ハーメルン大隊幹部(ボスキャラクター)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 04:49 UTC 版)
「タイムクライシス4」の記事における「ハーメルン大隊幹部(ボスキャラクター)」の解説
マーカス・ブラック大尉/Captain,Marcus Black 声:江川央生 38歳。ステージ1のボス。ハーメルン大隊第3中隊隊長。 フード付の黒いジャンプスーツに縞模様のチョッキを着て目元以外の顔を隠した痩せ型の男。了見が狭く人望も薄い。 任務と扱いの釣り合いの無さから、自分の部下達と共にハーメルン大隊を裏切り、独断で『WOLF』とのテラーバイト不正取引事件を指揮していたが、派手に動きすぎたため軍部とVSSEの両方に目をつけられる羽目になる。 不正取引品を運搬している大型トレーラーでカリフォルニア州の市街地を逃走するが、VSSEエージェントにより、大型トレーラーのタイヤを狙撃され横転し、一般車両を巻き込む大事故を起こす。証拠を確保しようとしたVSSEエージェントとラッシュに対して商品であるテラーバイトを渡すまいと部下を率いて市街地の路上で交戦。 VSSEエージェントとラッシュの銃撃でトラックから追い出されたことで、商品のテラーバイトを諦め、VSSEエージェントとラッシュごとテラーバイトを始末するために部下達と共にトラックを破壊しようと企むが、トラック内の証拠をラッシュに確保された上に部下はVSSEエージェントの銃撃で全滅。最後は逃走を図るが、VSSEエージェントとラッシュの銃撃で倒される。 その際に彼の素顔が露になり、マーカス達がぶら下げていたドッグタグから、今回の事件の敵の正体がアメリカ軍の極秘部隊「ハーメルン大隊」であることが判明した。 片手で大型ライフルバレットM82(ゲーム中では"対戦車ライフル"と呼ばれる)を射撃し、手首に装着したフック付ワイヤーで乗用車を投げ付ける腕力の持ち主。フック付ワイヤーを物に引っ掛け、遠心力を利用して振り子の如く、軽やかに移動する。 ダニ型テラーバイトまたはハチ型テラーバイトを使用するが、ラッシュがトラック内の証拠を確保しようとする際のマルチスクリーンバトル成功でダニ型テラーバイト。失敗でハチ型テラーバイトを使用する。なお、成功と失敗ではマルチスクリーンバトル終了時のムービーも異なる。 ジャック・マザーズ中尉/Lieut,Jack Mathers 声:郷里大輔 33歳。ステージ2のボス。ハーメルン大隊第2中隊隊長。尖った形の耳が特徴。 フランク・マザーズの双子の兄。頑固で融通が利かないが、過去にグレゴリーに命を助けられた経験があるため、グレゴリーへの忠誠心は非常に強い。 灰色の帽子に、ハーメルン大隊の部隊章が描かれた茶色いTシャツに都市迷彩模様の半ズボンを着用。首に下げているPDAの様な端末はテラーバイトと同士討ちしない為の識別装置でありW.O.L.F.も利用している。 ワイオミング州の国立公園に極秘裏に設営されていた生物兵器研究所でテラーバイト奪取作戦を指揮しており、資材庫でVSSE一行を待ち受けていた。この時、葉巻を吸っていたが、家庭版では葉巻を吸っていない。 2連装のミニミ軽機関銃と手榴弾を投げる他に、プロレス技を基盤とした体術で闘う。得意技はラリアットやF-U(WWEのジョン・シナと同様のデスバレードライバー)で、投げ技を使用する際はVSSEエージェント達も巻き込もうとする。カマキリ型テラーバイトを使用。ハーメルン大隊幹部の中で率いる部下が最も少ない。 最初はVSSEエージェントとラッシュと銃撃戦を繰り広げていたが、ラッシュがジャックと格闘技で襲い掛かろうと考え、VSSEエージェントがジャックをラッシュが隠れていた場所に銃撃で誘導される。そこからラッシュと格闘戦を繰り広げながら、VSSEエージェントと銃撃戦を行う。昔はアメリカ合衆国に愛国心と忠誠心を持っていたが、ラッシュの説得にも全く聞く耳を持たなかった。ラッシュとの格闘戦は有利に進めたが、VSSEエージェントの援護射撃により転倒。そこにラッシュのアッパーカットを受けて昏倒する。研究所にテラーバイトが無いことを知ったVSSEエージェントとラッシュに、空軍基地襲撃が始まっているのを告げ意識を失う。 格闘戦開始時 およびリザルト画面でゴングが鳴る。 フランク・マザーズ/Frank Mathers 声:郷里大輔 フルミッションモードチャプター7のボス。ハーメルン大隊幹部。 ジャック・マザーズ中尉の双子の弟で耳の特徴も同じ。グレゴリー個人への忠誠心が強い兄とは違い、ハーメルン大隊そのものに忠実であり、クーデターを起こした理由を、怒りを込めてラッシュに語っていた。またテラーバイトをテロリストに売ろうとしていた裏切り者のマーカスのことも「端金に目が眩み土壇場で裏切ったクズ野郎」と激しく非難している。 緑色の帽子にハーメルン大隊の部隊章が描かれた緑色のTシャツ、都市迷彩模様の半ズボンを着用していて、左目に眼帯を掛けており、首にPDAのような端末を下げている。両足にパワードスーツを装備しており、瞬間移動を可能としている。 大型レールガンで戦うが、脚部パワードスーツと合わせて電力消費が激しく、ダムの発電設備を利用して充電を行う。 最後はラッシュの度重なる攻撃で深手を負い、最後の力を振絞ってダムの爆破スイッチを押し、情報を記録したHDDを破壊。直後に発生した崩落に巻き込まれ戦死する。 グレゴリー・バローズ中佐/Lieutenant colonel,Gregory Barrows 声:江川央生 48歳。ステージ3-3で登場する最終ボス。ハーメルン大隊総隊長で、今回の一連の事件の首謀者。 目的のためならば全手段が正当化されると考えている権謀術数主義的な性格で、権限が低く冷遇されているハーメルン大隊の存在価値を示すために反旗を翻し、アメリカ合衆国壊滅を図った。 上半身裸で刺青を入れ、左目には不気味に光る赤い義眼を入れている。コロラド州の空軍基地の地下施設の最深部で待ち構えており、アメリカ全土の主要都市を爆撃すべくXA-60-Ex無人ステルス爆撃機を発進させていた。 大型拳銃のデザートイーグルを二丁拳銃で射撃する他、全てのテラーバイトを従え、部下共々銃撃してくる。しかし、VSSEエージェントとラッシュ率いるアメリカ軍の銃撃で部下達と全てのテラーバイトが全滅。本人も追い詰められ、地下施設の上層部の無人爆撃機制御用コンピュータがあるバルコニーに逃げ込み、そこに通じる階段を爆破した。だが、コロラド州兵が集合して自分達の身体で階段を作り、それを登ったVSSEエージェントに追撃される。 最終決戦ではバルコニーに備え付けられた2基のレーザー照射装置を使い自らも銃撃するが、VSSEエージェントに2基のレーザー照射装置が破壊された上に本人もVSSEエージェントの銃撃を受け散った。
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