事件経緯とは? わかりやすく解説

事件経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 01:55 UTC 版)

日本共産党幹部宅盗聴事件」の記事における「事件経緯」の解説

1986年11月27日東京都町田市ある日共産党国際部長・緒方靖夫宅の電話盗聴されていたことが発覚通話中の雑音音質低下不審抱いた緒方日本電信電話NTT町田電話局通報職員調査により緒方宅から100メートル離れたアパート盗聴が行われていたことがわかった通報受けた警視庁町田警察署当初捜査拒否NTTによる告発一度不受理の後、29日になって受理し12月1日実況見分実施した(ただし、この時に警察証拠隠滅図った疑い持たれている)。 他方東京地方検察庁11月28日緒方からの告発を受ける。公安警察との関係を懸念して地検公安部ではなく特別捜査部によって捜査開始され、まもなく神奈川県警察警備部公安第一課所属複数警察官1985年夏から盗聴行っていた事実突き止めた。また捜査過程で、公安警察による各種非合法工作活動統括する部署コードネーム「サクラ」存在明らかになった(拠点警察大学校内部露見後の現在は霞が関警察庁内に「チヨダ」と名を改め存在すると囁かれる)。 1987年5月7日警察庁長官山田英雄参議院予算委員会において「警察おきましては過去においても現在においても電話盗聴ということは行っておりません」と答弁して組織としての警察関与否定したが、6月には神奈川県警本部長が、その直後警察庁警備局長も辞職。更に警察庁警備局公安第一課長と「サクラ」指揮しているとされた理事官配転された。また警察庁検察に対して二度と違法捜査行わない誓約し、これを受けて地検8月4日警察官不起訴あるいは起訴猶予処分にする手打ちをしたといわれている。 緒方はこの決定不服とし、警察官行為公務員職権濫用罪に当たるとして、付審判制度付するよう東京地方裁判所請求行った1989年3月14日最高裁警察官による盗聴事実認定したものの、職権濫用には当たらないとして棄却した(詳細後述)。また緒方国・神奈川県・盗聴実行した警察官に対して損害賠償請求訴訟起こし1997年6月26日東京高等裁判所は国・県に404万円余り賠償命じた盗聴関与していたグループ一員と見られる警察官事情聴取最中突如入院しそのまま急死した。“内情知られる事を防ぐ為の口封じ消されたのでは”という声も上がった真相は今も不明死因は「脂肪肝」と発表されたが、「これで死ぬ事はほとんどない」との主張もある)。

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事件経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 23:38 UTC 版)

岐阜中2少女殺害事件」の記事における「事件経緯」の解説

19日夕方 女子中学生は、JR中津川駅近くのアピタ中津川店で友人別れたあと、持っていた携帯電話から自宅に「もうすぐ帰ると言い残して消息が分からなくなった家族は心配をして携帯電話電話をかけ続けたが繋がらず、19日夜に中津川署に捜索願を出していた。 21日 女子中学生を捜していた中津川署員が、以前から若者達のたまり場となっていた空き店舗(元パチンコ店)を捜索したところ、頭から血を流して倒れている女子中学生発見した。すでに死亡しており、持っていたはずの携帯電話無くなっていた。致命傷は、首を絞められことによる窒息死絞殺)の疑いが強いという。 岐阜県警察本部中津川警察署殺人事件断定し中津川署に特別捜査本部設置捜査開始した現場から携帯電話なくなっていたことから、顔見知り犯行推定)。 付近聞き込みから、「不審若い男」の存在判明。この男の行方を追う。死亡推定時刻である19日夕方に、「現場近くで、不審若い男女子中学生話している」のを目撃した者がいた。 22日未明 女子中学生交友関係から、15歳岐阜県立坂下高等学校一年生男子生徒浮かび中津川署で任意事情聞いたところ、女子中学生殺害したことを認めたため、緊急逮捕した。 22日午前4時 岐阜県警記者会見開き犯人15歳高校一年生男子生徒発表男子生徒女子中学生と同じ中学校同年3月卒業したばかりだった。また、この少年別の16歳女性との間にも2歳の子供がいる。 2ちゃんねるなどの掲示板上に、加害者ブログから顔写真氏名経歴などが貼られた。すぐに岐阜地方法務局より、加害者情報削除依頼された。

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