大道芸部→奇術部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 05:43 UTC 版)
咲ちゃん(さきちゃん) 声 - 喜多村英梨 先輩と同じ学校に転校してきた3年生の女子生徒。胸の大きさ(正確には質量)は先輩にわずかにおよばないが形や柔かさは負けないらしい。化粧は濃く、マニキュアを塗ったり目にはカラコンを入れているなど、先輩を上回る派手なギャル。 寝起きは体調が悪い。調理は下手。キャリーバッグに全身が入るほど体が柔らかい。卓越したバルーンアートの腕前に見られるように器用かつセンスがあるようで、弟・正志からは「アホではあるが先に(弟の)自分が始めたことを後からやり始め、すぐに追い抜いていく」と評されている。 手品よりも大道芸に凝っており、当初は奇術部を乗っ取って大道芸部にする目的で入部するも、部長の座を賭けた先輩との胸比べ勝負に敗れて断念した。そして、先輩の手品(という名の失敗)の新たなる被害者に仲間入りして苦労が増えているが、咲ちゃん自身も大道芸の失敗によって自滅したり、他の部員に被害をおよぼしたりすることもある。 弟・正志に対しては彼の部屋のゴミ箱を漁るなど極度のブラコンかつストーカー気質で、正志以外には興味はないが、助手の恋路については興味津々であり、先輩への想いをはっきりしない助手に文字通り体を張って応援をするなど心優しい部分もある。 「先輩」とは同学年(3年生)であり、本来の意味での先輩ではないため「先輩」のことは「手品ちゃん」と呼んでいる。 児童時代の姿はとてもかわいい。 正志(まさし) 声 - 浪川大輔 咲ちゃんの弟。あだ名は「まーくん」。身長が助手よりも低いにもかかわらず、体重は助手2人分というずんぐりむっくりの肥満体型。ただ昔は痩身でイケメン寄りの時代もあったらしく、第113話のオチでは実際に痩せた姿を見せた。軽いノリの性格である姉とは対照的に、本人は普段は冷静沈着。 正志のために咲がお色気攻撃も辞さないことを助手から羨ましがられているが、普段の咲への対応はぞんざいで手慣れている。本人としては老いた母親に誘惑されているのと同じ感覚らしく、割と真剣に迷惑がっている。咲の行動は自分を想うが故と理解しているため大概のことは許すが、部屋のゴミ箱を漁ることだけは本気で激怒する。なお、手品を失敗した先輩の痴態に興奮する、奇術部で夏合宿に行くときにエロ水着を着せようとするなど、年相応+αの男子らしいスケベさは持っている。
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