ヘルマン大統領と側近
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 09:33 UTC 版)
「Ranceシリーズの登場人物」の記事における「ヘルマン大統領と側近」の解説
シーラ・ヘルマン(ルシアン・カレット) 登場作品:9 - 10 - 鬼畜王 身長:160 cm /体重:42 kg【鬼畜王】 生年月日:GI1005【ランスワールドノート】 職業:ヘルマン皇帝【ランスワールドノート】 - ヘルマン国 女王【鬼畜王】 技能レベル:神魔法1、家事1【9】 - 神魔法1、投擲1【ランスワールドノート】 - なし【鬼畜王】 レベル:4(才能限界値39)【9】 - 10(39)【ランスワールドノート】 - LV1(最大39)【鬼畜王】 特技:ビー玉【鬼畜王】 目標:自由になりたい(ルシアン)、パットンと再会する(シーラ)【9】 XXX:ステッセルに調教されている【鬼畜王】 現ヘルマン共和国大統領。初出は鬼畜王だが、『3』から名前のみ登場していた。 元はヘルマン国の皇帝をしていた美貌の姫であり、国民からは熱狂的に支持されており、政治の腐敗にも拘らず国民が我慢しているのもシーラに対する思いがあるからである。ヘルマン皇帝の死と、パットン・ミスナルジの王位継承権剥奪に伴い即位、この時よりヘルマンは共和制から帝政へと移行し、ヘルマン帝国の成立を宣言する。 先代と皇妃パメラ・ヘルマンの子として認知されているが、実態は、パメラと宰相ステッセル・ロマノフとの不義の子。美貌と知性、臣民に対する絶大な人気がありながら、気の優しい性格で非情になれないため彼らの傀儡に甘んじているのが現状。 政治的に対立の立場にあった義兄であるパットンに対しては、その壮健さに対する憧れもあり実の兄同然に慕っている。 投擲能力による投石が得意で、弓矢すら届かない上空を飛ぶ敵をも迎撃できるほどの腕である。 『9』ではメインヒロインの一人として登場する。ステッセルの世界征服の野望を知ったことでそれを阻止するため侍女のペルエレの協力を得て野望の鍵となる「箱」を奪い、特殊な薬で容姿を変えルシアン=カレットという偽名を使い帝都より逃走する。しかし奴隷商人に捕まり売り飛ばされそうになった所をランスに助けられ、小さい子たちの解放を条件に今度はランスの奴隷にされてしまう。呆然としていたところに異母兄パットンと再会するが、パットンの「嫌がるシーラを無理やり自分のものにしようとするならランスが相手でも闘う」という言葉を聞いてしまい、自分がシーラであることを言い出せなくなってしまう。 最初はランスに振り回されるものの、次第に家事にやりがいを見出すようになり、ランスに対しても本心から慕うようになる。皇帝であることを明かして以降も奴隷としてランスに尽くし続けることを選ぶ。 全てのルートで革命が成功した後パットンに皇位を譲るものの、闘神の破壊と聖魔教団の遺産を調査するため旅に出たパットンに代わって民主制に移行したヘルマンの大統領となり政務に励んでいる。彼女のルート及び真エピローグでは国の復興に尽くす一方で仕事の合間を縫ってランスの下へ赴き、ランスの奴隷として相も変わらず世話を焼いている。バッドエンドでは、ステッセルに麻薬漬けにされ彼との性行為を強要された。 『鬼畜王』では、父であるステッセルによって抱かれ続けていることに加え、麻薬を打たれ続けてもいる。パメラとステッセルの娘だが、ヘルマン国王の娘として育てられている。ステッセルとパメラの政治支配の道具として扱われてきた事により、人形のように言いなりになっている。首都ラング・バウを占領するとランスに捕らえられる。そして未だにヘルマン国内で未制圧の地域があった場合、鬼畜作戦として帝国軍の戦意を削ぐために全裸で磔とされ、脅迫の道具として使われる。 ペルエレ・カレット 登場作品:9 - 10 シーラ皇帝付きのメイド。髪の色を除き容姿がシーラと似ている。 生まれが違うだけで贅沢な暮らしのできるシーラに嫉妬していた。ある日シーラからパットンに会いたいと持ちかけられたのを好機として互いの髪の色を薬で入れ替え、シーラを城の外へ連れ出した上で奴隷商人に売ってしまい、自分はシーラに成りすまして贅沢な暮らしを満喫していた。しかし実の母親のパメラですら自分に興味を示さず、贅沢にも飽き始めた頃、ひょんな事からステッセルに入れ替わりが露見し、しばらくはステッセルの慰み者にされる。そしてキューロフでは無法者の仕業に見せかけて親衛隊に殺されかけるが、本物のシーラと思った一般兵士に妨害され手こずる内に無法者に奪還され、ルシアン(本物のシーラ)と再会し、ルシアンがシーラであることをカミングアウトするきっかけとなる。シーラには処刑されても文句の言えない状況だったが、復讐どころか容姿の似ている自分を姉妹のようだと言うシーラに対して元の使用人として仕えるようになり、ランスの奴隷であるシーラの使用人、という微妙な位置となる。革命成立後は大統領となったシーラの秘書官となり身の回りの世話をしている。ランスが顔を出す度に文句を言っているが、ランスがシーラの思い人であることは理解していて気を利かせる場面もある。
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