フレッツ・光ネクストとは? わかりやすく解説

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フレッツひかり‐ネクスト【フレッツ光ネクスト】


フレッツ・光ネクスト


フレッツ 光ネクスト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 06:41 UTC 版)

フレッツ」の記事における「フレッツ 光ネクスト」の解説

2008年平成20年3月28日発表され同月31日申し込み受け付けサービスの提供開始された。 次世代ネットワークNext Generation NetworkNGN)を用いたサービスであり、これまでのBフレッツ加えて高品質安定性確保したひかり電話や、一部地域およびサービス品目上では、フレッツ・テレビ伝送サービスによる地上デジタルテレビ衛星放送FMラジオ局再送信提供されている。 技術面ではQuality of ServiceQoS)を設けることにより、テレビ電話テレビ再送信などに対して優先度上げて通信を行うことで高品質でかつ安定した通信を行うことができる。逆に言うと、優先度が低い一般インターネットアクセスでは、優先度が高い通信増えれば増えるほど、安定した通信をすることが難しくなる2011年より、インターネットサービスプロバイダ提供するIPv6ブロードバンドインターネット接続サービスを、インターネットIPv6 IPoE接続および、インターネットIPv6 PPPoE接続により、提供するサービス名概要ビジネスタイプ 主に企業向けBフレッツビジネスタイプと同様、収容局までのファイバーおよび地域IP網までの回線専有するが、最大通信速度は1Gbpsとなっている。 ファミリータイプ 通信の仕組みが光ネクスト最適化された以外はNTT東日本におけるBフレッツのハイパーファミリータイプと大きな変化はない。 ファミリー・ハイスピードタイプ IPv4での1セッション当たりの最大通信速度従来の100Mbpsから200Mbpsに向上した(【西】は上下、【東】は下りのみ)。ファミリータイプと同様、通信の仕組みが光ネクスト最適化されている。IPv6については、『フレッツ・v6オプション』を使用した場合IPv6 IPoE接続で、最大通信速度上り最大200Mbps、下り最大概ね1Gbpsである。 ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼【西】 最大通信速度概ね1Gbpsに向上したファミリータイプ、ファミリー・ハイスピードタイプと同様、通信の仕組みが光ネクスト最適化されている。 ファミリー/マンション・ギガラインタイプ【東】 最大通信速度概ね1Gbpsに向上。 ギガファミリー/ギガマンション・スマートタイプ【東】 最大通信速度概ね1Gbpsに向上して無線LAN最新規格IEEE 802.11ac対応)のホームゲートウェイレンタルされる。 ^ a b 回線共有しているため、通信路伝送路容量転送可能なビットレート)と、実際に単位時間あたりに送受信できるデータ量である(実効スループットとの間には大きな乖離がある。1つ回線は、最大32件のユーザで1.25Gbpsの回線共有している(GE-PON IEEE 802.3ah)。インターネットの利用については、IPv4では「都道府県単位で1か所、IPv6では西日本東日本単位で1か所(ただしIPv6 IPoEVNE事業者によっては地域ブロック単位都道府県単位)あるPOIPoint of interface)と呼ばれるNTTプロバイダ間の接続点を経由するため、これらのPOIにおける帯域を、同じ地域の同じプロバイダ利用するユーザ共有することになる。そのため、伝送路容量が1Gbpsであるために最大通信速度概ね1Gbpsであるとしているが、同じ回線共有する他のユーザ使用状況や、同じ地域の同じプロバイダ利用する他のユーザ使用状況など、他のユーザ使用状況によって、実効スループット大きく左右される例えば、同一県内で同じプロバイダ利用する1万ユーザ同時に通信すれば、1ユーザあたりの実効通信速度期待値は1Mbpsとなる。なお、NTTCM等で1Gbpsが提供可能な実効スループットではないことを注意喚起している(ちなみにPOIIXにおいて相互接続するゲートウェイ・ルーターの帯域幅は1装置当たり1200Gbps程度であり、フレッツ限らずそもそもすべてのユーザが1Gbpsで通信できるだけのインターネット通信帯域は、存在していない)。 ^ 『ファミリー・ハイスピードタイプ』と『ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼』との差は、実質的にNTTからレンタルされている宅内装置で課している通信速度制限が有効か無効かの違いしかない。そのため、回線共有している他のユーザによる通信量が多いために『ファミリー・ハイスピードタイプ』で通信速度出ていない状況では、『ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼』に変更しても、平均通信速度向上することはない。瞬間的に回線空いている状況通信速度上がるのみである。これは、NTTが「規格速度がより高速タイプ変更した場合であってもお客様設備状況等により、実効速度向上しない場合あります」としている理由一つとなっている。

※この「フレッツ 光ネクスト」の解説は、「フレッツ」の解説の一部です。
「フレッツ 光ネクスト」を含む「フレッツ」の記事については、「フレッツ」の概要を参照ください。

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