マジンガーエンジェルロボ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/21 20:25 UTC 版)
「マジンガーエンジェル」の記事における「マジンガーエンジェルロボ」の解説
母体は『マジンガーZ』と『グレートマジンガー』に登場した女性型ロボットだが、野中博士によりオッパイミサイル(以下O.P.M)システムが組み込まれ、胸のミサイルがさまざまなアタッチメントとなり戦闘力をアップしている。 アフロダイA 原作では途中でダイアナンAに交代したが、MA世界では弓さやかが乗り込んで使用され続けている。全高15m、重量16t、超合金Zもしくは超合金ニューZ製であり光子力で動く。O.P.M以外の固定武装は無いが、O.P.Mの使用で戦闘力は上がっている。よく使われるO.P.Mはアイアンカッターミサイルやメガトンハンマーなど。登場原作は『マジンガーZ』。イメージカラーはオレンジ。アフロダイA スノーホワイトバージョン グシオスβIIIの溶解液に対抗して耐溶解液コーティング塗装を施したアフロダイ。その際、特殊O.P.Mのブレストハートファイヤーを装備し、機体は真っ白となったため“スノーホワイト”バージョンと呼ばれた。 アフロダイA(ツヴァイ版) 原作漫画版初期のデザインそのままのアフロダイA。頭部が大きく、カラーリングも異なる。O.P.Mはカバー開閉タイプになっている。また、原作漫画版初期とは違い、頭部のコクピットは分離可能な小型機になっている。 ダイアナンA 原作では破壊されたアフロダイAに代わって、さやかが乗り込んだ。MA世界では牧葉ひかるが乗り込んで使用されている。全高16m、重量18t、超合金Zもしくは超合金ニューZ製であり光子力で動く。固定武装としてスカーレットビームを持つ。原作では言及されなかったスカーレットモビルの問題(コクピットが開放型でありエアコンが無い、など)がネタによく使われる。主なO.P.Mはスクリュークラッシャーミサイルやリキッドシューターなど。ひかるが開発に関わっているため、新開発のO.P.Mを多用する傾向にある。登場原作は『マジンガーZ』。イメージカラーは青。ダイアナンA マリンブルーマーメイド 25話より水中活動を得意とするドラゴノザウルスや他の敵を倒すために改装されたダイアナンA。操縦ユニットを密閉式コクピットを持つマリンブルーモービルという小型潜水艦に換装しており、脚部に補助推進装置とフィンを持つ。エクシードスピアに三叉の先端を装備し、トライデントミサイルとして発射が可能。 ビューナスA 原作どおりに炎ジュンが使用する。搭乗型MAロボの中では一番戦闘力が高い。固定武装はフィンガーミサイル、光子力ビーム、ビューナスカッターなど。全高20m、重量23t、超合金ニューZ製であり光子力で動く。よく使われるO.P.Mはドリルプレッシャーミサイルやビューナスタイフーンなど。コクピットがクィンスターという小型機に分離する。登場原作は『グレートマジンガー』。イメージカラーは赤。ビューナスA クイーン・オブ・ゴールド 古代ムー帝国の神器の力に反応したビューナスAの新フォーム。クィンスターに長い機首がつき、胸に黄金の鳥の形の装甲板(ホルスブーメランとして投擲武器になる)が増えている。古代ムー帝国にタイムスリップしたのだが、何故かエジプト風の目元の隈取と太ももに目のようなマークが増えている。ハート型権杖(神器)から金の光線を発射して敵ロボットをハート型に斬り倒すゴールデンフラッシュという技が増えている。 ビューナスA(ツヴァイ版) OVA『マジンカイザー』に登場した、没デザインをもとにしたビューナスA。両腕にZカッターを装備し、髪を模した背部ブースターでスクランダー無しで飛行可能。ツヴァイではマリアが操縦している。 ミネルバX 原作ではマジンガーZのパートナーロボとして設計されるも、設計図を奪われ敵の手に落ちた機械獣として登場。MA世界では野中博士によって開発された脳波誘導式の新型MAロボとなっている。原作どおり当初は邪悪な操縦者により敵に回った。脳波増幅ヘルメット(脳の保護も兼ねている)を介して操縦しなければ操縦者の脳を破壊するという制約もある。ひかるの説得によりMAに加わったマリアがコントロールする。全MAロボ中もっとも戦闘力が高い。O.P.Mを持たない代わりにブレストファイヤー、光子力ビーム、ロケットパンチなどの固定武装が豊富である。また飛行モードのシレーヌモード(『デビルマン』に登場する妖鳥シレーヌがモチーフで、ロケットパンチはミネルバではなくこちらが元ネタである)に変形でき、その際にはサンダーブレイカーという必殺技を持つ。全高16m、重量18t。原作とは違い、超合金Z製で光子力で動いている。非搭乗タイプだったが、第4巻の巻末図解で脳波コントロールシステムが小型化されコクピットが追加されたとある。それまではマリアはミネルバの掌に乗っていたり(攻撃されて気絶し、掌から落下するシーンがある)、ビューナスのコクピットに同乗するなどしていた。登場原作は『マジンガーZ』。イメージカラーは紫。プロト・ミネルバ (ラ・シレーヌ・ド・ノーワル) 黒いミネルバX。試作品と思われる。黒いシレーヌモード(ラ・シレーヌ・ド・ノーワル)に変形可能。人間の動きを忠実にトレース出来るようにするために開発されたが、超能力者であるマリアのような者でさえ相当な特訓を積まなければ本来の能力を発揮出来ないレベル(簡易操作システム経由では限界がある)の機体であり(ミネルバXも同様)、まだまだ開発途中のシステムでもある。システムは小型で頭部にコクピットが存在した。 ミネルバX シャイニングシャドー(ツヴァイ版) 劇中の最終局面に投入したミネルバXの改修機。残っている予備パーツを使って強化した、いわば寄せ集めの機体で、ドリルスペイザーを装備している。調整をした兜十蔵博士が、最終決戦に向かうマリアに託した。 ファイアービューナス 原作では『アイアンマッスル』に登場する格闘専門ロボ。エンジェルOGの炎桜子専用旧式MAロボ。武器はファイアーパンチ(拳が発火するパンチ)、ファイアーキック(ハイヒールが発火するキック)、ファイアーアタック(二の腕からの発火が全身をつつみ敵にタックル)。O.P.Mは装備されていない。 キューティーハニー 完全にMA世界オリジナルのロボット。最終話に登場する。キューティーハニーを模したスタイルを持ち、如月ハニーが操縦する。MA版マジンガーブレードを用い、腕からブーメランを放つ。今までに数多くの敵を倒して来た伝説の機体と呼ばれるロボ。
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