通信の仕組み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 16:18 UTC 版)
通信プロトコルはレイヤー2でPPP、その上位層でTCP/IPまたはUDP/IPを使っており、LAN間通信を行うには非常に適していた。またTCP/IP通信を行っているため、通信の信頼性も高かった。ただそれゆえ、電波状態によっては、多くの制御パケットが発生し、通信速度を遅くすることにもつながった。 ただ当時、リモートアクセスサーバーが非常に高額であったため、ISDN回線を1回線用意すれば、複数のDoPa端末からネットワークに同時アクセスができるため、あまり大きなデータを使わない、テレメトリングでの利用に重宝された。 DoPa端末のLAN等に接続するためには、ビジネスmoperaアクセスプレミアムDoPaタイプといわれるリモートアクセスシステムをつかって、LAN接続を行うことが多い。この方法は発信者番号通知とDoPa端末自体に振られたIPアドレス、また端末の接続先限定といった、機能により認証され、当時としてはかなり高度なセキュリティーを確保していた。
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