ペガサスナイト三姉妹
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/08 14:11 UTC 版)
「マケドニア白騎士団」の記事における「ペガサスナイト三姉妹」の解説
クラスはいずれもペガサスナイトで『暗黒竜』『紋章』ではアイテム「飛竜の鞭」によりドラゴンナイトへ、『外伝』『Echoes』ではミラの洗礼を受けることによりファルコンナイトへ昇格。『新・暗黒竜』『新・紋章』では「天空の鞭」でファルコンナイトへの昇格も可能。『アカネイア戦記』にも登場する。 『アカネイア戦記』以外の5作品では、3人で敵ユニットを取り囲むことにより必殺の一撃(暗黒竜・紋章においては通常の3倍ダメージ、外伝においては計算式が異なる)が攻撃が命中すれば必ず発動するトライアングルアタックを繰り出すことが可能である。以後、他のシリーズ作品においてもトライアングルアタックが登場する。 パオラ (Paora) 声:冬馬由美(GファンタジーCDコレクション)/種田梨沙(幻影異聞録♯FE・ヒーローズ・Echoes) 『暗黒竜』『外伝』『紋章』『新・暗黒竜』『新・紋章』『Echoes』に登場。『アカネイア戦記』では第2章のエピローグに登場するのみで、ユニットとしては登場しない。 マケドニア白騎士団の天馬騎士。ペガサス三姉妹の長女。優しくおっとりした性格。ミネルバがアリティア軍に合流したことを知り、グラでアリティア軍へ合流した。アリティアの騎士アベルに思いを寄せているが、当のアベルは末の妹であるエストと相思相愛の仲である。 暗黒戦争の終結後はアベルへの複雑な思いを胸に秘め、祖国復興のために働く。 『外伝』では海賊に捕らわれた三女・エストを追って次女・カチュアと共にバレンシア大陸へ渡るが、ソフィアの海岸付近でガッハ率いる山賊団に取り囲まれる。そこへ通りかかった神官・セリカの一行の協力で難を逃れ、そのままセリカ軍に合流。ソフィア解放戦争の終結後、アカネイアへ帰還する。ちなみに、散り際の言葉で「アベル帰れなくてごめんね」と言う『暗黒竜』との繋がりの無い台詞を残すが、これが後の『紋章』にそこそこ繋がることになる。 『外伝』小説版においてはボーイ・レオ・アトラスの3人、そしてカチュアと共に独断専行で砂漠の砦に攻め込むも敵の抵抗に遭い、やむなく退却する事になる。 英雄戦争では、クーデターの勃発により混乱するマケドニアにおいてアリティア軍の友軍として参戦。英雄戦争後はアベルへの思いを断ち切るためか、祖国のためにただひたすら働いた。 『紋章』のキャラクター性能としては力と技の伸びが高い反面、速さや幸運の伸びが他のペガサスナイトと比べて悪く、攻撃速度や回避力面で劣っている。初期能力は高いものの、その分成長回数が少ない。しかし優れた初期値とバランスのいい成長で、戦果は妹二人に劣らない。 小学館『20th Anniversary ファイアーエムブレム大全』の『暗黒竜』の公式イラストでは髪はゲーム画面のカチュアと同じで服は緑、胸鎧は紫であった。 カチュア (Katua) 声:矢島晶子(GファンタジーコミックCDコレクション)/生天目仁美(ヒーローズ・Echoes) 『暗黒竜』『外伝』『紋章』『アカネイア戦記』『新・暗黒竜』『新・紋章』『Echoes』に登場。 マケドニア白騎士団の天馬騎士。ペガサス三姉妹の次女。生真面目でしっかりした性格。マルスに淡い恋心を抱いている。ミネルバがアリティア軍に合流した事を知り、グラで姉・パオラと共にアリティア軍へ合流。暗黒戦争の終結後はマケドニアの復興に力を尽くす。 『外伝』では、姉・パオラと共に海賊に捕らわれた三女・エストを追ってバレンシア大陸へ渡航するがソフィアの海岸付近で山賊団に取り囲まれ、通りかかった神官・セリカの一行の協力で難を逃れた後にセリカ軍へ合流。ソフィア解放戦争の終結後、アカネイアへ帰還する。 『外伝』小説版においてはボーイ・レオ・アトラスの3人、そしてパオラと共に独断専行で砂漠の砦に攻め込むも敵の抵抗に遭い、やむなく退却する事になる。 英雄戦争では、クーデターにより混乱するマケドニアから脱出してアリティア軍に参加。ウォレンとは知り合いで、かつて遭難していたところを助けられた経緯がある。英雄戦争後は姉を思いやりつつ(パオラが死亡時は姉の死を悼みつつ)、再びマケドニアの復興に従事した。 死亡時以外はおくびにも出さないが、マルスに対して片思いをしており、マルスからカチュア側にのみ限定で支援効果がつく。 キャラクター性能的には初期能力こそ姉に劣るが、仲間になる時期が比較的早く、成長率が良いため最終的な能力値は姉妹で最もバランスに優れる。シーダと比べると長所である速さと幸運の伸びがやや悪い代わりに短所である力とHPの成長が改善されており、正面からの突撃に適している。 『外伝』の公式イラストの髪の色がゲーム画面の髪の色と一致していない(『暗黒竜』『外伝』『アカネイア戦記』のゲーム画面では水色、外伝公式イラストでは黄土色。『紋章』『新・暗黒竜』『新・紋章』では青髪)。 『20th Anniversary ファイアーエムブレム大全』の『暗黒竜』の公式イラストでは髪はゲーム画面のパオラと同じで服は青、胸鎧はピンクであった。 エスト (Est) 声:西村ちなみ(GファンタジーコミックCDコレクション)/村川梨衣(ヒーローズ・Echoes) 『暗黒竜』『外伝』『紋章』『アカネイア戦記』『新・暗黒竜』『新・紋章』『Echoes』に登場。 マケドニア白騎士団の天馬騎士。ペガサス三姉妹の三女。明るく自由気ままな性格。暗黒戦争では、アカネイアからグルニア軍に持ち去られたメリクルソードの奪還を試みるが捕らわれてしまう。しかし、グルニア黒騎士団長・カミュの助けにより脱出に成功、奪い返したメリクルソード(紋章の場合。暗黒竜の時はメリクルレイピア)を持参して『暗黒竜』『新・暗黒竜』ではカシミア大橋で、『紋章』第1部ではグルニア領内でアリティア軍に合流する。戦いの中、アリティアの騎士アベルと相思相愛の関係になる。 暗黒戦争の終結後にマケドニア白騎士団を除隊しアベルと結ばれるが、海上で姉たちとはぐれ海賊に捕らわれてしまう。その後、ソフィア王国とリゲル王国の国境地帯にある砂漠に砦を構える盗賊王・ギースの砦に監禁されるが姉たちと合流したセリカ軍により解放され、無事に姉たちとの再会を果たしセリカ軍に参戦。ソフィア解放戦争の終結後、アカネイアへ帰還する。 英雄戦争に際しては、アカネイア帝国軍の攻撃に抵抗するも囚われの身となってしまっていた。英雄戦争の終結後、姉の気持ちを察してか突如としてアベルに別れを告げ、姿を消した。アベルが戦死した場合にはやはりショックから姿を消してしまう。 『新・紋章』では選択次第では前日談7の教官役を務め、その結果として前日談8でマルス暗殺を防ぐため共に戦う事になる。 『暗黒竜』と『紋章』ではエンディング内容が大きく変更されている(『紋章』は上記の通り、『暗黒竜』ではハッピーエンド)。 『紋章』での能力面ではマルスと同じ攻撃偏重タイプであり、力や技の伸びが良い代わりにHPの成長が低い。成長率自体は3姉妹で最も高いが、登場時期が強力な敵が多い終盤であり、なおかつレベルも低いため、特に第2部は姉2人の補助がなければ育成は難しい。 4作品で髪型と髪の色に最も大きく変更されたキャラクターである(『暗黒竜』『外伝』ではショートボブカットの赤髪。『紋章』『アカネイア戦記』『新・暗黒竜』『新・紋章』ではショートカットのピンク髪)。また、『外伝』の公式イラストの髪の色がゲーム画面の髪の色と一致していない(公式イラストでは青色)。 『20th Anniversary ファイアーエムブレム大全』の『暗黒竜』の公式イラストでは髪はゲーム画面のエストと同じで服は赤、胸鎧はピンクであった。
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