奇術部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/03 17:56 UTC 版)
塩野谷希(しおのや のぞむ) 奇術部部長。過去に文化祭において何日もかけてマスターしたマジックを女子中学生に「トリックを知っている」と言われたトラウマにより新しいマジックにこだわり、伝統芸である和妻に否定的。マジシャンナンバーワンを決める大会King of Magic Competitionに高校時代より参加しているが、初参加時の失敗により同大会で直前逃亡を繰り返していた。当初は一蝶に対立するも徐々に一蝶に惹かれている。 久光 奇術部部員。コンパで覚えられるマジックを覚えるために奇術部に在籍。ファンが多い一蝶の待ちうけ画像や生声着ボイスや、奇術部に無断で開催した「歌川一蝶和妻ステージ」で金儲けを行っており和妻にはあまり関心が無い模様。 矢沢 真理那(やざわ まりな) 奇術部部員。女性。奇術部は部室さえ使えればいいというスタンスでテニスサークル部とかけもちしていたが、奇術部に本腰を入れだした。 小林 奇術部部員。新入部員勧誘を行なっていた。一蝶に影響を受け和妻に感心を持ち始め、歌川流和妻門下生小林小天翁(こばやしこてんさい)として辻放下をやるまでになった。
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奇術部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 05:43 UTC 版)
先輩(せんぱい) 声 - 本渡楓 本作の主人公(ヒロイン)。いわゆるボケ役。本名不詳。ただし、のちに飼うケンタやプラダの名前の助手が出した案の朝日飛と明翔音の画数が先輩の本名に関係あることはわかっている。種無高校奇術部唯一の部員。3年生の女子生徒。メロンのような爆乳の持ち主。見た目は可愛いギャルだが、その奇矯さやポンコツさに加えてコミュ障のため、クラスではぼっちである。また、極度のあがり性で、助手との初対面ではいきなりゲロしてしまっている。奇術部らしく豊富な手品を助手や咲らの前で披露するものの、前述の性格も相まって大抵失敗に終わっている。その際のハプニングで下着などを見せてしまうことも多い。本人曰く「人が見ているから成功させなきゃ」という思いが強すぎて緊張しているだけで、決して手品の腕や才能がないわけではなく、人が見ていないところでは見事に手品を成功させている。なお、先輩が手品を成功させる条件はセミの抜け殻やパネルなど実際の人間ではないものを相手に手品を行う、もしくはパネルの裏から助手が隠れて見るなど誰もいないと思い込んでいる状態で手品をした場合などかなり限定的である。 どこでも眠れる体質で、催眠術に掛かりやすい。甘口のカレーとお菓子が好物。助手からコミュ障呼ばわりされているものの、手品以外なら十分に人付き合いが可能であり、親戚の喫茶店でバイトをした時は普通に笑顔で接客していた。ただし、手品のタネを各所に仕掛けて店内を滅茶苦茶にしてしまった挙げ句、メニューが覚えられず即座に辞めてしまうなど、余計なところで手品を絡ませて損をしている。奇術用のハトに「バハムート」、スプリングアニマルに「べひもす君」と名付けている。 小学生のころから木登りが得意で鳩を捕まえるため木に登ったり、逃げる助手を追った際に陸上部からスカウトされるほどの俊足を発揮したり、クッキー作りが得意でお菓子作りが苦手な咲から絶賛されたりと、人前で行う手品以外はなんでもできる多芸ぶりを披露しており、練習では多数成功させている手品の知識も含め、実際はかなりスペックが高い人間である。人前でだけ手品を失敗する自身を「悲劇の天才奇術師」と嘆くなど、ナルシシストな面もある。成績は、咲曰く「黙っていれば賢そう」であり、少なくとも咲よりは良い。しかし数学だけは、授業中に数字を使ったマジックのネタを考えてしまうため、赤点である。 色恋沙汰については耳年増であるが、助手の言動を深読みして一喜一憂するなど年相応な反応が多い。姉はちょっと苦手だが、姉の旦那である深村に対しては憧憬の的に近い心情を秘めていた時期があったらしく、誤解した奇術部メンバーが尾行していたと知った際には笑顔を見せつつも内心では笑っていなかった。 読み切り版でのビジュアルは、連載版と較べてやや幼い外見で、快活かつ可愛らしく描かれており、制服はセーラー服でスカート丈・胸のサイズも普通でエロ要素はなかった。しかし連載化にあたって「これでは連載は難しい」という理由でビジュアルを連載版のように、美人かつギャル風に変更、さらに随所に下品とエロ要素が追加されている。その結果原作では乳首も露出している。これは、作者曰く「(単行本)2巻も出たし、乳首も出しとくか」という理由。なお、単行本6巻までで乳首露出シーンは、他の女性キャラも含めてこの回のみ。 助手(じょしゅ) 声 - 市川蒼 本作のもうひとりの主人公。ツッコミ役。本名不詳。1年生の男子生徒。三白眼。髪型はマッシュルームカットで前髪が長く、両目の部分だけ見えるように分けている。成り行きで助手にされ、先輩の手品に付き合わされる。手品の知識はからっきしだが、先輩がやろうとしている手品を見聞きして即こなせるほどには器用。 本人はクールで物静か、知的で爽やかな男子と自称しているが、クラスに上手く馴染んでいるわけではないなど実際には若干ぼっち気味で、先輩と共通する部分も多い。先輩の奇行を心配しているが、何気に助手自身も他人の目がなければはっちゃけてしまうことがある。初めて見聞きしたことには素直に感心し、年相応のスケベ心を持ち、目前のものに興味を失うとゲームを始めるなど、それなりに平凡な男子高校生。 先輩に対して容姿の良さは認めているものの、その性格や言動に冷めているため成長著しい部分を除いて興味はないと宣言している。ただし、深村を先輩の彼氏と勘違いした際には非常に動揺して現実放棄、暴走して先輩の前に飛び出すなど普段とは違う態度も見せている。色恋沙汰に純情な先輩に徐々に惹かれつつ、咲にからかわれている。 読み切り版でのビジュアルは、先輩に合わせて連載版よりやや幼めで黒髪、制服は詰襟だったが、連載版では髪の色は濃い茶、制服もブレザーに変更されている。
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