京王デハ1460形電車とは? わかりやすく解説

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京王デハ1460形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/21 08:37 UTC 版)

京王デハ1460形電車(けいおうデハ1460がたでんしゃ)は京王帝都電鉄井の頭線で使用されていた電車である。

諸元

  • 形式:デハ1460形→デハ1560形→サハ1560形
  • 自重:36t
  • 定員:120名
  • 全長:16,850mm
  • 改造年度:1949年

概要

デハ1460形は1461・1462の2両が存在したが、両車の経歴は全く異なる。

1461の出自は帝都電鉄クハ501で、帝都電鉄を併合した小田原急行鉄道が東京急行電鉄に統合(大東急発足)の際クハ1500形1501となったものである。

1462の出自は小田原急行鉄道クハ564→モハ252で、大東急発足の際デハ1350形1367となり、これが1943年に小田原線から井の頭線に転属してきたものである。

この2両を戦災から復旧するに当たり、1949年に片開き3扉の電動車として整備したのが本形式である。元々が全く異なる形式の車両であるため、同一形式にもかかわらず車体幅はデハ1461が2,680mm、デハ1462号車が2,654mmであった。

1952年の井の頭線車両の改番で本形式はデハ1560形1561・1562となったが、1963年8月の京王線架線電圧1500V昇圧に際し、電動貨車・支線用小型車に電装品を流用したため、電装解除・運転台撤去がされ、翌年にサハ1560形1561・1562に改番された。

3000系の増備により、1978年に廃車、解体されている。




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