宇部日報
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| 宇部日報 | |
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       宇部日報社本社
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| サイズ | ブランケット判 | 
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| 事業者 | 宇部日報社 | 
| 本社 | 宇部 | 
| 代表者 |  脇和也(会長) 三浦寛司(代表取締役社長)  | 
    
| 創刊 | 1912年(明治45年)7月15日 | 
| 前身 |  宇部時報 ウベニチ新聞  | 
    
| 言語 | 日本語 | 
| 価格 |  1部 130円 月極 2,500円  | 
    
| 発行数 |  44,350部 (自社公称、2021年3月31日)  | 
    
| ウェブサイト | http://www.ubenippo.co.jp/ | 
| 株式会社宇部日報社 | 
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| 本社所在地 |   〒755-8543 山口県宇部市寿町二丁目3番17号  | 
    
| 事業内容 | 新聞制作・販売 | 
| 設立 | 2004年(平成16年)3月1日 | 
| 業種 | 情報・通信業 | 
| 資本金 | 6,560万円 | 
| 関係する人物 | 紀藤閑之介 | 
| 外部リンク | http://www.ubenippo.co.jp/ | 
宇部日報(うべにっぽう)は、株式会社宇部日報社が発行している夕刊の新聞である。全国郷土紙連合に加盟。
概要
かつて宇部市周辺においては、当紙の源流となる「宇部時報」や「ウベニチ新聞」のほか、最盛期には8紙の地方紙が発行されていた。その後合併や廃刊を経て、前述の2紙(いずれも夕刊)のみが残っていたが、2004年(平成16年)3月1日に合併して新たに「宇部日報」として発行されている。
現在は、山口県宇部市と山陽小野田市、山口市を中心に発行しており、宇部日報社の本社所在地である宇部市と山陽小野田市、山口市を中心とした地域情報を掲載する。発行は夕刊のみで、日曜祝日が休刊日となっている。ラテ欄は夕方6時から深夜までのテレビ番組表を最終面に、翌朝から翌夕までのTVと発行日の夕方のラジオ表を中面掲載している。
夕刊紙発行事業の他に、新聞折込型のフリーペーパー「サンデーうべ」「サンデーワイド」「サンデージョブ」「サンデートレンド」の発行、ポスティング型のフリーペーパー「SUNDAY宇部・山陽小野田」の発行、オンラインマガジン「hoinet(ほいねっと)」の運営等を行っている。2011年より、山口市でポスティング型のフリーペーパー「サンデー西京」も発行している。
歴史
- 1912年(明治45年)7月15日 - 宇部村(現・宇部市)で紀藤閑之介が宇部時報を創刊。当初は月刊紙で、今日のフリーペーパーのように、購読料・送料などは全て無料(紀藤の個人負担)だった。
 - 1914年(大正3年) - 上郷与吉と脇順太が新聞発行に協力。 
    
- 9月25日 - 紀藤閑之介が社主、脇順太が社長となって法人を設立し、有料紙となる。
 
 - 1920年(大正9年) - 自社印刷を開始。
 - 1926年(大正15年)7月21日 - 日刊紙に転向。
 - 1932年(昭和7年) - 脇順太の死去に伴い、その夫人・脇タキが2代目社長に就任。当時、新聞社としては珍しい女性社長だった。
 - 1939年(昭和14年) - 脇タキの死去に伴い、脇昂が3代目社長に就任。
 - 1941年(昭和16年) - 太平洋戦争に伴う新聞統廃合令で「関門日日」(後に「関門日報」「防長新聞」とも)に改名・統合される。
 - 1945年(昭和20年)7月2日 - 宇部市での空襲で社屋が被害にあう。
 - 1946年(昭和21年)2月1日 - 脇昂、藤井清によって宇部時報がタブロイド判で復刊。
 - 1949年(昭和24年) 
    
- 5月 - 脇昂が代表取締役となって株式会社化し「株式会社宇部時報社」となる。紙面が現在の大きさとなる。
 - 10月15日 - 宇部時報記者・編集局長の藤井清とその友人らが中心となり、「日本一小さな新聞」ウベニチ(後のウベニチ新聞)が週刊紙として創刊。紙名は「宇部の日曜新聞」という意味から付けられた。当時は、宇部市近郊において宇部時報や夕刊新宇部など8紙が発行されていたほか、本社所在地である宇部市の琴芝駅通り周辺には朝日新聞、毎日新聞、中国新聞、西日本新聞などの支局・通信部があり、激戦区となっていた。
 - 12月 - ウベニチ新聞社が株式会社化し、その後ウベニチ新聞が日刊となる。また、
 - 12月 - 宇部時報社が夕刊新宇部を吸収合併。同時に山口県全域への進出を図り紙名を「山口日日新聞」へと改題。
 
 - 1950年(昭和25年)
 - 1953年(昭和28年)7月 - 宇部時報社が「山口日日新聞」を元の「宇部時報」に戻す。山口県全域への進出計画は事実上頓挫した。
 - 1969年(昭和44年) - 「愛の小箱運動」と題したチャリティーキャンペーンを開始。
 - 1980年(昭和55年)11月 - サンデーうべ創刊
 - 1993年(平成5年)11月 - サンデー小野田創刊。
 - 2004年(平成16年)3月1日 - 宇部時報社とウベニチ新聞社が合併(手続き上の存続会社はウベニチ新聞社)。社名を宇部日報社に改称し宇部日報を発刊。
 - 2008年(平成20年)11月 - SUNDAY宇部・山陽小野田創刊
 - 2011年(平成23年)3月 - SUNDAY西京創刊[1]
 
事業所
- 本社
 
- 印刷センター
 
- 〒755-8557 山口県宇部市寿町三丁目6番1号
 
- 支社
 
- 山口支社 - 〒753-0087 山口県山口市米屋町2-1
 - 小野田支社 - 〒756-0091 山口県山陽小野田市日の出一丁目3番12号
 - 東京支社 - 〒104-0061 東京都中央区銀座八丁目15番10号 銀座ダイヤハイツ714号[2]
 
脚注
- ^ “宇部日報デジタル SARATTO”. 宇部日報デジタル SARATTO. 2025年6月17日閲覧。
 - ^ “宇部日報デジタル SARATTO”. 宇部日報デジタル SARATTO. 2025年6月17日閲覧。
 
外部リンク
固有名詞の分類
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