モーダルとは? わかりやすく解説

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modal

別表記:モーダル、モウダル

「modal」とは、形式上の・叙法のことを意味する英語表現である。

「modal」とは・「modal」の意味

「modal」とは、主に「様式の」「様態の」「形式上の」「叙法の」「音階の」「モーダルな」「最頻値」などを意味する英語表現コンピュータ用語では、ユーザー対話的に入力受け付けダイアログを指す。このダイアログ操作中に画面上の他の箇所変更不可能になる。また文法用語で「modal auxiliary」は、mayやcan、might、couldなどの法助動詞を指す。

「modal」の覚え方


「modal」と語源が同じ単語には、「module基準寸法組立ユニット)」「moderate節度のある)」「medical医療の)」などがある。「適切な方法を取る」という原義から、一般的な方法技術的な様式という意味で派生した単語いくつもあり、これらと関連して把握することで「modal」の意味覚えやすくなる

「modal」の発音・読み方

「modal」の発音記号は、イギリス英語で「məʊ.dəl」、アメリカ英語で「moʊ.dəl」である。カタカナ表記すると、イギリス英語で「マウドォゥ」、アメリカ英語で「モゥドォ」のような音であり、「mo-」にアクセント置かれる

「modal」の語源・由来

「modal」の語源は、中世ラテン語の「modalis(様式適する)」、ラテン語の「modus方法範囲、量、リズム)」である。印欧語根は「*med-(適切な手段を取る)」。元々は「様式属する、影響を受ける」といった意味で、論理学の用語であった

「modal」の類語

「modal」の類語は、形式様態という意味では、「conditioning条件付け)」「forming形状)」などがある。法助動詞という意味では、「modal verb叙法動詞)」「modal auxiliary法助動詞)」などが挙げられる。「最頻値」という意味での類語には、「average平均値)」がある。

「modal」を含む英熟語・英語表現

「modal logic」とは


modal logic」とは、「様相論理」を意味する英語表現である。様相論理では、「~は可能である」「~は必然的に真」などの必然性可能性を扱う。「Truth tables cannot be used to provide an account of validity in modal logics.(様相論理における有効性説明には真理値表用いることができない)」といった表現がある。

「modal」に関連する用語の解説

「modal window」とは


modal window」とは、コンピュータ用語で、ユーザー操作するウィンドウ意味する表現である。メインウィンドウ上に「modal window」を表示させて、ユーザー適切に応答するまで、制御を親ウィンドウ戻さないようにする。警告メッセージエラー表示通知するのに適している。

「jquery modal」とは


jQueryとは、Javascript記述性を向上したライブラリであり、「jquery modal」とは、jQuery使用したポップアップウィンドウ意味する英文では、「What are the best and most flexible jQuery modal plugins?(最も優れた、最も柔軟なjQueryモーダルプラグインは何か?)」「Suggest some other options they've got using an inline jQuery Modal window.(インラインjQuery Modalウィンドウ使った他の選択肢提案する)」のように使用する

「multi-modal(造語)」とは


multi-modal造語)」とは、「多様な」「マルチモードの」を意味する表現である。「multi-modal interactionマルチモーダル対話)」は、文字音声などを用いて複数形態ユーザーシステム対話する方式である。「They has developed a multi-modal translation technology that translates mouth movements as well as the spoken language.(彼らは、話し言葉だけでなく、口の動き翻訳するマルチモード翻訳技術開発した)」のような使い方がある。

「bootstrap modal」とは


Bootstrapとは、HTMLCSSJavascriptから構成される機能的なフレームワークで、米ツイッター社により開発された。「bootstrap modal」とは、そのbootstrapライブラリ制作したポップアップ画面意味する動詞としてのbootstrapには、次のような説明がある。「Definition of BOOTSTRAP (verb): build a business from nothing, without much outside money.(動詞BOOTSTRAPの定義:外部から資金得ずゼロからビジネス立ち上げる)」

「modal verb」とは


modal verb」とは、「叙法動詞」を意味する英語表現である。英語で叙法動詞は、can・could・may・might・must・ought・shall・should・will・wouldなどがある。叙法動詞を使うことで、主動詞では表現できない可能性などの意味追加できる類似の表現に「modal auxiliary法助動詞)」がある。

「modal form」とは


「modal form」とは、「様式」「形態」「様態」を意味する表現である。「MAY and MIGHT are actually very similar although some people say that the past modal form of MAY has a slightly higher level of probability.(MAYとMIGHTは実はよく似ているが、MAYの過去形様態確率がやや高いという意見もある)」のような使い方がある。

コンピュータ用語では「モーダルフォーム」を指し、「Bootstrap modal form」「React modal form」のように、ライブラリ等を使用した入力フォームダイアログを表すこともある。

「modal」の使い方・例文

叙法動詞説明としては、次のような文章がある。「The first verb in the following sentence is a modal: We ought to pay the gas bill.(次の文の最初動詞叙法動詞である:私たちガス代を払うべきだ)」「Modal verbs can be quite tricky.(叙法動詞はなかなか厄介なものだ)」

最頻値という意味では次のように用いられる。「There are rates of 5, 10, 20, 40 and 70%, the modal rate being 10%.(確率は5、10204070%があり、確率最頻値10%である)」

様態という意味では、以下のような表現がある。「The only significant change that has occurred in my view as to its nature concerns the modal status of the conditional propositions at its heart.(その性質について私が考え唯一の大きな変化は、その中心である条件付き命題様態関わるのである)」

機械電気製品など構造物について、振動応答解析することを、「modal anaylysis(モーダル解析)」と表現する。「Finite element modelling is used for structural analysis, heat transfer analysis, and modal analysis.(構造解析伝熱解析モーダル解析には、有限要素法モデリング用いられている)」

モーダル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/22 16:19 UTC 版)

モーダル(modal)は、「モードの」の意味。




「モーダル」の続きの解説一覧

モーダル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/28 20:35 UTC 版)

ダイアログボックス」の記事における「モーダル」の解説

詳細は「モーダルウィンドウ」を参照 「モーダル」なダイアログボックスでは、それがクローズされるまでプログラム本体操作ができなくなる。再開するために追加情報を必要としている場合や、何らかの危険性のある操作続行することをユーザー確認する場合などに使われる。モーダルなダイアログボックスいわゆるモードエラー[要説明]を引き起こしやすいことから、悪い設計として批判されることが多い。危険な操作は全くできないようにしておくべきだし、不意に出現するダイアログボックス馴化によって中身注目されずに消されてしまうダイアログボックスは、危険な操作への警告として役に立たないこれまで[いつ?]モーダルなダイアログボックスは、システム全体のモーダルかアプリケーション単位のモーダルであった。すなわち、それが消されるまでシステム全体制御を奪うか、対応するアプリケーション制御だけを奪う。最近[いつ?]ではMac OS Xで特によく見られるように、文書単位のモーダルが登場している。この場合ダイアログボックスは親ウィンドウ付属するシートとして表示され、同じアプリケーションでも別ウィンドウであれば制御奪われず、操作続行可能である。

※この「モーダル」の解説は、「ダイアログボックス」の解説の一部です。
「モーダル」を含む「ダイアログボックス」の記事については、「ダイアログボックス」の概要を参照ください。

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