京王電気軌道23形電車とは? わかりやすく解説

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京王電気軌道23形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/04 17:04 UTC 版)

京王電気軌道23形電車(けいおうでんききどう23がたでんしゃ)は、京王電鉄京王線系統の前身である京王電気軌道が1920年大正9年)から1926年(大正15年)にかけて導入した旅客用電車である。44両が製造され、大正時代の京王を代表する車両として知られる。


注釈

  1. ^ 京王は当初から新宿 - 八王子間路線の建設を目指し軌道特許を取得していたが、府中 - 八王子間は開業初期の経営難から目途が立たないまま1915年度に特許失効となり、新宿 - 府中間のみの路線となった[1][2]
  2. ^ 23 - 48号まで。49 - 66号は全高3,620mm[8]
  3. ^ Dは客用扉、数字は窓の枚数を表す。
  4. ^ 端子電圧500V時1時間定格出力37.5kW
  5. ^ 端子電圧600V時1時間定格出力37.5kW
  6. ^ 当時は水道管やガス管が製であったため、帰線電流をレールに流す一般的な架空電車線方式ではレールからの漏電によってこれらの配管の電蝕が懸念されており、軌道事業と建設行政を所管する内務省が都市部での架空複線式採用を要求したためである。
  7. ^ ただし当時の京王社内では「大型」と称していた[14]
  8. ^ 余談ながら、旧城東電気軌道と同時に東京市電に編入された西武軌道には21形21・22という京王23形→城東80形と外観や細部の寸法が酷似している電車が在籍しており、編入後は200形201・202と改番された。両者はともに枝光鉄工所が全く同じ時期に製造しており、共通設計の車体を各社の事情に合わせてアレンジしたものと考えられている[8][23]

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