605が、7月にはデハ1603・1605とデハ1602・1604がそれぞれ交換されている。
  7. ^ これによりこの2両はクハ1350形の1351、1352となり、1959年の更新改造によりクハ1450形と類似の車体となっている。
  8. ^ デハ1601はその後1947年に片運転台の制御車代用として復旧され、翌1948年には制御電動車に戻されている

出典

  1. ^ a b c 生方良雄「開通当時の小田急電車」『鉄道ピクトリアル』通巻405号 p.91
  2. ^ 大幡哲海「私鉄車輛めぐり164 小田急電鉄」『鉄道ピクトリアル』通巻679号 p.201
  3. ^ a b 大幡哲海「私鉄車輛めぐり164 小田急電鉄」『鉄道ピクトリアル』通巻679号 p.202
  4. ^ a b c d e 生方良雄「私鉄車輛めぐり(37) 小田急電鉄」『鉄道ピクトリアル アーカイブス1 小田急電鉄1950-60』p.53
  5. ^ a b 大幡哲海「私鉄車輛めぐり164 小田急電鉄」『鉄道ピクトリアル』通巻679号 p.256
  6. ^ a b c 生方良雄「開通当時の小田急電車」『鉄道ピクトリアル』通巻405号 p.88
  7. ^ a b c d e f g h i j 生方良雄「開通当時の小田急電車」『鉄道ピクトリアル』通巻405号 p.90
  8. ^ a b 山下和幸『小田急電車形式集.1』p.26, 81
  9. ^ 生方良雄『箱根登山鉄道125年の歩み』JTBパブリッシング p.117
  10. ^ a b 山下和幸『小田急電車形式集.1』p.123
  11. ^ 山岸庸次郎「小田急電車進歩のあと」『鉄道ピクトリアル』通巻286号 p.46
  12. ^ a b c d 刈田草一「小田急列車運転概史(全)」『鉄道ピクトリアル』通巻405号 p.16
  13. ^ a b 保育社『日本の私鉄5 小田急』(1985年5月1日重版)p.106
  14. ^ 荻原二郎「小田急と私 荻原二郎」『鉄道ピクトリアル』通巻286号 p.57
  15. ^ 刈田草一「小田急ロマンスカー運転史」『レイル』第1号 p42-43
  16. ^ a b 生方良雄「小田急線を走った国鉄車両」『鉄道ピクトリアル』通巻286号 p.55
  17. ^ a b c d e f g 生方良雄「私鉄車輛めぐり(37) 小田急電鉄」『鉄道ピクトリアル アーカイブス1 小田急電鉄1950-60』p.54
  18. ^ a b c 山下和幸『小田急電車形式集.1』p.80
  19. ^ 生方良雄『箱根登山鉄道125年の歩み』JTBパブリッシング(2013年) p.82
  20. ^ a b 刈田草一「小田急ロマンスカー運転史」『レイル』第1号 p.41
  21. ^ 生方良雄「小田急の特急ロマンスカー」『レイル』第1号 p.9
  22. ^ 生方良雄, 諸河久『小田急ロマンスカー』JTBパブリッシング(2012年) p.34
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  24. ^ 荻原俊夫『東急電車形式集.2』p.142
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  28. ^ 吉川文夫『小田急 車両と駅の60年』p.94
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  30. ^ a b 生方良雄『箱根登山鉄道125年の歩み』JTBパブリッシング(2013年) p.116-117
  31. ^ 生方良雄「私鉄車輛めぐり(37) 小田急電鉄」『鉄道ピクトリアル アーカイブス1 小田急電鉄1950-60』p.48
  32. ^ 山下和幸『小田急電車形式集.2』p.105
  33. ^ 山下和幸『小田急電車形式集.1』p.72
  34. ^ a b 山下和幸『小田急電車形式集.1』p.86
  35. ^ 生方良雄「私鉄車輛めぐり 小田急電鉄(補遺)」『鉄道ピクトリアル アーカイブス1 小田急電鉄1950-60』p.72
  36. ^ a b c 山下和幸『小田急電車形式集.1』p.64
  37. ^ a b 山下和幸『小田急電車形式集.1』p88
  38. ^ 生方良雄「私鉄車輛めぐり(37) 小田急電鉄」『鉄道ピクトリアル アーカイブス1 小田急電鉄1950-60』p.70
  39. ^ a b 生方良雄「私鉄車輛めぐり 小田急電鉄(補遺)」『鉄道ピクトリアル アーカイブス1 小田急電鉄1950-60』p77
  40. ^ 「甦る読者通信 1953-1965」『鉄道ピクトリアル アーカイブス1 小田急電鉄1950-60』p126
  41. ^ 『日本の私鉄5 小田急』 p.120
  42. ^ 船山貢「小田急車両総説」『鉄道ピクトリアル』通巻405号 p.93
  43. ^ 山下和幸「私鉄車輛めぐり122」『鉄道ピクトリアル』通巻405号 p.176
  44. ^ 大幡哲海「私鉄車輛めぐり145」『鉄道ピクトリアル』通巻546号 p.181
  45. ^ a b 荻原俊夫『東急電車形式集.1』p.96-97
  46. ^ 荻原俊夫『東急電車形式集.2』p.49
  47. ^ 荻原俊夫『東急電車形式集.2』p.124-126
  48. ^ a b 吉川文夫「他社へ行った小田急の車両」『鉄道ピクトリアル』通巻286号 p.66
  49. ^ a b c 岸上明彦「他社へ転出した小田急の車両1999年版」『鉄道ピクトリアル』通巻679号 p.199
  50. ^ a b c 大幡哲海「他社へ行った小田急の車両」『鉄道ピクトリアル』通巻405号 p.154


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