ゴ集団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 10:06 UTC 版)
「仮面ライダークウガ (漫画)」の記事における「ゴ集団」の解説
ゴ・バダー・バ バッタ種怪人。人間体は右頬にタトゥーを入れ、後方に逆立った髪型、裸の上にジャンパーとマフラーを直にまとった姿の男性(テレビ版のズ・バヅー・バの人間体に似る)。 ゲリザキバス・ゲゲルで自ら課したのは「途中でバイクから降りることなく3日で99人」。バギブソンと呼ぶバイクを駆り、テレビ版のガリマが武器として用いてたものに似た双刃の大鎌で殺戮を行う。 警察や五代、ガリマの前で怪人体へ変身する際、テレビ版と同様に、仮面ライダー風の変身ポーズをとっているが、テレビ版と違って仮面ライダー1号の変身ポーズそのものになっている。端数となる人数を殺した後、五代とガリマを殺して得られる特別点をもってゲゲルを成功させようとするが、2人の共闘によって撃破された。 テレビ版における同人物については仮面ライダークウガ#ゴ集団を参照。 ゴ・ガメゴ・レ カメ種怪人。人間体は強靭な印象を与える点を除けばテレビ版同様、パナマ帽を被ったギャンブラー風の男。リントに時折現れる「英雄」の存在を敬っている。 ゲリザキバス・ゲゲルのルールは「カジノのポーカーで得た最高額チップの数だけ『鉄球』を使用する」。 片桐章馬のアギトやクウガと交戦するも圧倒するが、クウガの成長で戦いが面白くなることに期待して退却。駿河に人間体をマークされており、課しているルールにも薄々勘付いたことでカジノで遭遇しポーカー勝負を仕掛けられ、そこに片桐も現れ、それぞれの行動を賭けた三つ巴の勝負(+同行した翔一も参加)になり、駿河に持ち前の強運とセンスで大勝されたためゲゲルの中断を余儀なくされる。その後約束を一切守る気がない片桐と遭遇、軽蔑しながら交戦し、ゲゲルの中断中という名目を保ったまま瀕死に追いやる。 ゲゲルの邪魔者となる駿河を逆に尾行し襲撃。駿河が持ちかけた「決闘」に乗り、投石と神経断裂弾での射撃戦を行う。結果は痛み分けとなるが、受けた神経断裂弾をすかさず摘出して致命傷を回避して優位に立つも、リントの身で自分と渡り合う駿河のことを「英雄」たりうる存在として敬意を払い、それ以上の攻撃はせず警告に留める。 その後、成長を期待した目論見通り、サチの死がきっかけとなってライジングフォームに目覚めたクウガのキックに真っ向から打ち破られ、敗北する。 テレビ版における同人物については仮面ライダークウガ#ゴ・ガメゴ・レを参照。 ゴ・ジイノ・ダ イノシシ種怪人。人間体はコンビニで働く寡黙で冴えない壮年男性。 ゲリザキバス・ゲゲルの直前にコンビニのトイレに遺棄された赤ん坊を拾い、「アカ」と名付ける(なお、本名は「健人」)。その状況で課したルールは「アカを連れて守りながらゲゲルを進め、かつアカが泣いている間だけ殺戮を行い、4日で400人」。 神経断裂弾の短所を受けて開発された警察謹製の新兵器である日本刀を手にした駿河と対峙するが、刺叉で受けて容易くへし折る。その間にアカが泣き止んだため撤退し、その先でライブ帰りのさやかと遭遇。アカを泣かせてしまったため攻撃するが、はるかのアギトと交戦することとなり、優勢に進めるがアカがひきつけを起こしたことに気がついて退却。何事かはわからないが病気であると判断して病院を探して奔走した。 その後も順調にゲゲルを進めていき、アカの殺害も厭わなかった警察の再度の作戦、また怒りに燃える翔一と交戦する。駿河が持ち込んだ名刀「雷切」を渡された一条の斬撃で片手を失うが、それ以外は終始優勢のまま退却。残り3分で残り1人にまで迫ったところで、警察が見つけ出して連れてきていたアカの母親と遭遇。「アカを捨てた女」として軽蔑し最後の1人として殺害しようとするが、母親を見つけたアカが笑い始めてしまう。アカがあくまで母を求めることを認め、危険を顧みずに向かってきた母親に敬意を示しつつアカを渡し、ルールに従って最後の1人を殺すことなく時間切れで爆死した。 テレビ版における同人物については仮面ライダークウガ#ゴ・ジイノ・ダを参照。 ゴ・ブウロ・グ フクロウ種怪人。人間体はギョロ目でワシ鼻の青年。 飛行能力に加え、グロンギの中でもトップクラスの再生能力を持ち、物理的な拘束力を伴う煙を操り、怪人体の時は羽根を弾丸のように飛ばす攻撃を行う(テレビ版と違って吹き矢は使用しない)。「スマートに行く」ことが信条。バルバが倒れたため沢渡を拉致し、バルバを復活させたことでゲゲルを開始。 ゲリザキバス・ゲゲルの条件は「対象となるリントに一定時間『武器を与えて無抵抗で攻撃させる』『10分間逃げさせる』など、状況や相手に合わせた勝負を持ちかけ、それに失敗したら殺す」かつ「1回ごとに円周率の位に合わせた人数(3・1・4・1・5…)ピッタリの集団のみを選んで殺す」。 G3と一体となり制御する感覚を掴んだ一条に押され、撤退しようとしたところで、少し前までしばらく旅をしていた最中に目覚めていた青いクウガ(ライジングドラゴン)に超変身した五代に空中で追いつかれ、再生速度を上回る攻撃で撃破される。しかしまだ息があり背後から攻撃を仕掛けようとするが、はるかによって防がれてそのまま爆散した。 テレビ版における同人物については仮面ライダークウガ#ゴ・ブウロ・グを参照。
※この「ゴ集団」の解説は、「仮面ライダークウガ (漫画)」の解説の一部です。
「ゴ集団」を含む「仮面ライダークウガ (漫画)」の記事については、「仮面ライダークウガ (漫画)」の概要を参照ください。
- ゴ集団のページへのリンク