越後交通長岡線とは? わかりやすく解説

越後交通長岡線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/17 14:14 UTC 版)

長岡線(ながおかせん)は、新潟県長岡市に本社を置く越後交通が運行していた、三島郡越路町(現長岡市)の来迎寺駅から西長岡駅、大河津駅(現JR越後線寺泊駅)を経由して、三島郡寺泊町(現長岡市)の寺泊駅(前出の現・寺泊駅とは異なる)までを結んでいた鉄道路線


注釈

  1. ^ a b 鉄道省 (1937) では6.5km
  2. ^ 西長岡駅から長岡駅への鉄道敷設免許は1918年に失効した[2]
  3. ^ 『越後交通社史』はルート変更が反対された理由として、これ以外にも蒸気機関車から出る火の粉による火災のおそれや駅ができることによる風俗の乱れなどを挙げている。しかし草町は国立公文書館が所蔵する沿線町村の請願書からは火の粉や風俗などに関する記述を確認できなかったとしている(鉄道と政治#鉄道忌避伝説も参照)。
  4. ^ 中越鉄道は出願時は新魚沼鉄道としていたが大正元年8月に中越鉄道に変更した。ところが既に同名会社(中越鉄道)があり、11月に中央鉄道に変更したがこれも同名会社(武州鉄道の前名称)があり12月に中貫鉄道に再変更した[6]
  5. ^ 清水常作と他の発起人が死亡しており社内が混乱していた[6]

出典

  1. ^ a b c d e f g 「私鉄要覧(1) 運輸省鉄道監督局監修 昭和32年度」『鉄道史料』第93巻、鉄道史資料保存会、1999年2月、pp62, 70。 
  2. ^ 森村誠之著『鉄道未成線を歩く私鉄編』JTB、2001年、p184
  3. ^ 草町義和「『鉄道忌避』はあります」『鉄道ジャーナル』2021年3月号、成美堂出版
  4. ^ 越後交通株式会社社史編纂委員会編『越後交通社史』1985年10月
  5. ^ 『鉄道院年報. 明治44年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  6. ^ a b 「木村松二郎と長岡周辺の軽便鉄道」48頁
  7. ^ 「軽便鉄道免許状下付」『官報』1912年10月30日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  8. ^ 「軽便鉄道免許失効」『官報』1913年2月10日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  9. ^ 「軽便鉄道免許状下付」『官報』1913年6月17日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  10. ^ 「軽便鉄道免許状下付」『官報』1914年2月4日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  11. ^ 「軽便鉄道起業目論見ノ変更」『官報』1914年6月16日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  12. ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1915年10月11日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  13. ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1916年1月13日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  14. ^ 「軽便鉄道停車場設置」『官報』1916年11月2日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  15. ^ 「軽便鉄道免許状下付」『官報』1917年4月11日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  16. ^ 「軽便鉄道免許失効」『官報』1918年7月5日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  17. ^ 「地方鉄道停留場設置」『官報』1921年11月14日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  18. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1921年11月25日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  19. ^ 「地方鉄道停車場設置並営業哩程変更」『官報』1922年6月1日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  20. ^ 「軽便鉄道免許状下付」『官報』1926年5月5日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  21. ^ 「鉄道免許失効」『官報』1930年4月15日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  22. ^ 「鉄道免許一部取消」『官報』1937年10月13日(国立国会図書館デジタルコレクション)


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